おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「行政に管理能力はない」By井上

2015年06月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

予報では今日も終日曇り空のお天気でござる。

きのうも終日曇りの予報でしたが、実際にはピカピカに晴れたいい一日でしたので、天気予報もあんまり信用できません。

「一つの目安」程度に考えるのがよろしいのでしょうな。

ところで、毎朝拝見しておるNHK朝ドラ「まれ」。

いいねぇ~、なんといっても主役のまれのキャラクター設定がいい。

うぶで無垢な設定が、なんともいえません。

これを土屋太鳳さんが好演しております。

個人的には、まれの先輩パティシエを演じる柊子(しゅうこ)さんに大注目しております。

ヒール役の女優さんは大成することになっておるね。

古いところでは、松坂慶子さんがブレイクしたのはテレビドラマ「おくさまは18歳」でヒール役を演じてからでした。

作詞もするという柊子さん、個人的に大注目じゃ!!

さて、

漏れた年金が125万件だそうです。

2007年社会保険庁のずさんな管理が明るみに出て、安倍政権崩壊の引き金になったのは記憶に新しい。

そして社会保険庁は解体され、日本年金機構にリニューアルされた。

「ずさんな管理の実態」は相も変わらずってことで、実際には「看板が架け替えられた」だけなのでござった。

いかにもお役人さまのやりそうなことでござる。

年金が漏れるのも困るけど、それよりはるかに怖いのは、これから導入されようとしておる「マイナンバー制度」でござる。

6月18日号の週刊文春は「信用ゼロ マイナンバー制度は即刻中止せよ!」と手厳しい。

この中でITジャーナリストの井上トシユキ氏は「行政に管理能力はない」と批判しておる。

「そもそもネット上のパスワードを月に一回は変えましょうという時代に、一生同じ番号であらゆる個人情報を管理するなんて、時代に逆行している」とまことにごもっともだ。

さらに「制度の構想を始めた20年前ならまだしも、いまではマイナンバー制度は時代錯誤の制度ですよ」だそうな。

実際「1936年にいち早く『社会保障番号』を導入したアメリカでは、ネットによって他人の社会保障番号の取得が容易になり、なりすましによる税の不正還付や社会保障番号の売買が急増し、社会問題になっている」そうな。

また「カナダでは社会保険番号を民間利用していましたが、現在では税と社会保障のみに制限されています。紛失の危険もあるので、番号を記載したカードの発行も中止」したそうです。

マイナンバー、個人情報を一元管理するわけで、管理する側には確かに便利か知らんけど、これが漏れると被害は年金の比ではございません。

そしてこの先、「行政に管理能力はない」ゆえ、マイナンバーが確実に漏れる「大事件」が発生することでしょう。

以前の「国民総背番号制」は潰れたけれど、いつの間にかマイナンバーという名前で復活した。

お役人さまはヤバイもんを導入してくれるもんですわ!!