おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

心配される不況下の物価高

2015年06月25日 | Weblog

 

午前8時の気温はプラス16度。

今朝もどんよりした曇り空のお天気でござる。

寒いし、湿っぽいしどっからどう見ても梅雨だなぁ、、、

気が滅入ります。

そんな昨夜は水曜日恒例のズンバ。

じゃぶじゃぶ汗を流しましたら気分も爽快に。

休肝日でしたけど、ビール呑んで就寝いたしました。

しばらく諸般の事情でお休みしてましたので、今朝は筋肉痛でござる。

60歳を過ぎて、スンバはけっこう厳しいことになってます。

でもガバルぅ~

さて、

株価が好調でござる。

なんでも日経平均は2000年のITバブルを超えたというからまことにけっこう。

しかし、見方を変えると、この20年ニッポンの株価はトンデモナイ異常事態だったともいえる。

なにせ、あのバブル時(1980年代)の38,957円をいまだに超えないどころか、ようやくその半分を超えたばかりいうから酷いものなのです。

この間アメリカの株価はというと、1980年にダウ平均は963ドルでしたけど、その後はリーマンショックなどもあったけど、見事な右肩上がり。

2015年の今年は18100ドルを付けており、この間延々と右肩上がりが続いておるのです。

バブルを超えられなかった日本経済、極めて異常だったということだ。

そういう意味ではまことに結構なITバブル超えなのでござる。

とはいえ、今週号の週刊現代、作家で、カリスマファンドマネージャーの藤原敬之さんのコーナー「カネ学入門」はこう書いておる。

「確かに企業収益は回復を見せて株価も上がり、大企業による賃上げも広範囲に実現しました。しかし、それが内需拡大に結び付かないことに総裁(黒田日銀総裁)は違和感と危機感を持っているのだと思います」と書いておる。

ようは株は高いけど、〝円安によるデフレ脱却→景気回復〟という黒田日銀総裁のシナリオが思ったようになっていないとか。

日本の産業経済構造は、黒田総裁が考えていた以上に「弱体化」していると藤原さんは指摘しておるのです。

この間、円安によって株価の上がった企業の現実についてこう書いておる。

「円安が企業収益に貢献したのは、主に海外子会社からの配当が円換算で膨らんだからというのが現実です」

そんなことですかから、ITバブル超えの株価に浮かれておる場合ではないということらしい。

「為替相場で今の日本が『弱い国』とされて急激な円安になり、日本国債も売られてしまうと、不況の物価高になる最悪の事態を招く可能性があります」と指摘しておる。

我がニッポン国、どうやら、ありゃりゃなことになっておるらしい。

ボーッと浮かれておるばかりでは、この先ヤバイことになる可能性もあるということらしいです。

なんだかなぁ、、、