心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

強奪犯

2009年05月08日 | ライフ
私の母親も、結構な年齢になっています。
幸いにしてまだまだ元気で、この前なんか、ある用事で一緒に出かけたんですが、
歩くのなんか、私よりも足取り良くホイホイと。
そんな姿を見て、ちょっと嬉しくなりました。

それから、少し後に母親の一番上の姉が手術を受けることになり入院となりました。
2年前には、母親の姉の一人が病気で亡くなりまして、
小さい頃、母親は末っ子で、私は母親の姉達全員に
すごく可愛がってもらいました。

何て言うか、どう言っていいのか、
私にとっては、とても大切な人達で、かけがいのない人達で、
子供の頃のままに、私の周りにずっと存在するものだと
自分に思い込ませていたようなところがありました。

でも、そんな事をしても叶う訳もありません。
当たり前のことなのですが、いつの日かは向き合わなければならない事がある。
まだ、まだ先のことだと思うのですが、見えない所に置いていたものが、
今回の事で見える位置に。私の心は、ざわめいてしまっています。

そして、それは、
今までの別れとはとは違う受け入れがたい感覚を感じているのです。

2年前の件、今回の件は、別れの感覚ではなくて、
強奪される感じ。問答無用、理由も何もあったもんじゃなく奪い取られる感じ。
受け入れがたく許しがたい感じ。ざわめく我が心、苦しくてです。

私の仕事は心理療法。
そのような心の反応を軽くする方法もあることを知っています。
でも、私の心は、今は、それを望んでいません。
だからと言って、嫌だ。嫌だと、
子供のように駄々をこねているのでもないようで、

その心のざわめきに耳を澄ましてみると、
ただ、そのまま感じることを望んでいるようです。
悲劇のヒロインの気分を味わい、その感情に浸りたいわけではない、
ただ、自分の中心で感じるだけ、そのまま感じることを望んでいるようです。

何故、そうしたいのか、その理由も、理屈も伝わってきませんが、
それが必要な事で、大切なことだと言っている感じがする。
なんだかなあ~。

その感覚に従うことになると思いますが、
決して強奪犯を許したわけではありません。
この先、いつか、その強奪犯と出会うチャンスがあると思うんですね。
その時には、絶対にボコボコにしてやろうと思っています。

その人がどんなに眩い光に包まれていようが、腕が何本もある和式の奴であろうが、
神々しい光に包まれ、周りに可愛らしい子供達が輪っかと羽つけて飛んでいようが、
光る輪っかをむしり取って投げつけてやろうと思っています。

絶対にね。

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