おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

橋下徹が支持されるわけ

2012年05月14日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス5度。風もなく穏やかな天気ですけど、ちょいと寒い。

日中は温かくなるのでしょうけど、とりあえず、ほやほや薪を燃やしておりまする。

北海道民、寒いのも、暑いのも苦手。どっちにも、たいした辛抱強い本州の皆さんとは、エライ違いなのでござる。

写真は、いまもごっちゃりと雪を頂く羊蹄山。今年はこの時季にしてはなんだか雪が多いです。

さて、

5月17日号の週刊文春「あなたは橋下徹総理を支持しますか?」がなかなか興味深い。

文春読者アンケートってことで、橋本総理の支持率は63%だそうな。高い数字に世間の期待感が、パンパンじゃ。

この企画の中では、識者13人にも話を聞いておるのですが、堺屋太一さんの回答がしっかり的を射ておる。

知らない人のために紹介すると、堺屋さんは作家にして評論家、おまけに元官僚にして、いまは橋下ブレーンのひとりなのじゃ。

曰く「総理の仕事は、この国の行先を決めることです。政治主導というのはタクシーのようなもので、政治家が行先を決めて、官僚が運転する。ところが、鳩山総理も菅総理も自分で運転席に座ったが、経験や技量がないから、大事故を起こしてしまった。」

「それを見た野田総理は一切を放棄、路線バスにしてしまった。それは、官僚が決めた路線、つまり増税と規制に走る。野田さんは後ろを向いて仲間と世間話をしているだけなのです。官僚は自分たちに都合のいいデータしか出しません。財務省なら『増税必要』の材料だけです」

ここに現在のニッポンの政治状況が集約されておるとは思いませんか?

この堺屋さんや古賀茂明さんも、元官僚でござる。しかもたいそう優秀な官僚でござる。

こうした優秀な官僚の手綱を取って、しっかり国の進むべきを指し示すのがそもそも政治家というものじゃ。

だけど実態はというと、単なる路線バスの乗客に過ぎない野田どじょう。

ご本人はどう思っておるか知らないけれど、官僚に操られるパペットではなくて、官僚に騙されてるパーなペットなのじゃ。

橋本人気、上がるわけじゃ、トホホな国ですこと、、、