藤井聡太四段が、
竜王戦決勝トーナメントの佐々木勇気五段との対局で
熱戦の末に敗れ
連勝記録が潰えてしまいました。
竜王というドラゴンを倒すために旅立ち、
これまで次々と出現するモンスター達を
着々と打ち倒してきた藤井聡太四段の前に
竜王の城に辿り着く前に立ちはだかる
ボスキャラ・クラスのモンスターがついに出現。
そして、激闘を繰り広げたのですが、
「そうたは、ダメージをうけた。」
「そうたは、ホイミで体力を回復した。」
「そうたの攻撃は、かわされた。」
「そうたは、ダメージを受けた。」
「そうたは、やられてしまった。」
今回の将棋は、
序盤からペースを握り、
藤井四段の驚異的な終盤力を発揮させる隙を与えずに
最後まで押し切った
ボスキャラ・佐々木五段の完勝譜だったように思えます。
序盤、気が付けば
佐々木五段が、研究に研究を重ねて完成させた
相手が得意とする勇気流の戦型に。
これは、巧みに引き込まれたのか、
それとも自分から果敢に飛び込んだのかと
序盤からハラハラ、ドキドキし、
仕事の継ぎ目継ぎ目に見させてもらいましたが、
研究に研究を重ね勇気流を完成させた
佐々木五段に一日の長があったようです。
藤井聡太四段は、
昨年のクリスマスに
発射台からリフトアップして
今日、ロケットの一段目を切り離し、
もっと先へと、さらなる高みへと行くために
二段目のロケットに点火しました。
そして、伝説の二章が始まった。