おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

東京五輪、「完全な形で開催」なら1年か2年の先送り

2020年03月24日 | Weblog

ちょうど午前6時です。

重くて硬い雪が3センチほど積もりました。

スカッと晴れのお天気です。

気温はマイナス5度で日中の最高気温は4度。

平年並みらしいです。

ここんとこのおぢ、耳鳴りが酷くて昨夜は休肝日でしたので、眠れないことが想像できた。

そこで以前処方していただいた抗うつ剤の「リーゼ」を2錠服用してヨガして就寝した。

おかげさんで、しっかり7時間半爆睡しましたので、今朝は爽やか、爽快な朝を迎えております。

薬というのは効果的に使うものなのだと、しみじみしているところでござる。

きのうは、

国会中継を断続的にラジオで聞いたり、テレビで見たりしておりました。

東京五輪に関しては、IOCが「4週間以内に結論」としたことで、国会で安倍さんは、これを容認せざるを得ないことになった。

とはいえ、アメリカの放送局に1400億円も支払うとか、面妖な話まで安倍さんの「イタコ」から飛び出しておりました。

なんとか「年内開催」を目論んでいたのが安倍総理とその周辺だ。

というのも、五輪開催日程は「解散総選挙の日程」とも絡むというから話はややこしいのだ。

詳しい説明は省くけど、スポーツの祭典を政治利用しようと企んでおったのが安倍政権だ。

そんなことで、いまのことろ、なんとしても年内開催したいのが安倍総理周辺の意向でしょう。

とはいえ、安倍さんが「完全な形で開催」とのたまった折も折、カナダは「年内開催なら選手は派遣しない」と公言した。

安倍さんの言葉のままだと、これでは年内開催はないことになる。

安倍さんはまたもや大ピ~ンチ!!

もっとも、そもそも安倍さんは「二枚舌」ですから、ムリヤリ「年内開催」するというかもしらん。

もしそんな身勝手な国内事情で五輪を開催するなら、世界中からボッコボコ、最近いうところの「フルボッコ」は必定だ。

そんなこんな、世界を見渡せば、安倍さんのムリが通るわけもなく、ここは順当に1年ないし2年の先送りで決着するものとおぢは睨んでおりまする。

さて、

その国会ですわ。

夕方午後4時半ごろからNHKテレビを拝見いたしました。

ちょうど共産党の小池晃さんが舌鋒鋭く質問しておる真っ最中でござった。

ほとんどの野党が攻めあぐねる中、小池さんの追及は「しっかり追求してるよなぁ~」と思いましたわ。

おぢは共産党支持者でも何でもありませんけど、まことに小気味よかった。

おぢがカチンときたのはこのくだりだ。

自殺した近畿財務局職員の奥さんが「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた」「最後は下っ端が責任を取らされる」「ぼくは検察に狙われている」とおびえていたと発言していた週刊文春の記事について、小池さんが質したときのこと。

安倍さんは「『内閣が吹っ飛ぶような』ということは、手記には書かれていない。それはいま、小池さんがクリエイティブに付け加えられたんだろうと」とのたまった。

さらに続けて、

「赤木夫人の手記と赤木氏本人の手記と、これは別々のもの。私が申し上げたのは赤木氏の手記のなかには、私の発言がきっかけだったという記述も『内閣が吹っ飛ぶ』という記述もない。それはしっかりと認識していただきたい」と申した時だ。

確かに奥さんの手記と自殺した本人の手記とは別物だ。

だけど、本人の手記に「『内閣が吹っ飛ぶ』という記述がなかったことをしっかり認識していただきたい」って、なんじゃらほい???

小池さんは奥さんの発言を引用しただけのことだ。

これを「クリエイティブに付け加えた」と安倍さんは申したわけですから、どうにもこうにも屁理屈に過ぎない。

「クリエイティブに」と、そこは言葉を選んだつもりか知らんけど、ようは「でっち上げ」とでも言いたげに聞こえたからまことに不快だった。

「内閣が吹っ飛ぶ」は奥さんが自殺した本人から聞いた言葉なのです。

確かに手記には書いてませんけど、小池さんのクリエイティブでもありません。

自殺した職員に対してお悔やみを申しておいて、その後は奥さんの発言を否定したわけ。

お悔やみの言葉も「口先だけ」に聞こえてくる。

そして最後に小池さんはこうかました。

「妻も私も関係していたら国会議員も総理大臣も辞めますといってましたから、そうしてもらいましょう!!」

その場からなかなか立ち上がれない安倍総理でした。

ここにきてようやく安倍さんの人間らしい側面を垣間見た瞬間でもありました。

ま、その瞬間だけだったのでしょうけどね!!