おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

家庭用電気が利益の9割

2012年05月24日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス9度。晴れの良い天気でござる。

たいそう気持ちがよい朝のはずですが、ハニーさんは朝方からのどの痛みを訴えておる。おぢも体調はいまいち。

そんなことで、二人とも体調があまりよろしくない。困ったなぁ、、、

困ったといえば、円高、株安でござる。

1ユーロは、再び100円を割ってきておる。でもここは見方を変えればチャンスゆえ、来るべき旅行に備えて、少しばかり円をユーロに替えようと、ご当地の銀行に行きました。

そしたら、なんとご当地で両替できるのは、米ドル、豪ドル、香港ドルの3通貨だそうな。

豪州や香港からの観光客が多いからねぇ。

田舎だけれど国際都市ってことで、ユーロも両替してほしいけど、いささか残念でござった。

次回札幌行ったときに両替するしかありませぬ。ぐやぢぃですぅ~

さて、

東京渋谷で、53歳の新聞配達員が刺された事件、埼玉県に住む男が逮捕されたそうな。

監視カメラの威力でござる。この男、32歳で会社をリストラになって、アルバイトだったそうな。

それにしても、バッグの中にサバイバルナイフを忍ばせておるって、どうよ。

我がニッポン国、不景気、リストラ、円高、株安とさっぱり元気に前向きになる気配がござりませぬ。

そんな中、人の気持ちが、ずんずん、ささくれ立ってきておるようじゃ。怖いです。

そういえばTBS「朝ズバッ!」で放映しておったけど、中学生が小学生を脅して泣かせる映像がユーチューブに掲載されておったとか。

イジメや恐喝は、古今東西を問わず、あることではありますが、この様子を録画して公開するって心情が、なんともやりきれない。

人を嘲笑して面白がる、まことに嫌な風潮に寒気がいたしまする。 

ところで、

きのう東電の値上げを検証する有識者会議「電気料金審査専門委員会」が開かれたそうな。

そこで分かったのは、東電の利益の9割がなんと家庭用電気料金だったということ。

東京電力管内といえば、ニッポンを代表する企業がごっちゃり。なのになんで一般家庭の電気による利益が9割も占めるのか。

ようは、大口の電気が自由化されているにもかかわらず、家庭用電力が地域独占されているためってこと。

家庭用電気が自由化されていないためでござる。

いずれにせよ、発送電の分離、新規参入を促す電力の自由化が早急に求められる。

だけど、枝野経産大臣は、東電に対し「さらに情報公開を求める」などとまるで他人事でござる。

東電を破たん処理せずに存続させて、銀行の債務カットもしなかったのは、どこのどいつじゃ。

じゃぶじゃぶに血税をつぎ込んで、なおかつ情報公開も充分でない現状は、野田やら枝野やらが招いたことではないのかね。

しかも今回の東電の値上げは、「オール電化狙い撃ち」だそうな。

夜間電力の値上げ幅は、一般家庭の電気料金値上げと比較してかなり大きい。

「リスクは分散して避ける」ってことでいうなら、なにもかにも電気に頼るオール電化など、愚の骨頂と申せましょう。

実際、「朝ズバッ!」によると、オール電化離れも進んでおるそうな。

電気を選べない古色蒼然としたニッポンのシステム、早くなんとかしてもらわんことには、おぢも気持ちもだんだんささくれ立ってくる。

円高、株安に加えて電力の自由化、なんとかせんかい、二千回!! と思う体調不良の朝なのでござる。