午前6時30分の気温はプラス10度。
曇り空の天気です。
いつも書いておりますが、水曜夜の恒例ズンバの翌朝は、なかなか床を出ることが出来ないことになっておる。
ズンバは、ジャブジャブ汗をかくし、ハアハア、ゼイゼイするほど心拍数も上がって、結果、すっきりする。
肩こりやどんよりした気分も解消じゃ。
ですが、家に戻ってシャワーを浴びて、少々ビールを飲んだりして、就寝は10時をかなり過ぎる。
そんなこんなで、今朝もなかなか起きられないわけでした。
ま、そんなことは読者の皆さんにはどうでもいいか…
どうでもよろしくないことといえば、
我が日本ハムファイターズの優勝でしょう。
4年ぶりのパリーグ制覇でござる。
しかも最大で11.5ゲーム差を跳ね返しての優勝だ。
できれば、おとといの札幌ドームで胴上げしていただきたかったけど、そうはイカキンでござった。
あっ!! 若くない読者はご存知でしょうが、イカキンは「そうはイカのキンタマ」でござる。
イカにはキンタマがないことから「そうはいかない」ってこと。
江戸時代より伝わる単なる言葉遊び、ごろ合わせでござる。
これも、どうでもよろしいことでした。
で、話は戻って、ファイターズですけど、先発した大谷は13奪三振で完封だそうです。
凄いあんちゃんがいたもんです。
だけど、優れた選手が1人、2人いれば優勝できるかといえば、そうはイカキンなのだ。
日ハムが強いのにはちゃんとした理由がある。
栗山さんが立派な監督だからとか、それではございません。
ちゃんと理由があるのです。
2011年公開のアメリカ映画「マネーボール」をご存知か。
「セイバーメトリクス」という選手評価や戦略をデータで分析する手法を使って、経営危機に瀕した球団を再建する、「実話に基づいた映画」でござる。
弱小貧乏球団を強くするため、野球界に革命を起こした男の話なのじゃ。
映画では、野球経験は丸きりないものの、データ分析が得意の男がこう語る。
「球団は金で選手を買おうと思っている。だが本当は選手ではなく"勝利"を買うべきだ」
つまりは、ヒットを2本打つバッターも、ボールを選んでフォアボールで2回出塁するバッターも、データで分析すれば一緒。
それなら、フォアボールを選ぶバッターの方が給料が安いので効率的ってことになる。
ことほど左様で、ビッグデータを活用して、適材適所で人材を活用するのが「セイバーメトリクス」と呼ばれる選手の評価や戦略をデータで分析する手法だそうです。
我が日本ハムファイターズはこの手法を用いておるという。
東大名誉教授の月尾嘉男さんが主宰する「自然塾全国大会」というのが先日ご当地で開かれ、月尾さんが「IoT(アイオーティー)社会の真実」と題する講演で述べておりました。
IoTとはありとあらゆるものがインターネットにつながることだそうです。
この中で、日本ハムと映画マネーボールについて触れておった。
いまや野球もIoTやビッグデータ、AIの活用の時代だそうです。
汗と涙の広島カープのような野球があっていい。
一方、他球団から評価されていない埋もれた戦力を発掘して、低予算でチームを改革しておる日本ハムのようなチームもよろしい。
あれこれあるから、いいのです。
とはいえ、かたや25年ぶりの優勝で、かたや4年ぶりの優勝じゃ。
AIとビッグデータを活用してチーム改革した手法、悪くない。
それだけで勝てるとは思えませんが、スポーツは根性だけでも勝てないわけで、知恵もデータも勝利には必要ってことですわ。
そういえば、サッカーのコンサドーレ札幌も今年は強い。
J1に昇格して、さらに活躍してほしいけど、この会社もカネがない。
しかも、J1に昇格しても、アッという間にJ2降格してまうのが、おぢの知ってるコンサドーレですわ。
ってことで日本ハムさんよ、コンサドーレ札幌にビッグデータとAIの活用方法を教えてあげてはどうか?
サッカーではムリか?
とりあえず、今年は日ハムの日本シリーズ優勝とコンサドーレ札幌のJ1昇格が楽しみなことになっておる。
皆さん、応援のほどヨロピクね!!