午前6時の気温はプラス14度。
雨は上がっておりますが、今にもまた降りだしそうなお天気でござる。
予報ではこのあと晴れのお天気だそうですけど、にわかには信じがたい。
まもなく7月というのに、パッとしないお天気が続いておりまする。
さて、
週刊文春7月2日号、適菜収さんの「今週のバカ」は「安保法制論議が暴き出した日本の危機」と題して、安倍批判をしておる。
作家で哲学者の適菜収さんは「私は改憲派だし、集団的自衛権自体を否定するつもりはないが」としたうえで、「正式な手続きを踏まず解釈で憲法の根幹を揺るがすのは一種のクーデターであり、国体に対する攻撃と見做すべきだ。本来なら、保守や改憲派がもっと政権を批判しなくてはいけないのですが…」としておる。
まことにごもっともだ。
保守と呼ばれる皆さんは、一体全体何しておるんだろ?
国の根幹をなす憲法を、ムチャクチャ踏みにじる安倍政権を批判しないでどうすんの。
クーデターなんぞ許していいのかね???
適菜さんも指摘し、おぢも書いたけど、弁護士の高村副総裁が持ち出した「砂川事件の最高裁判決」は「米軍の日本駐留の合憲性」であり、集団的自衛権などそもそも争点にもなっておらんのです。
ここで砂川判決を持ち出すこと自体、「ムリじゃん!」って話なのだ。
適菜さんは「護憲派だろうが改憲派だろうが、保守だろうが革新だろうが、どの立場から見ようが、今、安倍政権がやっていることは国を運営する手続きの誤魔化しです」ときっぱり述べておる。
そしてこう続けておる。
「昨年、安倍はテレビ番組に出演し、『私はお国のために死ねる。〇か×か?』という質問に△のパネルを挙げていた。一般人なら許されるが、安倍は自衛隊の最高指揮官であり、部下を戦地に送り込む立場である。これでは自衛隊員は死んでも浮かばれない」
TV番組とは「たかじんのそこまで言って委員会 安倍総理出演SP」だそうな。
右寄りの皆さんがずらり揃った番組ってことで、気を許したのか安倍総理、すっかり本音で△を挙げるという呆れた所業でござる。
一国の総理が国のために死ぬ覚悟もないくせに、自衛隊員を死ぬかもしれない戦地に送り込もうという情けないトップでいいのか?この国は…
ウソでも「お国のために死ぬ」ってキッパリ言うのが総理って立場だろう。
まことに情けない、恥知らずのお坊ちゃまだわ!!
そして、今週のバカは最後にこう締めくくっておる。
「卑劣な汚い国になってしまいましたね。『美しい国、日本』『品格ある国家』?一体なんの冗談なのか」
ごもっとも!!
国のために命を捨てる覚悟もない恥知らずの総理を、このまま自衛隊の最高指揮官にしておいて、隊員を戦場に送っていいと思ってるんだろなぁ、ニッポン国民は。
なにせこの内閣の支持率、まだ4割近くもあるんだもねぇ。
ありゃりゃな国だこと!!