おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「一生派遣」ってどうよ?

2015年06月14日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度、雨上がり。

西の空は曇っておるのでこの先も良い天気は見込めませんが、北と東の空が晴れて明るいことになってます。

小鳥のさえずりもあちこちから聞こえて、清々しい朝でござる。

さて、

一度派遣社員というものになったら、どうやらこの先「一生派遣」になるという派遣法の改正案が成立しかねないってことで、おぢはたいした危惧しております。

こんな法案が通ると、若い皆さんの格差がさらに広がることが予想される。

この国はいよいよアメリカ、中国並みの格差社会になるんじゃないかと暗澹とした気分だわ。

あの1970年代、国民こぞって「我が家は中流」と思っておったころが懐かしい。

「一億総中流」などと揶揄する声もありましたけど、かつてのニッポンは格差の少ない、けっこういい社会だったのです。

それは東西冷戦がもたらした副産物でもあった。

ようは東側の共産政権に対抗するため、資本主義国も「平等」ってモンをなんとはなし意識しておった結果でござった。

ところがソビエトの崩壊に伴って、東西冷戦構造は崩壊し、資本主義が世界を席巻するようになって、やりたい放題。

派遣社員なんて発想も、冷戦崩壊以降ニッポンに上陸しておる。

それでも社員への道があるならいいけど、これが固定化するのでは若者に未来がない。

ヨーロッパにみられる「同一労働、同一賃金」がいいと思うけど、そこから段々遠くなる我がニッポンの行く末、心配だなぁ、、、