午前7時の気温は、プラス11度。深夜か明け方に雨が降ったのでしょう。
デッキや道路が濡れておりまする。
写真は、過日届いた薪でござる。お安い薪は、作業することが多くてしんどいです。
今年はダンプ1台分ですからいいようなもんですけどね。これで1万5000円。1冬分には少し足りない量でござる。
話は変わりますが、体調不良で風邪っぴきのおぢとハニーさん、いまだに治っておりませぬ。
おぢはそこそこの回復ですけど、ハニーさんは咳が出てきたりして。
きょうは、「母親の畑の作業を手伝いに行く」と言ってますけど、どうやらムリ。
きょう一日、ゆっくり休んでほしいけど…
さて、
きのうの報道ステーション、観ましたぁ? フクシマ4号機がいきなりの特集でござった。
4号機の建屋はボロッボロ。この建屋の5階にプールがあって、ここに1500本の使用済燃料がある。
これが毎日のように続く余震やらで崩壊すると、ヒロシマ原爆5000発分のセシウムやらが首都圏に放出される。
「東日本」は、人の住めないところになりまする。
「何十キロも配管があって、全部仮設なので、頑丈ではない。下の方から水がもれたら…」とは作業員の話だ。
東電がどう強弁しても、こんなボロボロの4号機が安全とは到底思えませぬ。
燃料棒を覆っておる被服管、温度の上昇よって破損する可能性があると、実験でわかっちゃった。かなりヤバイです。
フクシマ第一原発の危機、依然として続いているのでござる。
6月2日号の週刊現代古賀茂明さんの「官々諤々」は、「本当のワルを見逃すな」として、東電ばかり叩いておるけれど、本当のワルこそ、経産省などの役所だとしておる。
東電社員は、給料の2割カットなど厳しい状況だが、「経産省の当時の事務次官、資源エネルギー庁長官、原子力安全・保安院長はの3人は、割増し退職金をもらって早々と経産省を逃げ出した」そうな。
東電の経営者も刑事責任も問われず、事故の一方の責任者である官僚も逮捕もされず、退職金の上積みで辞めるってどういうことよ?
さらに、東電の「国有化」は、世間向けの言葉に過ぎなくて「ようするに東電は『経産省のもの』になるのだ」そうな。
すでに「原子力損害賠償支援機構にポストを確保した経産省は、禁じ手の『規制対象』の利権、しかも子会社も含めたすべての利権を手に入れる」のだそうな。
いやはや、経産省、確かに本当のワル。今回の事故のA級戦犯は、無傷どころか焼け太りする始末でござる。
こんなもんを放置しておく社会、どこか、おかしい。どなたかが言っておりましたけど、世界では「原子力マフィア」というのだそうな。
「原子力ムラ」なんぞとぬるいことでは本質を見失う。どもこもならんです。