おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

震災前から「津波は不可避」と東電内部文書

2015年06月20日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス15度。

どんより曇り空ですが、予報では雨は降らないとか。

きょうはたいした忙しいおぢゆえ、雨が降らないのは助かります。

きのうのおぢ、実はほぼ一日寝込んでおりました。

ハニーさんがどこぞで貰ってきた風邪がうつったらしいのです。

それでも、しっかり寝たせいか、今朝はずいぶんと回復した気配です。

だけどきょうは丸一日忙しいことになっておるので、明日明後日に風邪がぶり返す可能性もある。

しんどいなぁ~

ところで、

今朝の東京新聞ネット版にはいささか驚いた。

福島第一原発の事故で、東電は事故前の2008年、同原発について「津波対策は不可避」と記した内部文書を作成し、社内会議で配っていたことが分かったというから、ビックリだ。

東京地裁で18日開かれた原発事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論後、株主側の弁護団が明らかにしたそうな。

これまで東電は「大津波を予測できなかった」と主張してきたが、事故の2年半前に対策の必要性を認識しながら、先送りした実態が浮かんだと、東京新聞は伝えておる。

ようは危険性を知りながら放置し、それが原発事故につながった可能性があるのです。

福島第一原発の事故、ありゃりゃの人災ってことでござる。

文書には、福島第一原発沖合を含む海域で、マグニチュード(M)8クラスの地震津波発生の可能性があるとした政府の地震調査研究推進本部(推本)の予測を「完全に否定することが難しい」と記載。

「現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、津波対策は不可避」と記していた。

「記していたけど」、その後対策はなにもしなかったってこと。

酷い話だねぇ~