おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

リンパ腫治療は「5クール目」、あと一歩だ

2020年03月25日 | Weblog

午前5時半を回っております。

お天気は晴れ、気温はマイナス5度。

世間では「近畿財務局職員の妻が再調査で総理を批判」「東京五輪の1年程度の延期」「志村けんさん新型コロナ陽性」などが注目のニュースだ。

どれもこれも、「大丈夫だぁ~」って感じがいたしません。

そんなこんなの中、

リンパ腫にり患しておりますハニーさん、きのうから5クール目の入院です。

吹雪模様の峠を越えてきのう札幌の病院へ向かったのでした。

今回も1週間程度の入院となります。

さっそく血液検査を行って、CT検査もしたそうです。

いずれも「正常範囲」「異常なし」だったので、ひとまず安心いたしました。

そんなことで、きょうはリツキサンという薬が投与されるそうだ。

調べたら、このリツキサンはモノクロール抗体という薬で、これは「がん細胞などを標的として結びつくように遺伝子工学的に設計された抗体」だそうな。

従来の化学療法と比べると「正常細胞への攻撃が少ない」と考えられているそうだ。

「遺伝子工学的に設計された抗体」ってことでガン治療はずいぶんと進化しております。

へぇ~って話です。

おかげさんでこの薬は吐き気などもない。

でもって、あすはいわゆる「抗がん剤」治療が行われる予定だ。

これは吐き気を伴うのでしんどい。

ですが、吐き気止めの薬を前もって投与していただいており、2クール目以降は軽い吐き気に治まった。

あれこれ工夫していただいております担当のグラマー美人女医さんに感謝しております。

治療は計6回クールが予定されておりますから、このまま順調に回復すれば、4月末から5月にかけてが最終クールとなる。

めでたく寛解となればいいのですが、この病気は再発も再再発もあるそうですから油断がなりません。

ハニーさんの場合、入院前から今に至るまで、ずーっと元気なので、そこが大いに助かる。

痛くもかゆくもない〝できもの〟が突然のどにできただけだった。

これが痛いとか苦しいといった症状があると家族はしんどいわけですが、それだけでも大いに助かっております。

この病気、一般には「リンパ節の腫れや圧迫感、頸部、わきの下、足のつけ根のリンパ節が腫れることが多い」そうだ。

いずれも痛みがないのが特徴だという。

全身的な症状としては「原因不明の体重減少、38度以上の発熱、激しい寝汗など」だそうだけど、ハニーさんが経験したのは寝汗程度だった。

そんなことなので、ボーっとしておると進行してしまうので注意が必要な病気でもあります。

ガンは2人に1人以上が罹る時代、皆さんもお風呂に入った際など、体のあちこちを触って違和感がないかなど確認してはいかがでしょうか。

痛くもかゆくもない〝できもの〟がないかどうか、たまにチェックしてみることも大切なようです。