心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

再びの

2015年08月16日 | 名所巡り(兵庫)

生涯3度目の訪問。


何年か前の桜が満開の季節に訪れ

あまりの人出に城内に入ることを諦め、

その無念さを晴らしに姫路城へ。


今回のパートナーは、いつもの友人とは違う

笑顔がとてもチャーミングな方がパートナーとなってくれました。


まずは姫路駅の駅そばで腹ごしらえ。


どこに駅にもある立ち食いソバなのですが、

姫路駅の駅そばは、

一時期テレビでも取り上げられた人気店で

それを食べるためだけに姫路駅まで来る人もいるとか。


この暑い日に熱い汁そばを食べるのもどうかと思うのですが、

今度いつ来れるか分からないので決行することに。



美味しいのは美味しいのですが、

使われている麺が、

うどんでもなく蕎麦でもなく

中華そば的な麺が入っていて、

出汁と言えば出汁だし、スープと言えばスープで、

脳内がちょっとだけ混乱。

味の評価は、1グット



食べ終えて駅を出ると

今日、私達を案内してくれる姫路城のゆるきゃらが待っていてくれ。。。るはずもなく、

近くにいた関係者から察するに

姫路市の食品衛生月間の街頭PRに協力していたようです。


滅多に会えないゆるきゃら(しろまるひめ)に会えるとは

私の強運は、今日もやってくれました。



「しろまるひめ」とさよならして、

駅を出ると向こうのほうに白い姫路城の姿が。


見た感じ割と近くに見えたのですが、

巨大な建造物は見た目よりも遠くにあることが多く

何せ今日は陽射しの熱でゆで卵が出来そうなくらいの夏の炎天下なので

20分も30分も歩く訳にはいきません。


駅に向かう人を呼び止めて訊ねてみると

姫路城まで歩いて10分程度と聞いたので

歩いて行くことに。




聞いた通り10分ちょっとで到着しました。




内堀にかかる桜門橋(2007年に復元)を渡り、

1938年(昭和13年)に復元された現在の追手門をくぐり城内へ




駅前で食品衛生月間のキャンペーンで

もらったウチワを右手で扇ぎながら撮影




石碑のアップ

この立派な大きな石?岩?はどこ産のものなのでしょうか。

探すのが大変だったと思います。




入口近くから見るまだまだ白さを保っている姫路城




入場口

いよいよ両親に連れられて来た小学生以来の入場なので興奮しています。




二の丸入口にある櫓門(やぐらもん)で正面登閣口から最初に通る門で、

二階部分の窓が黒漆と金箔で装飾された美しい門です。

両柱の上に木彫りの菱の紋があることから菱の門と呼ばれています。




菱の門をくぐると姫路城天守閣へと向かうルートが左、右、正面と三方向あり

今回のルートは、順路案内が正面となっていたので正面を選択。

正面を進むとすぐにあるのが「いの門」



この辺りの記憶が全く残っていないので新鮮です。




いの門をくぐって先に進むと現れる「ろの門」

同伴パートナーはここで売っていたお茶を購入しましたが

私はペットボトルの荷物が増えると撮影に邪魔になるのでグッと我慢。



ろの門をくぐって先に進むと現れてくるのが

「はの門」で道に対して変わった角度で作られていて

門をくぐると直ぐに急角度な石段があります。



天守閣に近づくに連れて道幅が次第に狭くなっている理由は、分かります。

壁に開いた穴が何を意味するのかも分かります。

この角度は、どのような利点があるのだろうか。




はの門の先の天守へと続く狭い通路




おっいよいよ天守閣の中へと思わせる「にの門」




でもまだまだ違うのでした。




左上に天守閣を見ながら先へと進みます。




水二門




水三門




いくつかの門を通り抜け城内へ



この感じです。

小学生の頃に見た記憶通りのこれこそ歴史建造物。


外側の見た目は城、中に入ると近代建築でがっかりとはならずに

姫路城は、その当時のそれを残しているので

私をその当時にタイムスリップさせてくれるのがたまりません。




城主 池田輝政の家紋 アゲハ蝶




階段をあがると




鉄砲や槍をかけておくための

武具掛けがズラリ








武者走り、今で言う所の廊下?




武具庫




地階から五階の天井まで通されている柱




記憶では、4階から5階への階段



記憶では、5階から最上階への階段

どの階段も完全に人間工学を無視した急こう配で狭い階段で

しかも頭上にある上階入口が又狭いので

上りにくいったらありゃしません。



普段の使用には不便ですが守りには効果的に作られているようです。




最上階にある刑部神社

この刑部神社は、姫路城の守護神で

姫路城が建てられる前から姫山に祀られていた神社だそうです。


この刑部神社にまつわる面白い話がいくつか残されているようで、

宮本武蔵が妖怪退治したり、

神社を建てることで妖怪が出なくなり城主の病気が治ったとか、

このオカルト話を、信じるか信じないかはあなた次第のようです。


最上階からの眺め




登りとは違う帰りに見ることが出来る城内の様子




流し台




暗くて良い雰囲気です。






非公開、そして、使用禁止のトイレ




天守の外に出て、本丸御殿跡地から大天守を撮影







ここが007の撮影隊が撮影で破損した壁だったような。。。



今は、殆どテレビなどでやっていませんから

今の人は知らない人も多いかもしれません。



私達の時代の夏の怪談話の定番が

四谷怪談、牡丹灯籠、みみなしほういち、

そして、播州皿屋敷。


番町皿屋敷は、

播州皿屋敷の話が江戸の牛込御門内の番町に書き換えられて

番町皿屋敷となったようです。


子供の頃は、本当に怖くて

夜、テレビで見てしまうと

薄いタオル地の中に手も足も顔も完全にもぐりこませて

暑苦しく、息苦しいなかで寝ていたことを思い出しました。

 

そのお菊の井戸





菱の門まで帰って来て

西の丸の方へと向かう予定でしたが、

暑さと渇きと疲れで、西の丸より水を身体が求めていたので

次回の楽しみにして今回の姫路城は終了ということに。



駅へと向かう道すがら、かき氷にありつき渇きから脱却。

かき氷に救われたのだけれども、ここもクラッシャー氷的なかき氷。

「子供の頃には、こんなかき氷は無かったぞお―――。

こんなのかき氷じゃない――――。」と

心で叫んでしまった次第です。


ああ、清水寺の音羽の滝の前にあったお茶屋さんで

食べたあの食感のかき氷、近くにないものかと思うのでした。


それはそうと、

桂 枝雀「はてなの茶碗」の落語の中に

音羽の滝の前の茶店の話が出てくるのですが、

私が清水寺でかき氷を食べた茶店と

同じだったとすると面白いのですが。




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