おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

電力会社の燃料費が減ってる!!

2015年06月03日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

曇り空の朝でござる。

きょうは午後3時ごろから雨の予報、明日も雨だ。

そんなことで、きのう薪割りしたあとは、薪割り機などを片づけたのです。

都会に住んでおるときは、その日の天気だけチェックしましたけど、田舎暮らしでは翌日以降のお天気も気になる。

外で作業することが多いためでしょうかね。

それにしても、きのう日中は暑かった。

薪割り作業中、体感温度は30度以上でジャブジャブ汗もかいたし水も呑んだ。

「6月も初旬というのに、こんなに暑くてこの先どうなるんだろ?」ってなことを、ここんとこ毎年書いておるような気がいたします。

やっぱ温暖化かねぇ、、、

ところで、

電力会社の燃料費がジャンジャン安くなってきておるそうな。

石油とLNGの輸入価格が下落したためという。

我が北海道電力は、電力10社の中では最も削減幅が大きく、半年間で2.65円も下がったという。

月間300KWhの電力を使う標準的な家庭の場合で、月額500円以上の削減になるそうだ。

なのに「電気料金値下げ」の話などさっぱり聞こえてこない。

市場原理が働かない地域独占の現行の電気システム、「値下げ圧力」ってもんがないに等しい。

燃料費高騰という都合により、電気料金が値上げされたわけだけど、燃料費が下がったのに「知らぬ顔の半兵衛」を決め込むってどうよ?

電力自由化の前年というのに、これではどもこもならん。

っていうか、いまのうちに「稼いでおけ」ってことだろか?

これを世間では〝ぼったくり〟と申します。

そんな中、長崎県ではゴルフ場跡地に巨大メガソーラー発電所が完成したそうな。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1506/01/news047.html

ゴルフコースの地形に合わせ、5万枚のパネルを並べておる。

年間の発電量は一般家庭3500世帯分を見込んでおり、年間4100トンのCO2削減効果があるという。

ゴルフ場の跡地利用なら、土地代などのコストも安くなる。

原油価格、LNG価格に左右されない発電システムは、電気料金の値下げに寄与するし、温暖化を抑える効果も期待できる

そして、天候に左右されるこうした太陽光発電を、ヨーロッパ各国のように安定供給できる方策を、ニッポンでもトットと確立しないといけません。

なにせヨーロッパではこの不安定とされる太陽光や風力発電が総発電量の半分を占めておるのです。

「不安定な再生エネルギーは22~24%が限界」と、大々的にプロパガンダする経産省の大ウソには気を付けないといけません。

なにせ、いまになってもなお「原発はコストが安い」と大ウソこいてるのが経産省だ。

そんな中、ドイツの太陽光発電事業者が九州五島列島にある、宇久島(長崎県佐世保市)という離島に、出力475MWのメガソーラーを建設するそうな

計画したのはドイツの太陽光発電事業者「フォトヴォルト・デヴェロップメント・パートナーズ」

同社はドイツやイタリア、スペインに13のメガソーラーを建設した実績のある企業で、海底ケーブルを敷設し、九電に売電するのだそうだ。

ニッポン国内では、ほかに5か所のメガソーラーを建設する計画だ。

電気の完全自由化を前に、あれこれ大規模な再生可能エネルギーによる発電が登場してくるのです。

政府や経産省の思惑はともかく、古臭くて危険極まりない原発におさらば出来る環境は、ずんずん整ってきておるのです。

なんだか楽しくなってきませんか?