おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

右派が泣いて喜ぶ「新型インフル対策措置法改正」で政権浮揚!?の愚か

2020年03月05日 | Weblog

午前6時半を過ぎました。

気温はマイナス1度で荒れ模様のお天気です。

雪は横殴りの湿雪で、ようは「春の嵐」だ。

このお天気で危険なのは北海道の東、オホーツク方面でしょう。

2013年3月のこと、猛吹雪で吹き溜まりに突っ込んで車が次々立ち往生。

8人もの人が亡くなったことがあった。

重い雪なので吹き溜まりに突っ込んで車は身動きがとれず、排ガスによる一酸化炭素中毒もあった。

親子が乗った軽トラが吹き溜まりでスタックし、父親が車外に出て凍死した。

娘は父親が覆いかぶさっていたので助かったという切ない出来事もあった。

そんなお天気ですから、道東方面は注意が必要な1日なのです。

さて、

おぢにはさっぱりわかりません。

「新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改正されることになった」そうだ。

理由は「原因となる病原体が特定されていることなどから、現行法を適用させることは困難」と申しております。

「バカこくでねぇ!!」

「なにいってんだ!!」

そもそも、法律の「拡大解釈」は安倍政権がお得意とするところ。

なにも「特別措置法」をわざわざ改正などしなくても、いつもの拡大解釈でできることを、わざわざ言い出したところが、そもそも、うさん臭い。

「新型インフル特措法は新型コロナと『病原菌が違う』から同法を適用できない」というのが安倍総理だ。

ではありますが「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の条文には、

「新型インフルエンザ等」と、官僚が大得意とする「等」がついておる。

これまでの安倍政権はこの「等」があるから、あれもこれも、なんでもかんでもOKとしてきた。

「新型インフルエンザ等」だから「新型コロナウイルス」もこれに含まれるってことでOKじゃん!!

法律改正する意味がわかんない。

今回に限ってこの「等」を無視してしまって、新法でなきゃならんそうだから「なにおかいわんや」なのだ。

あえて意味があるとすれば「特措法」は民主党政権がつくったから、嫌だってこと。

トランプさんがオバマのしたことは「何でも反対」というのと似たりゴンベ、単なる「お子ちゃま」なのだ。

すっかり右派の皆さんからも見放されてきた安倍ちゃん、「緊急事態条項」と似たりゴンベを持ち出して、ネット保守やネトウヨの人気回復を図る「魂胆が透けて見える」からいやらしい。

政治的成果はほんどないけど、「安保関連法」や「秘密保護法」などなど、怪しい法律だけは次々と成立させてきたのが安倍政権だ。

なにせ国会では多数派ですから、好きなようになんでもできる。

外交はというと、相手がいるからサッパリだった。

いずれにせよ、薄気味悪いことといったら、戦後の自民党政治では天下一品。

でここにきて「新型インフル対策措置法改正」だから呆れる。

新型コロナウイルスについては、またぞろ「国難」とか「戦争」とか言い出して、国民の危機感を煽る。

そのいやらしさといったら言葉もない。

思い出してくださいな。

Jアラートを鳴らしまくって「北朝鮮危機」を煽ったことがありましたなぁ~

結果、ネズミ1匹出てこなくて、「北朝鮮ミサイル対策」として、実はハワイとグアムを守るためという「イージスアシュア」を導入することにしたのは記憶に新しい。

しかもこのイージスアシュアがさっぱり役立たず。

イージス艦を増やした方がよっぽどいい、というから、アメリカに支払う大枚の税金、どうしてくれるって話なのだ。

話は戻るけど、

新型コロナウイルスに関しては、「旧正月の中国人客」を逃すまいと「水際対策に失敗」したが原因ではないのか?

おかげさんでさっぽろ雪まつりにきた中国人が、道内各地の人にウイルスまき散らし、北海道で感染が広がりメチャクチャ。

韓国といたずらに対立し、訪日韓国客の半減を招いたから、ここで挽回と中国からの観光客を止めなかったのは誰だね!!

言ってみれば安倍政権の「身から出たさび」「後手後手」に過ぎません。

それを「戦争」にすり替えるとは白々しいにもほどがある。

「特措法改正」なんぞ、バカも休み休みしていただきたいと思うニセコのおぢなのでした。