晴れの朝、まもなく午前6時。
気温はプラス20度で、昼過ぎまでときどき晴れの予報だ。
最高気温は26度だそう。
ホッとする空模様ですが、
きのう午前中はゲリラ豪雨に襲われた。
停電も2度あった。
小樽や札幌でも浸水が相次いだとか。
小樽堺町通り商店街は道路が冠水して、観光客がひざまで水に浸かって歩いていたとTVニュースが伝えた。
札幌山の手高校でも教室や廊下が浸水したそうです。
さて、
中国がニッポンの水産品の輸入を禁止した影響で、ホタテやナマコなどの売り上げが激減しております。
そこで岸田政権は今月4日、「『水産業を守る』政策パッケージ」を発表したと東京新聞電子版が伝えた。
その政策パッケージの最初に、国内消費拡大に向けた「国民運動の展開」が掲げられたというからなんじゃらほいって話だ。
政府が消費拡大に躍起になるのはわかるけど、これを「国民運動」ってどうよ?
応じないと「非国民」ってことかね?
そもそも、なんでこんな問題が起きたかというと、福島第一原発が大事故を引き起こしたのが原因だ。
だからこの問題の第一義的な責任は東京電力と政府にある。
東京電力と政府がしっかり対策するのが当り前田のクラッカー。
漁師が大ピンチなのはわかるけど、それが「国民的運動」って話になるか???
全国紙には桜井よしこさんが理事長を務める公益財団法人の意見広告が掲載された。
「日本の魚を食べて中国に勝とう」だ。
なんだこれ???
中国の理解を得られず、放出に踏み切ったからこうなったわけで、これって「外交の失敗」だ。
もちろんニセコのおぢは、毎朝焼き魚を食しておるし、安けりゃホタテも買ってくる。
こうした動きは、妙なナショナリズムへのすり替えでしょう。
「日本の魚を食べる」のはいいとしよう。
しかし「中国に勝とう」は相当気味が悪い。
厄介な隣人には違いないけど、戦争中じゃあるまいし「日本の魚を食べて中国に勝とう」は変だ。
「国家総動員令で国民こぞって魚を食べろ」みたいな不気味さに背中がザワッとする。
「右向け右 魚を食べて中国に勝とう」いよいよ注意しないとヤバい!!