午前6時の気温はなんとプラス9度。
いきなり一桁の気温だもの、寝ていて寒いなぁ~と思ったわけですわ。
いまどき朝の気温が一桁はちょいと早い。
それでも厳しい冬の訪れがそう遠くないと感じさせる朝なのでござる。
ストーブ焚こうかしらん!?
ってことで、写真のように薪ストーブに早くも火が入りました。
ほやっと暖かいだけで、なんだか幸せな気分になる。
不思議なものです。
さて、
北海道の田舎に住んでおって、「東京豊洲」の話なんかどうでもいいようなもんですけど、さすがにびっくりですわ。
築地から移転するという豊洲は、そもそも埋め立て地だ。
市場がほぼ完成しておる場所ですけど、元は東京瓦斯の工場跡地だという。
そんな場所ですから、発がん性物質のベンゼン、シアン化合物などがごっちゃり。
土壌はかなり汚染されておったわけ。
だからこそ地面を剥がし、そこに深さ計4.5メートルの盛り土をして、その上に建物を建てたはずでした。
ところがギッチョン、実際にそうしたのは建物のまわりだけだったというから驚いた。
なんと青果市場とか、魚の市場の建物の下には4.5メートルの空洞があるというのです。
その空洞の下には薄いコンクリートがあって、その下には汚染した土壌があるわけだ。
で、つい先ほどTV朝日のモーニングショーで放送しておった写真によると、4.5メートルの空洞にはすでに水が溜まっておる。
そりゃどっから出てきた水だ???
下からなら汚染土壌からしみ出した可能性大ってことだ。
しかも、まだ使われていない建物の下で水が出るって変だろが???
東京新聞によると、これらがわかったのは10日に開かれた小池知事の緊急記者会見だ。
築地市場の移転を解説する東京都のホームページには「きれいな土を盛ります」と書いてあったのにねぇ、、、
そこが大ウソってことで、豊洲への移転反対派はもちろん、賛成派もこれじゃぁ、怒る。
一体全体何のためにこんな空洞が出現したのかがわかりません。
想像できるのは、経費削減と工期の短縮だそうな。
確かに4.5メートル土を盛ったところもあるけれど、カネも時間もかかる。
建物の下を4.5メートルの空洞にしておけば、盛り土を担当した業者は大儲けも可能じゃん。
豊洲市場、凄いことになっておりまする。
こんな前代未聞に事態、どう決着するのか、しないのか、他人事で申し訳ないけど興味津々なのでござる。
それにしても、今の時代にこんなことがバレないと思った東京都の職員には、ほとほと呆れ果てたのでした。