おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

バブルの再来なるか?

2013年05月12日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス4度、雨上がりの静かな朝でござる。

昨夜は、ざあざあと凄い雨降りでした。おかげさんで雪解けが一気に進み、我が家の周りに残った雪もあとわずかでござる。

とはいえ、ご当地では桜の開花までまだ1週間もあるのです。

とんでもない遅い春なのでござる。

ところで、

イギリスで開かれておったG7、日米欧など7か国の財務相・中央銀行総裁会議が閉幕したそうな。

円安への批判が気になることろでしたが、批判的な意見はなかったそうな。

ようは、あまりに長く続いておるニッポンのデフレと、これまでの異常な円高を、それぞれ「是正する過程」と、先進諸国はみてくれたってことらしい。

これまでの1米ドル=70円台なんてのが、とんでもない異常事態だったってこと。

1ドル=100円台は、ようやく本来の姿に戻ってきたに過ぎませぬ。

結果として、おぢの外貨預金は3割超も増えて思惑通り。この先、まだしばらくじゃんじゃん増えることになってます。

というのも、1米ドルがようやく101円をつけたことで、この先は08年の110円67銭、07年の124円14銭が目標となるためじゃ。

これから、さらに1~2割円安が進む可能性がある!! ってこと。

10日のニューヨーク外国為替市場でも、円売り・ドル買いの勢いが一段と加速。円は一時1ドル=101円98銭と08年10月以来、約4年7カ月ぶりの安値だそうな。

ようは1ドル=102円が目前なのでござる。

そんなことで、円安の流れが止まる気配はどこにもありませぬ。

株高も、たぶん若干の調整を挟みながら、右肩上がりが継続するに違いない。

まさに、いけいけドンドン状態でござる。

このまま、多少のバブル傾向に進むと、もっとよろしいことになる。

株が上がれば、年金財政も安定し、年寄りも若い人も、年金に関する不安が縮小します。

いつも書いてますけど、バブルは資本主義の宿命でござる。資本主義はどうしても行き過ぎる。

しかも、上へも行き過ぎることがあれば、下にも行き過ぎる。そこは冷静に受け止めて、対処するのがよろしい。

 この20年、我がニッポン国は、なにもかにも下に行き過ぎておったです。

いまは、ようやく本来の形に戻る過程に過ぎませぬ。

さしあたりは、しばらく調整してもおかしくない東京証券取引所が、どうやら少し行き過ぎじゃ。

こういうこともあるのが鉄火場の鉄火場たるゆえんでござる。

困るのは、前回のバブル崩壊時のような「急激な金融引き締め」なのじゃ。

先のバブル崩壊は、当時の日銀総裁・三重野を筆頭とするアンポンタンが招いた歴史に残る大失策でござる。

ジャンジャン流れる水道の蛇口を一気に閉めてしまったからバブルは崩壊したのです。

悪名高い土地の「総量規制」と、公定歩合の急激な引き上げが引き金となり、バブルが崩壊したのでござった。

今回、もしバブルになったなら、ゆっくり、徐々に金利を上げるなどして、ソフトランディングさせればよい話なのでござる。

いまの中国はここに学んでおる。

そんなことで、20代、30代の不景気しか知らないニッポンの世代が、生まれて初めて好景気を実感する日もそう遠くはありません。

おぢたち中高年も、老後を楽しく過ごすため、おカネを増やす最後のチャンス到来なのじゃ。

トットと儲けて、欲を出さずにサッサと逃げを打つのです。

若い皆さんも、中高年の皆さんも、そこらあたりヨロピクなのだったら、なのだ!!