ざぁざあ雨の降る9月1日午前6時。
気温はプラス23度でこの時季にしてはちょっと暑い。
今日はこんなお天気で最高気温27度の予想だ。
一雨ごとに秋が深まる感じになってまいりました。
日中の最高気温が高止まりしたまま、ってところが、ちょっと残念ですけどね!!
さて、
福島第1原発から放出される処理水を巡って世間は大騒ぎだ。
処理水というけど「トリチウム」が入ってる。
何でも「水に流せ」ばいいというもんではない。
どうしても海に放出するっていうなら、「トリチウム」なんぞない方がいいに決まってる。
「トリチウム」は水素の放射性同位体の一種だそうです。
これを取り除けないから面倒なことになっている。
ところが、「2018年には、近畿大学の研究チームがトリチウム水の分離・除去に成功したと発表した」と日刊ゲンダイ電子版が伝えております。
さらに「発表から5年。研究チームは品質改良を進めているが、実用化を阻んでいるのはナント、政府と東電である」とも。
どういうことか?
記事によると「さらなる研究のために政府系の補助金を申請すると『まだ実験室レベルでの研究』として突き返され、東電に福島第1原発敷地内での試験を打診しても、協力を得られなかった」そうな。
これが事実なら、国も東電も「なにしてるんだ?」ってことになる。
そして記事は「これでは宝の持ち腐れだ。せっかく画期的な国産技術が芽生えているのに、政府や東電の行動はその芽を摘もうとしているのに等しい」としております。
まことにごもっとも!!
「画期的な国産技術」を「政府や東電がその芽を摘む」ならヒデー話じゃん。
この5年間、この画期的な国産技術をしっかり育てていれば、いまこんな大騒ぎにならんかったかも知らん。
実用化していなくても、処理水の放出は今後何10年も続くのだ。
いくら薄めているとしても、延々と放出するのはどうなのよ???
画期的な技術があるなら、ここに集中的に投資するのが当たり前田のクラッカー。
世界中の原発に「トリチウム除去技術」を輸出する大チャ~ンス!!
なのだと思うけど、何してるんだニッポン政府!!
バブル崩壊後、ニッポン国を衰退を招いたのは、こうした画期的な研究開発に大規模投資してこなかったからではないのか?
残念な国に成り果てたもんですなぁ、、、、