かって、K市民病院の脳神経外科病棟で働いていた時の
ボス、ガンマナイフ治療の権威小林先生が本を出されました。
先生が本を出されたのは新聞で知っていましたが、
先日、違う本を探していて、見つけ、買いました。
K市民病院で副院長もされていましたが、
定年で退職され、
今は名古屋K病院の放射線外科センター長をされてます。
ガンマナイフとは頭部専用の放射線治療機器。
1980年代に欧米を中心に広がって、
1990年東大病院に治験機として導入され、
翌年、最初の治療機としてK市民病院に導入されました。
今でこそ、全国にガンマナイフの装置は51台あるそうですが、
その当時は、東大とK市民病院の2台しかなかったので、
K市民病院には全国、いや外国からも
脳に腫瘍のある患者さんが入院してきていました。
私も移動で脳外病棟に配属された時、
なんて脳腫瘍の患者さんが多いんだろうと思ったぐらいです。
「がん」は日本人の死亡原因第1位で
3人に1人ががんで死亡している割合だと。
がんになる確立高いよね
我が家は4人家族。その内1人いや2人かも、がんで死ぬ
がんの三大治療として、
外科的手術、放射線、抗がん剤等の化学療法があり、
日本は今まで外科的手術が中心。
アメリカでは放射線治療が60~70%(日本は25%程度)。
先生は、手術中心の治療法を
もう少し見直す必要があるのではと書いておられます。
キュリー夫妻が発見したラジウムのガンマ線、
キュリー夫人自身が皮膚の治療に利用し、
放射線障害によって白血病でなくなったということからも、
(白血病でなくなったこと、この本で初めて知りました)
放射線障害をいかに最小に、
放射線の効果をいかに安全に引き出すかが・・・・・・・・
これは、手術でも抗がん剤の治療でも言える事。
それぞれに、メリットデメリットがある。
K市民病院の脳外で働いていた当時、
ガンマナイフ治療機は頭部しかありませんでした。
肺がんや肝臓がんの治療にも使えるといいなと思っていたら、
今では、ノバリスやトモセラピーという放射線治療機器があるそうです。
しかし、すべての疾患で使えるかといえば、適応があるようです。
まだ保険の適応のない疾患もあり、
そうすると高額な治療費がかかります。
先生が今勤務されている名古屋K病院では、
ガンマナイフとノバリス治療ができるようです。
将来、自分ががんになった時や身内ががんになった時、、
この本、読んでおくと参考になるかも・・・
「ガンマナイフ」
著 者:小林達也
出版社:平凡社新書
訪問看護職員交流会があった。
それが終わって、主人と待ち合わせ、
新栄の名演小劇場で「マルタのやさしい刺繍」を観た。
夫に先立たれて、意気消沈していた80歳のマルタ、
若かりし頃の夢を諦めず、夢の実現に向けて、
様々な困難に立ち向かう。
そんな彼女をサポートする友達も、
運転免許を取るために教習所へ通ったり、
コンピューター教室に通って、
インターネットでマルタのお店の商品を販売することを考案したり・・・・
2006年、スイスで製作され、
2007年にアカデミー賞の外国語映画賞スイス代表に選ばれ、
同年公開された
「ダ・ヴィンチ・コード」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」を抜いて、
スイス動員数No.1だったそう。
年を取るって悲しいことだと思っていたけど、
この映画を観て、
年を取っても希望や夢見ることを諦めず、
夢の実現に向かって努力もしなければならない。
そうすることで、生き甲斐や人生の喜びを見つけられる。
歳は関係ないんだと思った。
主役のシュテファニー・グラーザーは88歳だそう。
インタビューのなかで、
人が老いていくのは至極当然なことで逆らっても仕方がない。
「どんな状況であっても不満を抱かないで、いつも満足して生きる」
ということが人生においてはとても重要なんじゃないかと言っている。
とにかく元気の出る映画。
国際会議場の日本救急看護学会の
市民講座の大きなテーマ
“自分の「いのち」は自分で守る”
守れていない私ですが・・・・・・・・
生活習慣病のメタボリックシンドロームは
動脈硬化を引き起し、
脳梗塞、心筋梗塞、狭心症の原因になる怖~い病気
この判定基準は
必須項目が
腹囲。男性は85cm以上、女性が90cm以上
これは内臓脂肪面積が100c㎡以上に相当するそう。
内臓も肥満。
次のうち2つ以上該当(1つの場合は予備軍)
高血糖 空腹時血糖110mg/dl以上
高血圧 上が130mmHg以上かつ/または下が85mmHg以上
高脂血症 中性脂肪150mmHg/dl以上かつ/または
HDLコレステロール40mg/dl未満
(HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われ
血液中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役目があります)
家に帰って、腹囲を測ってみた。
「測るまでもないんじゃない」と聞こえてきそうだけど・・・・・
優に90は超えていた。
血圧や高脂血症の薬はのんでるし・・・・
Drから典型的なメタボとお墨付きだし。
このままいくと、終点は心臓病か脳血管障害か。
まずは一日230Kcal分のエネルギーを
食事や運動で減らすことを心がけて、
1か月1Kg(腹囲1cm分)減がリバウンドしにくい減量の目安とか。
230Kcalの目安は
早歩き24分歩く→100Kcal消費
自転車18分→100Kcal消費
ご飯(茶碗)1/2杯→40Kcal
「これならやれるでしょう」とモデルのような細い講師の先生。
その先に、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞が待っていると言われても
「わかっちゃいるけど、実行、継続は」・・・・・難しい!
自分の「いのち」を守るのは確かに自分だけど・・・・・・・
名古屋国際会議場の売店で、
面白い名古屋名物を見つけました。
「名古屋名物の天むすがどえりゃ~うまいせんべいになったがや!」
と書いてありました。
まだ食べてないので味はわかりませんが、美味しそう!
「どえりゃ~うみゃ~」と書いてありました。
この八丁味噌使用名古屋みそカツ、
どえりゃ~やしだがね!
カツじゃありゃせんが。魚肉のすり身だがね。
おまけに製造は広島県呉市だがね。
好みのはっきりしている次女にも美味しいと言わせたので、
許そう
どうですか、山口県出身の私でも、
この地方に25年も住むと名古屋弁上手でしょう。
書き終わって気付いた!
カツと言うと豚カツのイメージが強く、
カツ=豚と勘違い!
カツって小麦粉・とき卵・パン粉をつけて油で揚げた料理のこと。
だから、やしじゃなかった。ごめんなさい!株式会社すぐるさん。
ちなみにカツとは英語の「cutlet(カツレツ)」が略されたものだそうです。
しかし、魚や野菜類を揚げた料理は、カツと呼ばずフライと呼ぶのだとか
それに名古屋ではみそカツといったら中身は豚だがね。
やっぱりやしだがね!
そんなこと、どうでもいいがね
名古屋国際会議場で
堀川のそばにある国際会議場
日本救急看護学会学術集会の市民講座で
AED操作の体験ができるというので、
ADEを今でこそあちらこちらで見かけるようになったけど、
一度も触ったことのない私、
体験してみたいと思っていたので、チャンスとばかり出かけた。
先着50名だったけど、優にOKだった。
①意識の確認
②助けを呼んで
119番連絡してもらったり
近くにAEDがあれば持って来てもらったり
③呼吸確認
④呼吸がなけれ人工呼吸2回
あごを上げる
空気が逃げないよう、鼻をつまむ
口対口の人工呼吸
※有効に肺に空気が入ると胸が上下する
⑤30回の胸骨圧迫(心マッサージ)
乳首と乳首を結んだ線のまん中(胸骨の上)を
倒れている人の胸骨と圧迫する腕は垂直に、肘を曲げないように、
両手を重ねて、
胸が4~5cm沈む程度の強さで押す
⑥④⑤をしている間に他の人はAEDを操作
ふたを開け、
この時、大きな音が出るそうです。これは人を集め
協力を得るため
ビックリしないように!
パッドを倒れている人の向かって左と、向かって右の脇腹に貼る
倒れている人から離れ・・・・触れていると感電するよ!
音声に従い、スイッチを押す
⑦⑥後も意識、呼吸が戻らなければ
救急車が到着するまで救命処置を続ける
とにかく、AEDは音声に従って、操作すればいい。
体験してみて、チョッと自信がついた!