おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「老人と鳥」

2012年05月15日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス9度。どんより曇り空ですが、温かでござる。

今朝は、ニャンの「ぎゃぁ!!」という鳴き声で目が覚めましたです。小鳥のさえずりとはエライ違いなのじゃ。プンプン!!

どこぞの雄ネコがやって来て、我が家のニャンとケンカでもしたのかしらんと、外に出てみましたけど、1匹が行方不明。

どこへ行ったのか? と思ったら、いましがた戻ってきましたです。

で、見ておったら、その戻ってきた1匹がまたもお出かけ。そのあとに、4匹がぞろぞろ続いて道路を歩いていく。

どこへ何しに行くのか、我が家のニャン。車に轢かれないといいのですが…

お隣の桜、早くも散り始めました。あっという間に咲いて、あっという間に散る桜、やっぱ好きになれませんです。

どんな花でも、しぶとく長い間咲いてるのが、よろしいかと…

きのうは、ようやく車のタイヤ交換をいたしましたです。ご当地の恒例、スタッドレスから夏タイヤへの交換。

お金はないけど、時間だけはたっぷりありますゆえ、自力でするのでござる。

ではありますが、なんだか作業中に目まいがしたりして… 歳ですか?

今週号の週刊文春「私の読書日記」は、俳優の山崎努さんが書いておる。

最後にこうありましたです。

「歳をとるとどうしても『頻尿』になる。赤瀬川は、町でトイレを見かけたら『まだ大丈夫』でも、『後悔しないように』必ず用を足すことにしているという。鳥は空を飛ぶために身を軽くしておかないといけない。だから少しでも溜まると飛行しながら排泄しているらしい。老人は、鳥に近づいているのだ、と思っておけばいいのだそうだ。」

なるほど、おぢも日中は頻尿かしらん。とにもかくにも、ジャンジャントイレに行く。ハニーさんの10倍は行きまする。

ただし、就寝してからは、めったにトイレには起きない。ほぼ毎日、朝までぐっすりでござる。

この場合の「赤瀬川」とは、作家で随想家の赤瀬川原平さんでござろうか。「老人力」はたいそうなベストセラーでござった。

ってことで、かつては「老人と海」でしたけど、いまや「老人は鳥」ですか…

さて、

政府はきのう今夏の節電対策を正式発表だそうな。ようは経産官僚がエンピツ舐め舐めつくった節電目標でござる。

で、北海道は7%の節電目標だそうな。原発をなんとか動かしたい、北海道、関西、九州の節電比率がたいそう高い… と勝手に思う。

原発をどうしても動かしたい経産官僚の思惑が透けて見える気がしまする。

東電は、7800億円の赤字だそうな。この先どんだけ血税をつぎ込むことになるのか。クラクラいたします。

一方、トットと破たん処理したJALは、2期連続の最高益で、今秋にも東証へ再上場だそうな。

東電を破たん処理すれば、国費もつぎ込まずに済むという。再建も早い。

なのにずるずる事実上の国営化で引っ張るのが経産省。

国のエネルギー政策をどうするかも決めず、原発を監視するはずの新組織も見通したたず、ただただこれまで通りの原発再稼動を画策する官僚さま。

奴らにすっかり任せっきりの野田政権、あっちも、こっちもメチャクチャでござる。

きのうのテレビ朝日「TVタックル」でも東北福祉大教授の福岡政行さんが、消費増税しようとする弟子だった野田どじょうに「破門だ!!と伝えておいてくれ!!」と怒り心頭でのたまっておった。

この不景気に大増税だも、そりゃ怒る。なにせ、総理とは名ばかり、路線バスの乗客だもねぇ。

だけど、NHKの世論調査では29%もの支持率だそうな。

こんな高い支持率あるなんて、ホンマかいな? ちゃんと調査しているのか? どじょうならぬ、デブった醜いヒキガエルの野田、TVで観るたびにずんずん腹が立ってくる。

「マニフェストにないので、ごめんなさいと謝っています。アイム・ソーリ(総理)」のダジャレには、国民こぞってドン引き、口あんぐり。

おバカを通りこして、カスじゃ!!

きょうの写真は、小樽市手宮の博物館にあるSL静御前でござる。いまも現役、ちゃんと動くのだそうな。

このSLが現役で動いていた開拓使の時代から幾星霜、ニッポン国は、当時と同じでござる。あいも変わらぬ官僚支配で、国が動いておるのだけは間違いない。