薄曇りの午前6時、気温は一桁のプラス8度。
きょうはこんなお天気で夜に雨、最高気温22度の予想だ。
あすから10月というのに30度超え、灼熱地獄の本州の皆さん、涼しくてスマン!!
ところで、
今年4月おしっこの出が若い時に比べてよくないもんだから、試しに前立腺のPSA検査というもんをやってみた。
そしたら数値は6.52ng/mLだった。
国立がんセンターのがん情報サービスによると、PSAの基準値は一般的には0~4ng/mL。
PSA4~10ng/mLは、「グレーゾーン」で25~40%の割合でがんが発見されるそうな。
そこで発見されちゃったわけ。
ですが10ng/mL以上の場合でもがんが発見されないこともあるから、ちょっとややこしい。
地元の大病院で詳しい検査を試みたけど、「そんな数値で詳しい検査なんぞいたしません」と断られる始末。
そもそも、検査が大好きなおぢですから、札幌の病院を紹介してもらい検査入院した。
そしたらこれが、ケツの穴から針を12回刺して検体を採取するという生検手術だった。
これ、術後がちょっとしんどくて、検査好きのおぢも、ちょっと参った。
この2泊3日の検査で、計6か所に前立腺がんがあると判明した。
担当医によるとそのうち2カ所に「顔つきの悪いのがある」ってことで、ステージは「T2ーC」だった。
ようは、前立腺の中にとどまってはいるけれど、前立腺の左右両方にあるとの診断だ。
国立がんセンターのホームページで、前立腺の中にとどまる「現局」の前立腺がんは、5年生存率が100%だとも知った。
おとなしいがん、死なないがんってことで、かなり安心した。
担当医師は「ロボット支援手術ダヴィンチ」による摘出手術を勧めたけど、おぢはセカンドオピニオンで陽子線治療の話も聞いた。
摘出手術は、術後しばらく「尿漏れの後遺症」があり、陽子線治療でも似たりゴンべだとか。
そんなことで「スキー中に尿漏れするなんてイヤ!!」ってことで、3か月に1回の注射、ホルモン療法を選択。
8月に1回目の皮下注射をした。
その際検査してみたら、数値は8.5ng/mLと、春の数値からさらに上昇していて、正直ビビった。
でもって今回だ。
ホルモン療法の皮下注射から1か月経った先日、数値は3.9ng/mLにまで下がっていた。
基準値内に戻って、なんだか嬉しい。
身体的には痛くも痒くもないし、オシッコの出方も以前と変化はない。
副作用はというと、更年期障害によく見られる、大汗をかいたりする、いわゆるホットフラッシュ程度だ。
ほかに「乳が出てくる」「肌がきれいになる」ともいわれたけど、そんな気配はない。
「もしかして、女性ホルモンで頭髪が増えるのでは!?」との期待もあったけど、そこは順調に減少中。
ちょっと残念だ、シクシク…