晴れの爽やかな朝でござる。本来なら、気持ちがよろしいはずですが、「大飯再稼動」が現実味を帯びて、まことに不快な朝でござる。
国の一方的な判断で、大飯原発は再稼動へ向けてまっしぐらでござる。
仮に再稼働するにしても、ものには順序というもんがある。
(1)噴飯モノの規制庁から、世界基準の規制庁の設立。
(2)国会やらに設立されたフクシマ事故調査委員会の結論が出てから。
(3)フクシマ事故の教訓から「ベント」「免震棟」など常識的設備を大飯原発に設置してから。
(4)ニッポン国の今後のエネルギー政策をしっかり示してから。
これなら、再稼動も「やむを得ない」との声が、ニッポンはもとより世界各国からもでるだろう。
ところが、何もかも準備が整っていないままの見切り発車でござる。
国民の3割に満たない人しか指示しておらん醜いヒキガエルが「私の政治判断で再稼動」とは…
まことに恥知らずでござる。
そのサンプルが、当該おおい町の時岡町長。こちらも、なんとも恥知らず。
いま息子が継いでおる鉄工会社「日新工機」は、この時岡町長が創業したそうな。
でもってこの会社、原発関連の工事を8年間で4億6800万円分受注しておるそうな。
しかも、関電からの直接受注は3億円を超えるそうな。
そりゃ再稼動賛成に違いない。これぞまさに「原発マフィア」。
おおい町は、町長を筆頭に原発マネーでグチャグチャってこと。ありゃりゃなことじゃ。
もう一度、フクシマの悲劇を繰り返さないと、この国は目覚めないのでしょうか。
あまりに情けない!!