![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/39/69b83c164f49a4b356b9462889312869.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ed/506017f761b509833f8564aca9814d67.jpg)
友人
「何日に新年会があるんだけど
その後、一緒に飲みにいかない?」
私
「いいねえ。
だけど、ちょっと金欠気味なので
今回は、辞退させてもらうよ。」
友人
「お金のことは気にしないでいいよ。
誘っている俺がぜん~ぶ面倒見るから。」
この友人には、
昔から世話になりっぱなしで
受けた恩がどんどんと溜まって
恩の天秤棒が大きく傾いてしまっています。
次は自分が何かの形で返さなくてならないのに
この誘いに甘えてしまうと
さらに天秤棒が傾かせてしまいますが
かねてよりちょっと厚かましい所がある私は、
その申し出を断るはずはないのです。
三宮、夜、9時30分待ち合わせ。
奢ってもらう方が
奢る方を待たすわけにはいかないので
ちょっと早めに待ち合わせ場所に到着。
「思い返せば、
食事メインでアルコールを飲んだことはあっても
飲みがメインは、久しぶりだなあ。」
なんて思いながら待っていると
友人が到着。
1件、2件とはしごして最後は、
美味しくてリーズナブルな串焼きを出してくれるお店。
このお店は、友人の馴染みの店で
以前、私も何回か訪問したことがあります。
訪問した時の店内は
すっからかんで貸し切り状態だったので
半分、冗談でからかいながら、
半分、心配をしながら
「今日は、暇なん。」
何て話していたのも何のそので、
20分もしない内に
あれよあれよと満席に。
お店の人が、
「○○さんが、また福の神になってくれた。」
なんて言っていたけど
その表情は、
半分、冗談で、半分、本気のようにも見えた。
その言葉も、いつもおおらかで、
にこやかな表情を見せる友人を見ると
福の神ではないかと言うのも
あながち間違っていないようにも思えたりするのです。
隣に座ったどこの誰だか知らない二人組と私達が
お店の人が、知り合いだと感違いする位に
ワイのワイのと話が盛り上がることになったのも
その友人が話しかけたことがきっかけです。
世界遺産巡りをしている友人は、
またタイプが違っていて
次の目的地まで歩いている時に、
話しかけて来てくれた地元のおばあさんと
歩きながら私が話をしていると
すたこらと歩みのスピードを上げて
あれよあれよと20メートルも先に。
自分が興味が無い人には全く興味を示さず、
その反面、
興味のある人には、
惜しむことなく世話を焼いたり力を貸す。
こんなに裏表のない、この分かりやすさが
その友人の面白さであり、
その友人の魅力的な所です。
この日の福の神の友人は、
新年会を含めると3件目、
さすがに酔いと共に眠気もやって来て
楽しい飲み会の幕が下りたのでした。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計