おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「空洞」の真犯人は石原慎太郎のお粗末!?

2016年09月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

あたりはずいぶん深い霧に包まれております。

午前中は良いお天気になりそうですが、午後からの降水確率は30%だそうな。

あすはまたまた雨だそうで、空模様に気持ちが大きく左右される困ったおぢ、クラッといたします。

そんなきのうは、先日義母からいただいてきたニンニク(ひげニンニク?)を処理して、写真の甘酢漬けを作りました。

ひげを取り、きれいに洗って、黒酢に砂糖を融かしたものに漬けこみましたです。

食べ始めるのは、来年の今頃からになるでしょうか。

今回は美味しくできるといいのですが、どうなんだろ???

朝食と共に毎朝1片食しておるニンニクの酢漬けは、ごく一般的なニンニクですが、今回のひげニンニクは匂いが少ないとか。

砂糖は大量に余っておった「黒糖」にいたしましたです。

やたら健康に良さそうですけど、1年経たないことにはわかりません。

さて、

東京の豊洲市場でござる。

現在の築地市場で働く関係者の誰も想像していなかったであろう、高さ4.5メートル、水たまりもある怪しい「空洞」問題ですわ。

一体全体この空洞を作った犯人は誰だ? と国民こぞって注視しておりましたです。

安全のため、土で覆うとしておったところを、空洞にするなんてなことは、いくら東京都のお役人さまでも、勝手にするはずがない。

責任だけはちゃんと逃れるのが習い性になっておる役人が、自らそんな判断するなんてことはあるはずがない。

おかしな話だなぁ~とは思っておりました。

そしたら東京新聞が、きのう石原慎太郎が都知事だった2008年に地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたと伝えて、にわかに空洞問題の行方が動き出した。

TBSテレビはこれをあと追いし、夕方のニュースで以下のように伝えた。

「2008年の7月、東京都の専門家会議は土壌汚染対策のため豊洲新市場の土壌を入れ替え、敷地全体に『盛り土』をすることを提言しましたが、石原都知事は、そのわずか2か月前の定例会見で『盛り土』とは違う案に言及していたのです」

という原稿のあと、その2008年の定例記者会見で以下のようにくっちゃべる石原慎太郎の映像を流しておりました。

「(海洋工学の専門家の意見として)土を全部さらったあと、地下2階ぐらいですかね。構造を詳しくは私、専門性は分かりませんけども、3メートル、2メートル、1メートルか、そういう段階の要するに箱ですね、コンクリートの」とのたまった。

ありゃりゃぁ、、、

そして今朝の東京新聞電子版はこう伝えておる。

石原慎太郎氏が都知事在任中の2008年、地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたことを受け、当時の都中央卸売市場長の比留間(ひるま)英人氏が15日、本紙の取材に応じ、「石原氏から『こんな案があるから検討してみてくれ』と指示を受けた」と明かした。当時のトップが専門家の方針に反し、盛り土をしない工法を模索していたことが裏付けられた。

ようは最後のところですわ。

「当時のトップが専門家の方針に反し、盛り土をしない工法を模索していたことが裏付けられた」

記事によると、07年5月の専門家会議は、「有害物質が建物内に入る恐れがあるため、地下施設は造らない方がいい」と指摘。

08年5月19日に土を入れ替えて盛り土にする方針を決定したそうだ。

ところが石原都知事は、この08年5月30日の定例記者会見で、盛り土案に疑問を呈し、地下にコンクリートの箱を埋める工法があると説明したそうだ。

これについて、きのう報道各社の取材に応じた石原慎太郎はこう述べた。

「都庁の役人からそういう情報を聞いたから、そういう意見があると取り次いだだけ」。

上記08年の定例記者会見の模様は録画で残っておって、TBSテレビで放送しておったです。

石原慎太郎さんよ、おバカなことを言ってもらっては困りますぞ。

あんたはちゃんと自分の言葉で喋ってた!!

週に2日しか都庁に顔出さず、専門家の方針に反し、さらには都民や市場関係者も呆れてしまう今回の所業をしてくれたのが石原慎太郎知事でした。

慇懃無礼にしてとんでもない男を知事なんぞにしたもんですわ。

話はゴロンと変わりますが、

民進党の代表に7割の票を集めて蓮舫さんが選ばれた。

産経新聞が二重国籍を取り上げるなど難癖をつけたわけですが、問題は二重国籍ではございません。

二重国籍ならそのまんまでよかったし、国籍を離脱したならそれでもよかった。

まずいのはウソをついたこと。

前原誠司さんが申しておったように、「党の代表がウソついてはいけません」ってことに尽きると思うおぢでした。