おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「大飯」見切り発車のデタラメ

2012年05月31日 | Weblog

晴れの爽やかな朝でござる。本来なら、気持ちがよろしいはずですが、「大飯再稼動」が現実味を帯びて、まことに不快な朝でござる。

国の一方的な判断で、大飯原発は再稼動へ向けてまっしぐらでござる。

仮に再稼働するにしても、ものには順序というもんがある。

(1)噴飯モノの規制庁から、世界基準の規制庁の設立。

(2)国会やらに設立されたフクシマ事故調査委員会の結論が出てから。

(3)フクシマ事故の教訓から「ベント」「免震棟」など常識的設備を大飯原発に設置してから。

(4)ニッポン国の今後のエネルギー政策をしっかり示してから。

これなら、再稼動も「やむを得ない」との声が、ニッポンはもとより世界各国からもでるだろう。

ところが、何もかも準備が整っていないままの見切り発車でござる。

国民の3割に満たない人しか指示しておらん醜いヒキガエルが「私の政治判断で再稼動」とは…

まことに恥知らずでござる。

そのサンプルが、当該おおい町の時岡町長。こちらも、なんとも恥知らず。

いま息子が継いでおる鉄工会社「日新工機」は、この時岡町長が創業したそうな。

でもってこの会社、原発関連の工事を8年間で4億6800万円分受注しておるそうな。

しかも、関電からの直接受注は3億円を超えるそうな。

そりゃ再稼動賛成に違いない。これぞまさに「原発マフィア」。

おおい町は、町長を筆頭に原発マネーでグチャグチャってこと。ありゃりゃなことじゃ。

もう一度、フクシマの悲劇を繰り返さないと、この国は目覚めないのでしょうか。

あまりに情けない!!