私達は、寝たか寝ていないのか分からない睡眠を取り、
朝の7時過ぎには京都烏丸駅にいました。
京都の神社仏閣の開門時間は、
早くて午前9時より、多くは午前10時よりが殆どなので、
朝の7時に京都は、いつもなら意味なく早すぎるのですが、
友人が訪れたいと希望した京都イノダコーヒ本店近くにある
六角堂の開門時間は、朝の6時よりなので、
喫茶でモーニング、
そして、六角堂へと時間が無駄にせずに済みます。
イノダコーヒ本店
京都の阪急烏丸駅から少し歩けばイノダコーヒ本店に到着です。
お店の外観は、左側は、レトロ調。
右側は、町屋造で和菓子店のような雰囲気の外観となっています。
この創業当時に使われていたと思われる自転車は、
オブジェとして置かれていて
実際に使用していないと思うのですが……
イノダコーヒ本店入り口
店舗内へは、こちらの和菓子店風の方から入店します。
友人曰く、この喫茶は、
朝早くから人が並ぶほどの人気があるのだそうで、
喫茶のモーニングを食べるために並ぶ???
ちょっとビックリしますが、
この日も店内には、すでに多くの人の順番を待つ姿がありました。
イノダコーヒ本店 坪庭
イノダコーヒ本店の営業時間は、朝の7時からで
私達が到着したのが確か朝の7時30分前後です。
その時間、すでに最大211席が全部埋まって
さらに順番待ちの人が多数並んでいるのですから、
何じゃこりゃです。
本物の鳥
こういう感じ、ハワイだったかバリ島で見かけたような……
喫茶室には、現代的な空間の喫茶室と
レトロ調の空間の喫茶室があり、
私達は、レトロ調の喫茶室を希望。
レトロ調の喫茶室
室内空間が醸し出す雰囲気、従業員の雰囲気、
窓の外には大きな観葉植物があり、
外から先ほどの鳥籠の鳥の囀りが聞こえてきます。
何だか海外旅行のホテルで
朝の朝食を食べている感じもしてきて、
私の知っている喫茶店のイメージとは違うんですよね。
イノダコーヒ本店
京の朝食&マッシュルーム・スープ&プリン
私達がオーダーしたのは、
京の朝食&プリンにマッシュルーム・スープ。
ハム、卵料理、サラダ、クロワッサン、プリン、
どれもが美味しいのですが、
特にマッシュルームスープが絶品で、無茶苦茶美味かった。
喫茶店が提供するレベルの料理ではなくて、
私は丼で三杯はいける自信があります。
店名のイノダコーヒは、コーヒーと伸ばさずにコーヒで、
メニューの表記は、コーヒーと伸ばしていて
ちょっと気になったので調べてみました。
これは、元々『珈琲』と漢字表記していて、
それが平仮名の『こうひ』となり、
平仮名からカタカナの『コーヒ』となったのだそうです。
計画では、午前9時過ぎには
六角堂の拝観を終えるはずでしたが、
その時間、まだ私達はイノダコーヒ本店を楽しんでいました。