8月某日、
東京から一人の男性がお土産を片手に
施療を受けに来てくれました。
この方は、
東京での施療で担当させて頂いた方の一人で、
私が神戸に来てからも
時折、メールで相談を受けたり
現状報告をしてくれていました。
その方より
施療を受けに神戸まで行きたいとの連絡を受けての
久しぶりの対面となりました。
部屋に入るなり
「先生、太りましたか?」
の遠慮ない言葉も疑問形であることが彼の優しさの表れです。
「○○君も太ったよね。」
と、私は優しさのかけらもない断定した言い方で返し、
互いの時が流れていることを確認するような会話から始まりました。
本人曰く、今回の施療の目的は、状態が悪くなっていると言うのではなく
良い変化は維持され、自分のものになっているとのことですが、
さらなる変化のためのヒントや気付きがあればとのことでした。
施療を終え、夕食を一緒に取りながら
過去の自分では出来なかったことが
今の自分には出来るようになっていることを話してくれたり、
東京での思い出話を楽しみ、
私の記憶のアルバムに又一つ
楽しい思い出が刻まれました。
そして、今日のことが
さらなる新しい良い変化を引き起こすきっかけとなり
そして、
私と同じようにその方の記憶のアルバムに
楽しい思い出として刻んでくれたら嬉しいなと
帰っていく後ろ姿を見ながら思うのでした。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計