午前6時の気温はプラス13度、雨上がり。
西の空は曇っておるのでこの先も良い天気は見込めませんが、北と東の空が晴れて明るいことになってます。
小鳥のさえずりもあちこちから聞こえて、清々しい朝でござる。
さて、
一度派遣社員というものになったら、どうやらこの先「一生派遣」になるという派遣法の改正案が成立しかねないってことで、おぢはたいした危惧しております。
こんな法案が通ると、若い皆さんの格差がさらに広がることが予想される。
この国はいよいよアメリカ、中国並みの格差社会になるんじゃないかと暗澹とした気分だわ。
あの1970年代、国民こぞって「我が家は中流」と思っておったころが懐かしい。
「一億総中流」などと揶揄する声もありましたけど、かつてのニッポンは格差の少ない、けっこういい社会だったのです。
それは東西冷戦がもたらした副産物でもあった。
ようは東側の共産政権に対抗するため、資本主義国も「平等」ってモンをなんとはなし意識しておった結果でござった。
ところがソビエトの崩壊に伴って、東西冷戦構造は崩壊し、資本主義が世界を席巻するようになって、やりたい放題。
派遣社員なんて発想も、冷戦崩壊以降ニッポンに上陸しておる。
それでも社員への道があるならいいけど、これが固定化するのでは若者に未来がない。
ヨーロッパにみられる「同一労働、同一賃金」がいいと思うけど、そこから段々遠くなる我がニッポンの行く末、心配だなぁ、、、