2006年 台湾の整形外科医が『母の日』に合わせて
80歳の母親に約110万円をかけて整形手術を施し、
見た目で30歳は若返らせました。
う~ん。若々しい装いをするとか、
体を鍛えて若々しい運動機能を維持するとか、
長く健康であれるよう体調管理に気を配るとかではなくて
見た目を若々しいものへ作り変える。
これについて強く反対する気持ちはありませんし、
見た目が若々しくなると
気持ちや行動まで若々しくなるかもしれないので
素晴らしい母親孝行となりましたねと
賛同するのは簡単ですし、
そう言っておいた方が良いとは思うのですが、
正直な所、なんかこう上手く言えないのですが
もやもやとした感があるんですよね。
80歳になる母親の身体への負担は
どうだったんだろう。
顔にメスを入れることについて
実の母親はどうだったんだろう。
造り物感なく自然な感じになったんだろうか。
でもまあ本人が望み
若々しい見た目を得た母親が喜んでいるのなら
なによりそれが一番で
他人がどうこうと言うものではありませんからね。
そして、私のもやもや感の発生源は、
心理的にどうこうというものではなくて
私個人の価値観や好みでしかないように思います。