心理療法の技法の一つに
リフレーミングと言う認知の枠組みを変えて
気持ちを改善する技法があります。
意味のリフレーミングは、
あることに対しての意味付を変えます。
思うような結果を出すことが出来なかった時、
「失敗した。」「自分は劣っている。」というような
ネガティブな意味付をしているものを
「貴重な体験をした。」「あれでは上手く行かないことが分かった。」
と言うようなポジティブな意味付に変えることで
それに対する気持ちを改善する取り組みです。
状況のリフレーミングは、
意味付ではなく状況を変える取り組みです。
初めてのお寿司屋さんで
壁に掛かっているお品書きの値段の表示が
全て時価になっている時に
財布の中身が1万円しか入っていない時と、
5万円入っている時では
精神状態が微妙に違ってきたり、
「あなたしか考えられません。結婚してください。」
って、酔って電信棒に告白するのと
シラフの時に本人に告白するのでは
行動が同じでも結果が違ってきます。
まあ、結果は同じであったりすることもありますが。。。
次のような場合は、
意図したリフレーミングではありませんが、
逆の効果を生み出してしまったリフレーミングですね。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計