おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「フレイル」をご存知か!?

2019年10月15日 | Weblog

午前5時半です。

気温はプラス2度で、お天気は薄暗くてよくわかりませんが晴れてるようだ。

休肝日の次の朝は目覚めが早いのです。

以前に比べ、酒を呑む量が減っておりますが、最低週1回の休肝日はかろうじて守っております。

歳を重ねると「酒も呑めなくなってねぇ~」と嘆く方もいる。

おぢの場合は、「安上がりになって、まことに結構!」と前向きに解釈することにしております。

そんなこんな、

「健康のためなら死んでもいい」とうそぶいておるおぢですが、週刊文春の10月17日号に気になる記事を発見いたしました。

「高齢者こそ『筋肉』と『肉食』!」だ。

記事中、「フレイル予防」という聞きなれない言葉を目にいたしました。

「フレイル」とは、「加齢によって心身の活力が衰え、要介護一歩手前になった状態」だそうな。

元気で遊べるじーさんを目指しておるおぢとしては聞き捨てならないのが、このフレイルだ。

これは以下の5つの項目のうち3つ以上当てはまると「フレイル」で、1~2項目だと「プレフレイル」と判定されるそうだ。

でもって、フレイルになると「要介護」「死亡リスク」に直結するそうだから侮れない。

そのリスクは後期高齢者が1.7倍なのに、65歳~74歳の前期高齢者では3.4倍だそうな。

つまり早くからフレイル状態になった人ほど要介護リスクや死亡リスクが高いそうだ。

気になる項目は以下の通り。

①体重の減少

②疲れやすくなる

③日常の活動量の低下

④歩行速度の低下

⑤筋力の低下

いやぁ~おぢの場合、②と③が該当します。

⑤も若干だけど感じます…

ってことで、週2~3回の運動をしておるおぢでさえこうだから、運動してない人は相当ヤバいと思った方がよろしい。

なかでも「ここ6か月で意図せず体重が2~3キロ減ったという人は要注意」だそうな。

そういえばある旧友は、半年で3キロ痩せたと自慢しておったけど、運動したわけでもないから、ありゃ筋肉の減少によるフレイルに違いない。

また、握力が低下してペットボトルのフタが開けられなくなる。

片側2車線の道路の横断歩道を青信号のうちに渡れなくなる。

これらもヤバいそうだ。

そんなことで筋肉を増やさねばならんけど、そこで重要なのはたんぱく質の摂取だそうな。

1日60グラムのたんぱく質が必要だそうで、これは赤身肉にして300グラム、ゆでタマゴで6個、300グラムの豆腐で3個と云うから相当しんどい。

これをなんとか1日3回の食事の中で万遍なく取る必要があるそうだ。

筋肉を鍛えて、タンパク質を摂るのが大事なのね。

「生活の質(QOL)」を守るため、じーさんばーさんは、あれこれしないといけません。

上の写真は今朝6時29分に撮ったもの。

ニセコアンヌプリも秋色が濃くなってまいりましたです。

68歳、人生も秋色ですが、まずはフレイル退治に勤しむことにいたします!!


強いぞラグビーニッポン!! スコットランドを撃破!!

2019年10月14日 | Weblog

午前6時を回りました。

気温はなんと零度、この秋一番の冷え込みです。

お天気は晴れですが、夜遅くに雨の予報だ。

写真のように今朝は初霜です。

薪ストーブはきのうまで朝夕、ちょろちょろ燃えていましたが、いまはガンガン燃えてます。

雪の季節はすぐそこに迫っております。

ところで、

昨夜のW杯ラグビーですわ。

宿敵で強敵スコットランドと熱戦を繰り広げ、とうとう撃破いたしました。

それにしてもラグビー観戦は体によろしくない。

始まったとたんにトライされて、いきなり血圧は急上昇。

そこからもうドキドキもんで、心拍数も上昇しっぱなし!!

体にいいわけがない。

しかも、ビールに焼酎お湯割り、最後はスコットランド撃破でスコッチをロックでぐびぐび飲み干した。

おかげさんで今朝は胃が不調なのだ。

振り返ってみれば、前半25分。

写真の連続4つのオフロードパスによる、稲垣啓太さんのトライがみせました。

猛烈な練習の成果なのでしょう、これぞニッポンの真骨頂。

そしてこの稲垣さんの勝利者インタビューにも驚かされた。

試合についての話と思ったら、台風被災者にも触れるという、悪いけど、顔に似合わぬ気配りに驚かされました。

こういう人こそ政治家にしてみたい。

海外メディアは「紅白のジャージーを着たオールブラックス」と持ち上げておりました。

共同通信によると、相手国のスコットランドでは、朝からパブに集まったファンらが日本の強さに驚き、落胆の声があふれたそうだ。

次回、準々決勝で対戦する南アフリカのメディアは「度重なる日本のトライに驚愕した」「南アは安穏としていられない」だそうな。

それにしてもラグビーのフェアプレー精神はたいしたものだ。

試合後、日本代表が拍手でスコットランド選手を見送る姿にもおぢは打たれました。

そして、日本は世界ランキング8位から過去最高の7位に浮上したそうだ。

凄いぞニッポンラグビー!! と申しておきましょう。


19号台風も凄いけど、菅原経産相も別の意味凄い!!

2019年10月13日 | Weblog

午前6時半になりました。

気温はプラス8度で強風が吹いております。

台風19号の経路から、ご当地は無関係だろうと思ってましたから、少々ビックリ。

超大型台風なのだと改めて感じる朝なのでした。

予報によるときょうは、強風が吹くものの晴れのお天気で、最高気温はプラス12度に止まるそうだ。

ところで、

本州のあちこちで台風被害が出ています。

広い地域で被害があるようで、お見舞いを申し上げます。

それでも台風の規模に比べて、被害が比較的少ない気がします。

そこは気象庁の早い避難勧告など、好判断があったと推察される。

台風の上陸3日前からの告知が功を奏した形です。

気象庁、いい仕事をしたのだと思います。

川の氾濫があちこちであって、これによる被害がこれから続々と出てくるらしい。

「異常気象と闘う時代の到来」を告げているようです。

さて、

10月17日号の週刊文春だ。

就任したばかりの菅原一秀経産相が、秘書給与のピンハネや買収の数々をしておったと伝えております。

ダンスボーカルTRFのSAMさんと、大学時代にはダンスチームを組んでいたことでも知られる大臣だけど、有権者にカニやメロンというから尋常でない。

まことに怪しい「令和版疑惑のデパート」だけど、菅官房長官の覚えめでたく、異例の抜擢なのだそうな。

記事によると元ベテラン秘書のひとりは「私に茶封筒の束を渡し『これ、配ってきて』と言ったのです。中には5千円札。そんなことがずっと続いていたのです」

ひぇ~って話だ。

21世紀になっても、そんな露骨な買収をする政治家がいることに驚いた。

でもって、菅原大臣をよく知る自民党関係者によると「とにかく目立ちたがり屋。秘書にメールして『テレビに映ってる?』と確認して、画面に映り込むようにしていた」そうだ。

アホでござる。

文春が入手したA4の用紙には119人の有権者の実名と住所があるそうだ。

秘書たちはこのリストを元に1玉5千円の高級メロンやカニ、イクラなどの贈答品を有権者に送っていたそうだから凄まじい。

これらの費用は年間200万円以上だったという。

さらに裏帳簿があって「〇家 お通夜」「〇町会」などの文字がありそれぞれ1万円、5千円の記載があるという。

これらが事実なら、どっからどう見ても「公職選挙法違反」だ。

前代未聞です。

ほかにも「ブラック体質」があって、ある秘書は菅原氏から「消費者金融のアコムに行って来い」と言われ、おカネを横流ししていたそうだ。

「アコムに一緒に行くと、代議士が後ろにいるんだもん」

びっくりです。

秘書が身銭を切らされるって聞いたことのない話だ。

事務所にカネがなく自転車操業だったというから、どんだけカネをばらまいたんだろ?

そうかと思えばプライベートは金満体質だという。

デートは4万円のフグ料理屋、交際半年で一足10万円のパンプスを3足、ルイビトンなどのバッグも貰ったと20代ホステスは言う。

でもって「オレ、25歳以下の女性がいいんだよね。それ以上は女じゃない」とうそぶいたそうだ。

口あんぐりの代議士さまだ。

アホバカをいつまでも大臣にしておいてはいけません!! トットと逮捕しろ!! って話だと思うけど、どうよそのあたり???


「イクラ」また漬けましたぁ~

2019年10月12日 | Weblog

午前6時のお天気は曇り、気温はプラス10度だ。

予報によると、今日は終日曇りのお天気で、日中の最高気温は15度とか。

あすの最高気温は13度の予想だそうです。

寒くなってまいりました。

ご当地は台風の影響もないようですが、15号で大きな影響を受けた千葉県は今回も相当ヤバいようだ。

早めの避難はもちろん、前回被害にさらに追い打ちをかけるようなことにならないといいのですが…

超大型台風の直撃というから、心配にもなってくる。

人的被害のないことを祈るばかりだ。

写真はきのう漬けたイクラしょうゆ漬け。

この秋の第3弾なのだ。

けさもおいしくいただきました。

創り方は簡単だ。

ひと腹の場合、しょうゆ大さじ4、酒大さじ1、みりん大さじ半分を鍋に入れて煮切る。

冷やしている間に、ボウルの上に網を置いて、スジコをこすり下ろす。

ぼろぼろとイクラの粒がボウルに落ちるので、40度のお湯で洗って、水洗いを何度繰り返して、上記のタレに入れて一晩冷蔵庫で完成なのだ。

「ニンニク丸ごとオイル」と「イクラしょうゆ漬け」はおぢの仕事になっておる。

また、痛風の人は魚卵がNGと言われてましたけど、いまどきイクラのプリン体は極わずか。

そもそも痛風の食事療法として、1日400ミリグラムを目安にしたプリン体の摂取制限があるそうだ。

だけど、イクラのプリン体は「50ミリグラム以下で極めて少ない」に該当するそうだ。

実際、100グラム当たりわずか3.7ミリグラムなのだ。

ちなみにボタンエビのタマゴは162.5ミリグラムで、こっちはどもこもならんけどね。

なので痛風の皆さんも気にせずイクラをいただくのが良いでしょう。

ヤバいのはエビ、イカ、タコ、カニ、カツ節、イワシなどですワン!!

プリン体なんぞ、ほとんどないイクラ、うまいどぉ~


1994年をピークに下がり続けるニッポンの賃金、どこが先進国か?

2019年10月11日 | Weblog

午前6時を回っております。

気温は11度あって、お天気はほぼ晴れ、西の空は曇ってます。

予報によると、今日は晴れ時々曇りの穏やかな一日になりそうです。

さて、

政府統計によると、1世帯当たりの平均所得金額は、1994年(平成6年)の664.2万円をピークに下がり続けております。

児童のいる世帯は上向いたものの、平均所得金額は2016年が560.2万円で、2017年は551.6万円だ。

なんのことはない、依然として20年以上も前の所得水準に戻っいないというびっくり仰天の数字なのだ。

1994年と比較して年収が約100万円も低いわけで、ニッポンの働く人の現状、酷いものなのだ。

一方、外国はどうだろう。

OECDが今年5月に発表した主要先進国のうち、過去20 年間で賃金がマイナスになっているのは我がニッポン国だけだ。

1997年から2018年のデータによると、スウェーデンが138.4%増で、アメリカが115.3%増だ。

他の先進国から大きくかけ離れているのは断トツのニッポンだけ。

実質賃金は、1997年のなんと89.7%しかないのだからあ然といたします。

10月10日号の週刊文春、

町山智浩の「言霊USA」に「Gig Economy(ギグ エコノミー)」正規雇用でない労働者による経済、というのがあって興味深い。

ギグというのは小さなコンサートのことだそうな。

ライブセッションでもするようにジャム・セッションするように「気ままに働ける」

だから終身雇用はもう古く、空いてる時間に自分の愛車をタクシー(ウーバーというそうだ)にしたり、空いてる部屋を貸したりしてちょっとの間にカネを稼げる。

世界中の宅配が今こうした個人事業主に依存しておるそうだ。

アメリカでポジティブにもてはやされたこともある。

ところがギッチョン、実態はそんな浮かれたものではないのだそうな。

多くの人たちはその仕事に頼って生活しているのが実情なのだという。

使う車はもちろん愛車だけど、借金して買ったものだ。

仕事がなければ赤字になるのだ。

この「ギグ エコノミー」が普及したのは経営者がコストを削減するためだった。

残業代も、有給休暇も、労災や保険、厚生年金もいらないのだ。

個人事業主との契約だからだ。

アメリカではこのウーバーの運転手たちがストライキをしてカリフォルニア州では、個人事業主に対して正規雇用と同じ待遇をしなければならないとする州法ができたそうだ。

非正規という言葉をこの国から一掃すると政策に掲げた安倍政権により、厚生労働省内では「非正規」という言葉を使わないようにとの通知がなされたそうだ。

20年以上も前の賃金から100万円の少ない賃金となったニッポン国では、ウーバーにみられる個人事業主も増えておる。

この国で働くニッポン人、どんどん貧しくなっていくようで、何だか怖い。

一方、格差はというとどんどん広がっているのだろう。

こんなおかしな時代、なんとかしないといけません。

とにもかくにも、変えるのは政治から、見通し明るくはありませんです、ハイ!!


電池の進歩で低炭素社会も進む、いよいよ原発におさらばだ!!

2019年10月10日 | Weblog

寝坊しました。

昨夜のズンバでお疲れなのです。

時刻は午前6時40分。

スカッと晴れのお天気で気温はプラス2度と寒い。

予報によると、今日は晴れで最高気温20度の予想だ。

ところで、

けさの話題はなんといってもノーベル化学賞の受賞です。

吉野彰さん、人柄もよろしく、好感度も高い。

2歳年上のほぼほぼ同世代ですが、世間の71歳、見た目そんなもんか!?

もっとも週1回のテニスをしておるというから、しっかり動ける人でもある。

その功績であるリチュウムイオン電池の市場規模は、新聞によると4兆7800億円あまりと凄まじい。

充電さえすれば、いまどきのスマホやパソコンのように、外に持ち出して容易に使えるようになったのはこの電池のおかげだ。

電気自動車だって、この電池なしでは考えられん。

ロイター電子版によるとスウェーデンの王立アカデミーはこう述べた。

「この充電式電池は、携帯電話やラップトップといったワイヤレス電子機器の基礎を築いた」

「電気自動車から再生可能エネルギーの備蓄まであらゆるものに利用され、化石燃料ゼロの世界を可能としている」

しっかりノーベル賞に値する大変な功績です。

とはいえ、この先ニッポンのノーベル賞受賞は、先行き暗雲が立ち込めておるそうだ。

大学における基礎研究費が大きく減って、目先カネになる研究しか、していないためだそうな。

いまはいいけど、この先ノーベル賞受賞者がさっぱりでない時代が来るやもしれません。

ここらあたりは政治の責任が大きいと思うけど、どうだろか???

そして、電池の更なる大容量化と小型化の研究が世界中で進んでおるそうだ。

小さな電池一つで、家の電気が数日分も溜められるような時代が来るかもしれません。

電池が更なる進化を遂げれば、先生おっしゃる通りの低炭素社会実現に役立つ。

化石燃料はもちろん、原発だっていりません。

電池の進歩が、地球温暖化を食い止める一助にもなるわけで、電池の進化・進歩に大いに期待したいおぢでござる。


「沈黙のファイル」Vol2

2019年10月09日 | Weblog

激しい雨音と強風で目が覚めました。

午前6時を回っております。

気温はプラス7度です。

いまはとんでもない大荒れですが、午後から晴れるそうだ。

日中の最高気温はプラス15度に止まる。

この雨を境に秋は一気に深まるのだろうと推察しております。

ところで、

先日10円で買ってきました共同通信社社会部編の「沈黙のファイル」に面白い話が載っておりました。

時は昭和32年ごろのことだ。

登場するのは、戦後賠償ビジネスに大きく関わり、外車ブローカーから身を起こした立志伝中の人物、東日貿易社長の久保正雄。

そして、その久保の下で働いた桐島正也のインタビューだ。

桐島が入社した翌年、1958年のこと、インドネシア共和国の初代大統領スカルノが戦後初めて非公式に来日した。

共産ゲリラが日本に送り込まれるといううわさで、インドネシア大使館から久保のことろにスカルノを護衛してほしいという話が持ち込まれた。

久保はインドネシアに縁がなく、知人を通じてだったそうで、久保は知り合いの暴力団幹部に頼んでボディーガード役や、羽田空港で歓迎の旗を振る人間の大量動員を引き受けたそうだ。

桐島は帝国ホテルに泊まったスカルノ一行40~50人の世話役だったという。

翌年6月に桐島は久保の指示で赤坂のクラブ「コパカバーナ」に行った。

再び来日した日本びいきのスカルノに日本人女性を紹介するためだ。

「そこでママさんから『あの子どうですか』と引き合わされたのがデヴィさんだった。他の子は派手なドレス姿なのに、一人だけ地味なとっくりのセーターを着ていてね。この子はずいぶん真面目なのか、それとも全く売れないのか。どっちなのだろうと思った。きらびやかな赤坂のナイトクラブにはひどく場違いな感じがした」と桐島は語っている。

後のスカルノ大統領夫人デヴィの旧姓は根本七保子、当時19歳だった。

桐島はデヴィをスカルノの滞在先の帝国ホテルに車で送った。

「途中でデヴィさんから『どんな人なの』と聞かれ『ちょっと色の黒い人だよ』と答えた。帝国ホテルの前で彼女に新聞か何かを入れた茶色の封筒を持たせ(社用でホテルを訪ねたような格好をさせて)大統領の副官に引き継いだのを覚えている」

スカルノはデヴィを一目で気に入り、帰国後まもなくインドネシアに呼んだ。

デヴィは59年10月、久保とともにジャカルタ入りした。

桐島が久保にジャカルタ赴任を命じられたのはそれから数か月後のことだ。

「久保さんは最初から東日の商売のためにデヴィさんを利用しようとしたわけじゃない。あの時、スカルノさんに頼まれて日本女性を紹介しただけで、だれでもよかった。それをたまたまスカルノさんが気に入ったので、久保さんがデヴィさんに現金500万円と等々力(東京都世田谷区)の百坪の土地を渡して、ジャカルタ行きを説得したんだ」

インドネシアの賠償ビジネスは当初、首相岸伸介と関係の深い中堅商社「木下産商」の独壇場だった。

だが、久保は「デヴィの後見人」としてスカルノとのつながりを強める一方、自民党副総裁大野伴睦や河野一郎、「右翼の黒幕」児玉誉士夫らに接近。暴力団幹部とも親交を結びながら急速に木下産商の牙城を切り崩していった。

…興味深いお話です。

テレビのバラエティで活躍するデヴィ夫人が「地味なとっくりのセーター」で赤坂の高級クラブにいたこと。

そのときわずか19歳だったこと。

そしてスカルノに気に入られ、当時の現金500万円はいまの1億円にでもなるのか?

調べたら、昭和32年の大卒初任給は12700円だった。

さらに東京都世田谷区の100坪の土地だ。

登場人物も周辺の暴力団も、なんだか凄い。

ニッポンがインドネシアや韓国に支払った巨額の賠償金がどう使われたのか、それが証言に基づいてよくわかる共同通信社会部渾身の戦後史なのだ。

次回は韓国賠償ビジネスだ。

 


「これぞお役所仕事」18億円のサイバー対策、使わず廃止のハチャメチャ!!

2019年10月08日 | Weblog

午前6時です。

黒い雲が空を覆っております。

気温はプラス13度と温かい。

今日のお天気は雨、ところにより雷を伴うそうだ。

低気圧が近づき、大気が不安定なためらしい。

日中の最高気温は18度の予想です。

きのうは冬に備えて、ふたりで外の片づけ作業をいたしました。

屋外に放置したままだったあれやこれやを、物置などに片付ける第1弾。

次に晴れて温かな日があったら、設置していた簡易キッチンも物置小屋に仕舞います。

ほかにも内玄関の床を塗装したり、ドアの内側を塗装したりと、奮闘・努力いたしました。

そんなことで、ホントは休肝日にする予定でしたが、今日に先送りし、居酒屋でおいしく飲食してきたのだ。

〆サバとツボダイで1杯、2杯とおいしい一夜なのでした。

ってことで今夜こそ休肝日、おとなしく就寝することになるのでしょう。

たぶん…

さて、

読売新聞電子版によると、「サイバー攻撃対策の『切り札』として、総務省が2017年度から約18億円をかけて導入したセキュリティーシステムが、一度も使われないまま今年3月に廃止されていたことが会計検査院の調べでわかった」そうだ。

使い勝手が悪くて、コストも高く、各府省庁が使用を見合わせたためだという。

今後も利用の見込みがなく、年間3億6000万円程度の維持・管理費がかかることから、今年3月末で廃止したそうだ。

…って、こんなことあるの? ホンマかいなって話なのだ。

総務省は「ニーズの把握が不十分だった」というけど、不十分は通り越してます。

業者の言いなりで導入したのだろうと推察されるけど、民間企業ならこんなことはありえない。

ニーズも、使い勝手も、ちゃんと調べないで18億円をドブに捨ててしまう感覚が、どうにもこうにもわかりません。

一体全体、どんな経緯を辿ると使えないシステムが導入できちゃうのか、詳しくお教え願いたいもんだ。

総務省はトップを筆頭にしっかり責任取るのがまずは当たり前、関係者の処分とかも、どうなんだ?

総務省の皆々さまよ「血税」という言葉はご存知か?

っていうか、単純に「カネ返せ!!」って話なのだ、プンプン!!


10円で買ってきた、共同通信社社会部編「沈黙のファイル」

2019年10月07日 | Weblog

早起きいたしました。

ただいま午前5時、まだ真っ暗です。

気温はプラス2度とこの秋一番の冷え込みだ。

北海道の北、道北方面では軒並みマイナスの気温です。

寒くなってまいりました。

きのうは、日中ぽかぽか陽気となりました。

小春日和とか、インデアンサマーとか申します。

陽気がいいので、昼過ぎにお近くの蘭越町へ。

ブランド米「らんこし米」で知られる農業と観光の町です。

そこで「キララ共和国建国祭」という収穫祭があるというので行ったのです。

会場では、あれやこれやのきのこがたっぷり入った1杯100円の「きのこ汁」と、新米のおにぎり2個200円の昼食をいただいた。

うまかったぁ~

またフリマがあって、小さなタマネギが袋に詰め放題200円というので買ってきた。

小さなタマネギは我が家では重宝するのです。

古本も格安で売っておって共同通信社社会部編の「沈黙のファイル」という定価1600円の本を、なんと10円で売ってました。

これがなかなか出色の本なのだ。

ニッポンの戦前戦後について関係者のインタビューに基づいた1996年発刊の本だ。

紀伊國屋書店のHPに本の紹介が載っておりました。

敗戦、シベリア抑留、賠償ビジネス、防衛庁商戦、中曽根政権誕生…。元大本営参謀・瀬島龍三の足跡はそのまま、謎に包まれた戦中・戦後の裏面史と重なる」

「エリート参謀は、どのように無謀な戦争に突っ走っていったのか」

「なぜ戦後によみがえり、政界の『影のキーマン』となりえたのか。幅広い関係者への取材により、日本現代史の暗部に迫ったノンフィクション。日本推理作家協会賞受賞」とある。

歴史修正主義などという、いかがわしい皆さんは、こうした真実に基づいた歴史に向き合ってほしいけどまあ、ムリなのだろう。

この本の最後に資料編がついており、当時の皆さんの肉声が記録されておってまことに興味深い。

戦争が始まる1年前、陸軍作戦本部にいた参謀の井本熊男は、開戦に反対し更迭された人物で、1995年7月インタビューに応じておる。

インタビューでは、ノモンハンで参謀本部に無断で紛争を拡大させ、約2万人の死傷者を出した服部卓四郎と辻政信が登場する。

ノモンハンの件でこのふたりは一時的に左遷されたけど責任は問われず、1年後服部は作戦課のかなめの作戦班長に抜擢されておる。

東南アジアに石油、ゴムなど戦略物資を求める「南進」を進めたのがこの服部卓四郎だ。

この服部と深い絆で結ばれていたのが辻政信だ。

参謀の井本熊男は1941年8月、参謀本部作戦室で辻政信にこう詰め寄ったという。

「あんたには、日本が焦土と化しても戦争をやる覚悟があるのか」

「米国と戦えば本土が空襲にさらされる。そうなれば目も当てられないぞ」

そしたら辻はこういったという。

「戦争はやってみないとわからんじゃないか」

その後、井本熊男参謀は更迭される。

ほかにも服部卓四郎の同期の石井秋穂の手記にこうあるという。

「服部は目をギラギラと怒らせ『オレはもう戦争を固く決意し絶対に変えない。今陸軍大臣のなすべきことは連日連夜でも参内して開戦の必要なことを言上することだ。貴様帰って大臣にそう具申せよ』と迫った。天皇を啓蒙せよという言うことだ。私は深入りを避け、帆をまいて退散した」

御前会議で昭和天皇は明治天皇の歌「四方の海みなはらからと思う世に など波風の立ちさはぐらむ」に託して開戦に危惧の念を表明した、そうだ。

参謀の井本熊男が「米国と戦えば本土が空襲にさらされる。そうなれば目も当てられないぞ」と言ったことがその通りとなって、ニッポンは戦争に惨敗した。

この戦争で、300万人を超えるニッポン人が亡くなった。

辻政信は「戦争はやってみないとわからんじゃないか」といった。

300万人を殺してしまった戦争が「やってみないとわからん」ってあまりにテキトーで言葉もない。

開戦前、連合艦隊長官の山本五十六は「初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる」といったそうだ。

これは半年なら何とかなるけど、それから先はわからんということ。

実際、12月のハワイ奇襲から半年後の昭和17年6月、日本海軍はミッドウェ―海戦で空母4隻と航空機290機すべてを失う大敗北を喫する。

ここから延々昭和20年まで負け続け、井本が言った通り、東京は空襲され、8月に広島と長崎に原爆が投下されてニッポンは敗けた。

太平洋戦争は、大きな声の軍人たちの大暴走が招いたキチガイ沙汰でした。

大きな声で人を威圧し、やたら威勢のいい人には注意しないといけません。

安倍さんを頂点とする歴史修正主義者の皆さんは、こうした「事実」を見ないようにしてるんだろなぁ~

などと「沈黙のファイル」をパラパラ眺めながら、改めて思うニセコのおぢなのでした。


顔つきも肌の色もそれぞれ違う「ラグビーニッポン」は、近未来の国のありようを暗示させる

2019年10月06日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前7時の気温はプラス8度で冷たい雨が降っております。

予報によると、きょうは晴れのお天気。

午前中10%の降水確率で、午後から0%ですが、どうしたことか?

日中の最高気温は15度だ。

昨夜は、ラグビーニッポン対サモアの試合を観戦しながら、呑みすぎてしまいました。

ビールに始まり、焼酎お湯割り、最後はまだ残っておる白州のロックでした。

しかもその前に、イングランドとアルゼンチンの試合まで見ちゃったもんだから、延々と呑み続け!!

W杯ラグビー観戦は体に悪い。

それにしても、ニッポンラグビーだ。

体重の勝るサモアにスクラムでも負けてないからたいしたものだ。

ルールもよくわかっていないから、なんで相手ボールになるのかも不明なわけですが、そこはスルーして楽しむことに。

サッカーと違うところは、スクラムとかラックなのだ。

これで見ているおぢまで力が入る。

けさの肩こりの原因はそこか?

それにしても3勝したけど、まだ1次リーグ突破とならんところが、なんとも歯がゆい。

残りは強敵スコットランドといういうから、次の試合、おぢはスコッチに呑まれないよう、呑み干す覚悟なのだ!!

…っていってることがよくわかりません。

そういえば、日本代表の背番号3は韓国出身の具智元(クジウォン)選手だ。

背番号3はスクラムの最前線で戦うプロップというそうです。

スクラムのかなめと言っていいのだ。

かなめが韓国人で日の丸背負って戦って、チームを勝利に導いた。

嫌韓だのなんだのと、ごたくを並べる右翼にネトウヨは、あまりにケツの穴が小さい。

ラグビーニッポン代表チーム、顔つきも肌の色も、あれこれ違うけど、同じユニフォームで相手国チームと闘う姿は、近未来のニッポンのありようと「合わせ鏡」なのだと感じます。

人口減少という、未曽有の事態を迎えておるニッポン国、この先は、いろいろな血が混じり国を支えていく時代が来るんだろうと、そこを暗示させる日本ラグビー代表でもありました。

「ここは頑張れラグビーニッポン!!」と申しておきましょう。

 


巨額原発マネーで取りざたされる「ともちん」こと稲田朋美議員に大注目

2019年10月05日 | Weblog

午前6時を回りました。

お天気はというと、曇り空ですが西の空が晴れているので天気は回復かと思ったらそうはイカキンだった。

予報によると、今日のご当地、午前中30%の降水確率で午後から40%になる。

日中の最高気温は14度に止まるという。

あたりを見渡してみると、紅葉が一気に進んでおります。

寂しい季節になってまいりました。

さて、

関電幹部に3億円を超える裏金が流れた問題です。

久々に「ともちん」ご登場でござる。

ともちんとはご存知、福井県選出の国会議員で、安倍総理の覚えめでたい稲田朋美さんだ。

そして、自衛隊の日報隠ぺい問題で2017年7月に防衛相を辞任した方でもある。

ともちんは、なんでも巨額の原発マネーをばらまいた元助役が取締役を務めていた警備会社から、計36万円の献金を受け取っていたそうだ。

ともちんの事務所は「違法な献金ではないが、渦中の森山氏が筆頭株主の会社であり、返金も含め検討中」と回答したという。

稲田朋美後援会連合会の前会長は、この警備会社の取締役を務めておったそうだ。

「ふ~ん」って話です。

さらに

ともちんと電力会社はどうやら密接な関係にあるらしい。

防衛相を辞任した2017年、ともちんは政治資金パーティーの開催を中止しておる。

なので、このときパーティ券を購入した団体・個人におカネを返した。

その内訳に並んでおるのが、関西電力20万円、きんでんとかんでんエンジニアリングがそれぞれ10万円、そこに加えて北陸電力8万円、九州電力、中国電力、東北電力がそれぞれ6万円、四国電力と北海道電力がそれぞれ4万円、日本原子力発電10万円、電気事業連合会も10万円とあるそうな。

パーティー券を購入していないのは原発のない「沖縄電力」だけだというから、原発を所有するニッポンの主要電力会社と密接な関係にあるのが、ともちんなのだ。

なにせ、福井県はニッポン中の4分の1、計13基もの原発が林立する「原発銀座」なのです。

そこでいま取りざたされておるのが、庶民の想像を絶する多額の金品を配りまくった元助役の「森山メモ」の存在だ。

カネの流れを克明に描いたとされるこのメモが、この問題の今後の展開を左右する。

前回は防衛相辞任で済んだともちんだけど、原発還流巨額マネーとのかかわりでいきなり風雲急を告げてきた。

ともちん、今回は元助役からの金品と無関係だろか? その行方に大注目しているニセコおぢなのだ!! 


関電の金品授受、元助役だけでないし、福井県元幹部も元助役から贈答品、こりゃ底なしだ!!

2019年10月04日 | Weblog

午前6時ちょうどです。

雨降りの暗い朝です。

台風から変わった低気圧の影響だそうで、気温はプラス13度だ。

最高気温も19度に止まるとか。

土、日は寒くなるそうです。

写真はきのう午後の羊蹄山だ。

さて、

亡くなった元助役から、あれやこれやを貰っていた関電幹部です。

きのうの羽鳥モーニングショーでは、1着50万円の背広2着貰っていた例もあったとされた。

しかもこれが「儀礼の範囲」と関電幹部は申しておったそうで、その金銭感覚に口あんぐり。

また、元助役が顧問をしておったという建設会社の売り上げは、2013年が3億5000万円だったけど、2018年には21億8000万円にも膨れ上がっておったという。

高浜原発の再稼働に向けた安全対策工事の急増だ。

その額1兆円で、これは原発2基分に相当するそうだから、業者にとってはおいしい工事だった。

しかも、悪名高い総括原価方式だから、「建設コスト」がどんだけ高くなっても、電気料金に上乗せすればいいだけの話だ。

フツーの会社は見積もりをとったり、いわゆる「相みつ」を取って、安く入札してコストを下げて利益を出す。

だけど、電力会社は総括原価方式なので、コストが増えてもすべて電気代に上乗せすればいい。

つまり、電力会社は建設コストがいくら高くても痛くもかゆくもない。

こうして一般家庭は高い電気代を支払わされるはめになる。

だけど電気を使っていない家庭などほとんどないから、薄~く、広~く徴収できるのだ。
 
つけは一般家庭に回ってくる。

そんなことだから、福島第一原発事故の影響で、全国各地の原発で安全対策工事が行われ、あっちでもこっちも関電と似たりよったりの構図があっても、なんら不思議ないのだ。

この元助役はほかにも、メンテナンス会社の相談役だったり、関電子会社「関電プラント」の顧問もしておったというから、関電とは「ずぶずぶの関係」だった。

さらにきょうの各紙は「関電幹部 業者から直接の例も」との見出しだ。

ようするに元助役だけでなく、業者からも直接カネを受け取っていたというのだ。

しっかりカネが「工事業者から還流」しておった、ということになります。

カネがじゃぶじゃぶの電力会社と、高い価格で受注できる受注業者の関係、あまりにおいしくて羨ましい。

おぢが業者なら、なんとかお仲間に入れてほしくもなる。

1000万円も利益が出るなら、1着50万円の背広はお安いもんだ、2着もプレゼントしちゃいますってば!!

そんなこんなで、全国各地の電力会社に出入りする業者は、ありがたくて電力会社に足向けて寝ることなどできません。

電力会社の幹部から下っ端の職員まで、揉み手ですり寄る地元業者の気持ちがよくわかる。

さらに、NHKニュースによれば、福井県元幹部も元助役から贈答品を受け取っていたという。

「儀礼的な範囲」というけど、関電幹部は「1着50万円の背広」も儀礼的範囲というから、福井県元幹部の常識はどうなのか???

さらにさらにNHKニュースによると、元助役の関連会社には、入札なしで18件の工事が発注されていたという。

関電はこれについて「契約できる登録業者は吉田開発しかなかった」としておるそうだ。

これがどんだけ特殊で難しい工事かと思ったら「寮や社屋」というから、ありゃりゃなことなのだ。

疑惑が山ほど出てくる関電を巡る問題ですが、この際は全国各地の原発関連工事業者の税務調査をしっかりやれば、怪しいところが次々出てきそうな気がしますけど、さてどうだろか???

 


関電にも呆れたけど、ほかの電力会社はどうだ???

2019年10月03日 | Weblog

まもなく午前6時半になります。

寝坊いたしました。

昨夜のズンバの疲れです。

気温はプラス12度と2日連続で温かい。

きのう札幌上空1500メートルの午前9時の気温は、16.6度もあったと札幌管区気象台は伝えております。

なんと、これは10月の気温としては観測史上1位の記録だそうな。

富良野では10月としては観測史上一番高い27・2度を記録したそうだ。

きのうもきょうも、北海道の内陸では10月としては記録的な高温だという。

ご当地も最高気温は25度近くで暑くてびっくり。

どうやら台風の影響らしいけど、過日、スウェーデンの10代の少女が環境問題について、怒りに満ちた表情で各国首脳に訴えたテレビ画面を思い出しました。

地球温暖化について「時間がなくなりつつある。しかし、まだ手遅れではない」と話しました。

そう信じたいところです。

さて、

今朝のニュースはなんといっても「関電役員2人が1億円超を受け取っていた」問題だ。

新聞報道によると、受け取った金品は現金や金貨、商品券など。

最多は鈴木聡常務執行役員の1億2367万円。

豊松秀己元副社長は1億1057万円。

原子力事業本部で幹部を務めた2人が全体の7割超を占めたという。

でもって、最多の鈴木さんは「厳重注意」で、豊松さんは月額報酬の「2割を2カ月返上」だそうな。

これが「社内処分」だというから大甘に過ぎる。

調査報告書では「元助役に、工事物量や工事概算額などの規模感を記した資料を手渡すなどの情報提供をしていた。ただ、金品の見返りとしての発注関係の情報提供は認められなかった」とわけわかんない。

金品を受け取って、元助役に原発関連工事の情報提供をしたのだから、これを世間常識では「見返り」といいますけど、これは認められないというのだからびっくり。

つじつまの合わない意味不明の調査報告書なのだ。

なんといっても関電から、元助役の森山さんと関係の深い建設会社「吉田開発」への発注額が凄いのだ。

2013年度から18年度までの6年で約64億7000万円というから、どう考えても金品が効いたんだろうと推察される。

もっとすごいのは、これらが明らかになっても、社長も会長も、辞任を否定しておるというから厚顔なのだ。

世間では、これをあつかましいと申します。

言い訳はというと、元助役からの「家にダンプ」「お前にも娘がいるだろう」との恫喝だったとか。

これでは悪いけど元助役、ヤクザや総会屋と一緒だ。

これが事実なら、関電はしっかり警察と連携して対処すべきだった。

それを怠っただけで、経営者として万死に値するんではないのかね。

もっとも、すでに亡くなった人で、死人に口なしだ。

ですから、元助役を悪者にしちゃうのも、なんだか卑怯な気もしてくる。

それよりなにより、こうしたことが行われていたのが、関電だけだったのか? って問題だ。

ようは、全国各地で原発を所有する電力会社と、そこから受注関係にある会社の間で、カネの流れがあったのかなかったのか、ちゃんと知りたいところだ。

元助役から関電幹部にぐるぐる回ってるおカネですが、そもそもは国民が支払った電気料金なのだ。

福島第一原発事故以降、津波対策などでそれぞれの原発にかけたカネはというと、原発2基分にも相当する巨額な費用だという。

とんでもないカネが津波などの予防対策に使われたわけ。

もちろん、その原資は世間の皆さんの電気代なのだ。

かつて原発由来の電気代をごっちゃり支払ったおぢには、そのカネがどう使われたのか、ちゃんと知る権利があると思うけど、どうよそのあたり???

 


安倍政権の対韓外交で地方経済に深刻な影響by週刊文春

2019年10月02日 | Weblog

まもなく午前6時です。

気温はプラス11度で、今朝も朝霧に覆われてます。

どうやら今日もいいお天気に恵まれるらしい。

日中の最高気温も25度の夏日だ。

10月にしては温かい一日になりそうです。

そんなこんなのきのうは札幌へ弾丸ツアーしてまいりました。

目的は冬物衣料品や食料品など、あれこれ買うため。

「消費税10%に上がった日に買い物なんて、バカでないの?」と思われるか知らんけど、これが意外にいい買い物なのでした。

小樽のアウトレットショップでは、9月30日まで40%引きだったフォックスファイヤーのアスレチックタイツが、10月1日のきのうはなんと60%引き。

そんなことでハニーさんはありがたくご購入。

おぢは、ファニシェルジャケットという、これまたフォックスファイヤーの製品を30%引きで購入したのでした。

このフォックスファイヤーの製品のいいところは、「ユニットシステム」だ。

購入したアウターの内側にダウンとかフリースをファスナーでつなぎ合わせることができるので、温かさを調整できるわけ。

ようは秋から冬、そして春まであれこれ付けたり外したりして、着回しができるのだ。

そんなことでこの先3年の3シーズンは、このジャケットで過ごすことになる。

そう考えたらお安いもんです。

もっとも、2%の消費増税はニッポン経済を冷やすあほんだらな政策だとは思ってますけどね。

加えて、札幌の東急百貨店では「福岡 博多もつ鍋 芳々亭」など九州の物産展、最終日でした。

そんなことで、すっかりお気に入りとなった、うんまい「もつ鍋」を購入してまいりました。

ほかには、ここでは書けませんけど、チョーがっかりの食品も買っちゃたけど…

さて、

週刊文春10月3日号にあった「『僕の地元は関係ない』安倍対韓外交で『損失3千億円』」の記事だ。

韓国人のインバウンド消費に支えられた地域から悲鳴が上がっておるという。

九州の湯布院や別府など大分県だそうな。

大分の観光客の約6割が韓国人で6万人も来ておったそうだ。

それが8月には67・8%減で約7500人にまで落ち込んだそうな。

長崎県対馬市では7月に前年同期の4割減、8月はなんと約8割減というから大打撃だ。

そんなことで対馬市内の事業者からは、当面の資金繰りを心配する声が上がっておるというから、相当深刻だ。

ですが当の安倍総理は「僕の地元はあんまり関係ないみたい」と周囲に語ったそうだ。

ふざけては困ります、なにこいたもんだ!! って話にもなる。

ご当地ニセコに近いルスツリゾートも、8月の韓国人客は53%も落ち込んだという。

これが、おカネをいっぱい落すお金持ちのゴルフ客だというから、ルスツリゾートを運営する加森観光も相当痛いに違いない。

文春はやんわりと「このままでは国益を損ないかねない」と締めくくっておりましたけど、あきらかに国益を損なっておるというのが正しい。

極端な思想の持ち主を国のトップに据えてはいけません、ってことだと思うけど、どうよそのあたり!!


「モサド」は食べていける仕事を2つ作るby佐藤優

2019年10月01日 | Weblog

午前5時40分を回ったところです。

気温はプラス7度。

あたりは深い霧に覆われております。

今日も良い天気になるらしい。

日中の最高気温は23度の予想だ。

ところで、

週刊新潮で新連載が始まった「佐藤優の頂上対決 我々はどう生き残るか」はお読みになりましたでしょうか?

第1回は楽天の三木谷浩史社長とのインタビューだった。

この中で、楽天では社員にTOEICの試験を何度でも受けてもらったり、英会話学校へ通いやすくしたり、6か月間プログラミングを勉強してもらったりしておるそうだ。

そこで佐藤さんはイスラエルの諜報機関、「モサドの教育が面白い」としてこう話しておる。

「常に職員の3分の1が研修中なんです。交代で研修をしている」

「そして必ず情報専門家以外に食べていける仕事を二つ作ることになっている」のだそうな。

「それは身分を偽装するために必要なんですが、それだけじゃない」

「この分野で仕事をしていると、必ず事故が起きる。その時には役所をやめてもらうことがある」

「でもスパイしかできないと組織に恨み骨髄で敵対してくるんですね。二つぐらい手に職をつけてあると、円満に離職してくれる(笑)」

へぇ~って話です。

たとえ失敗が自分の責任であっても、それでスパイを解雇されれば恨む人だっている。

まして、スパイしかできないとなれば、一般社会では生きていけそうにない。

別の仕事でも食べていけるなら、組織を恨むこともないわけだ。

まことに理に適った対応で、おぢも「なるほど!」と膝を打ちました。

いまニッポンでは、大企業はともかく、中小企業では年功序列や終身雇用が崩れ始めておる。

ですが、在職中に現在の仕事とはまったく別のスキルを磨くことができれば、確かに雇用の流動性は確保できるような気もしてくる。

楽天もなかなかやるもんだとも思いましたし、モサドも考えたものだと思う。

いまニッポン国は、これまで経験したことのない「人口減少社会」を迎えております。

これまでは人口増に支えられて、消費がどんどこ増えるわけだから、他の会社の物まねをしておっても生き残れた。

ですが、人口が増えておる中で培われてきたこれまでのビジネスモデルは通用しなくなる。

ものまねではなく、他人のしないこと、他人のしてないことをしないとダメってことだ。

勤勉でまじめに働くだけの人材では生き残れないのだ。

あんなこともできれば、こんなこともできる人間でないと、生きていけない時代かもしれません。

人口が減少する社会は、しみじみ厳しい社会なのだと感じた朝なのでした。

チャンチャン!!