午前6時を回っております。
気温はマイナス5度と寒さがぶり返した。
雪もちらちら降っておる。
どうやら、しばらく寒い日々が続きそうです。
って言ってたら、午前8時を過ぎて、写真のようにスカッと晴れてまいりました。
さて、
きのう改正された「改正特措法」で「緊急事態宣言」が出された場合、「民放に指示可能」としたことについて、宮下一郎内閣府副大臣は衆議院の法務委員会理事会で「答弁を撤回」した。
西村経済再生相もこの日の参院内閣委で、「放送内容の要請や指示を行うものではない」と述べた。
民主国家で報道を制限するなど、ありえないわけですから、撤回は当たり前。
とはいえ、「為政者の下心が透けて見える」ところが、安倍政権が立法する数々の法律の「いやらしい」ところだ。
実際、伊吹文明さんは「憲法改正の大きなひとつの実験台と考えたほうがいいかもしれない。緊急事態のひとつの例」と申しておる。
正直、この「改正特措法」は薄気味悪い。
「私権(人権)制限は、戒厳令を敷くようなものだ。制限の前に、専門家や国会に意見を聞くといった要件があってもいい」と自民党内からも危惧する声が上がっていると5日の毎日新聞電子版は伝えておる。
自民党内だって当然ながら一枚岩ではございませんし、まともな国会議員だって大勢いる。
5日に開かれた自民党政調全体会議と新型コロナウイルス関連肺炎対策本部の合同会合でも「私権を制限する法案であり、慎重に運用すべきだ」との意見も相次いだそうだ。
当たり前です。
ではありますが安倍内閣がすることといったら、こんなんばっか。
だから国民の気持ちをどんよりと暗くさせるのだ。
「特定機密保護法」しかり、「安全保障関連法案」しかり、なし崩しでの「自衛隊の海外派遣」しかり。
ほかにも「通信傍受法(盗聴法)の改正」、森友学園問題では「財務省の公文書偽造、隠ぺい」もある。
とにかく「国を明るい方向に」向ける姿勢が感じられず「戦争前夜」みたいな法改正や新法ばかりだからうんざりする。
新型コロナウイルスの影響でニッポン経済が縮小していく中で、あやこれや次々繰り出される「悪法」が国民の心を、さらに萎えさせる気がします。
ニッポン国の閉塞感、ますます深まってくる感じして、どうにもこうにも嫌だなぁ~