おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

豪ドルから米ドルへシフト

2013年05月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス8度。空は曇っておりますが、こうしてパソコンの前に座っていても、小鳥のさえずりがあちこちから聞こえてきて、まことに清々しい。

山の中にもようやく本格的な春の訪れでござる。

きのうは札幌でこの春初めて最高気温が20度を超えるなど、暖かな一日となりました。

函館五稜郭公園の桜も満開、札幌円山公園でもお花見だそうです。

北海道は、いよいよ一年で一番いい季節を迎えようとしておりまする。

写真は我が家のシーリングライト。

きのう電気屋さんが来て、計3か所のシーリングライトを従来の蛍光灯タイプからLED電球に交換いたしました。

天井扇を省エネ品に交換し、主な照明をすべてLED化。これで我が家で頻繁に使用する主な照明は、全てLED化いたしましたです。

そんなことで、秋には1割近い値上げとなる電気代ですけど、いまからどの程度減らせるのか、今月末と来月の電気代に大注目なのでござる。

冷蔵庫を取り替えて3割減った電気代、さらに天井扇の交換でどれくらい減るのか、主な照明のLED化でどうなるか、たいしたお楽しみというわけでござる。

さて、

ここんとこ、豪ドルの雲行きが怪しいことになってます。

去年1月の1豪ドル=76円台を底に、つい先日まで、ガンガン円安が進んでおりましたが、ここへきて足踏み状態から円高へ振れるなど、一本調子の円安に歯止めがかかってます。

米ドルが102円台に乗せたというのに、豪ドルが100円台でウロウロしておって、一体全体どうしたんだろ? 

と思っていたら、ちゃんと理由がありました。

世界的な資源価格の下落でござる。

オーストラリアが豊かな国、ラッキーカントリーといわれるのは、とにもかくにも資源国だから。

石炭その他の資源を、中国やニッポンにごっちゃり輸出して稼いできた。

だからオーストラリアは豊かでした。

ところがその石炭の市況がここんとこ悪いのだそうな。

それもこれも、どうやらアメリカのシェールガス革命のおかげだそうな。

シェールガスがジャンジャン採掘されることで燃料価格が下がり、これに連動して、石炭の価格が下がってきておる。

資源輸出で潤ってきたオーストラリアの景気に陰りが見えてきておるらしい。

そこで、豪ドルが足踏みしておる。

そんなことで、これまで豪ドル一辺倒だったおぢの外貨預金は、1米ドル=102円半ばだったきのう、そのほとんどを米ドルへシフトいたしました。

豪ドル定期預金を解約、豪ドル普通預金にし、これを米ドル普通預金にしたのです。

大きな流れとしては資源安、直接のきっかけはきのうの安倍総理の記者会見。

「第3の矢」発表で、さらに円安加速と見たのです。

今朝はすでに1米ドル=103円に乗せており、とりあえずは大正解。この先1ドル=110円に向かう流れは止まらんのでしょう。

…ってことで、豪ドルにすっかり見切りをつけたのです。

定期預金が、金利と為替であっという間に3割も増えたわけで、豪ドルにはまことに感謝感激でござるが、すっかり見切ったのです。

長い間お世話になった糟糠の妻を捨てて、若いねーちゃんと結婚する気分ですけど、おカネは命から2番目ゆえ、これだけはしょうがない。

チョー目先、おぢの判断は大正解のようですけど、果たしてこの先どうなるのか???