インドネシアのジャワ島で27歳の男が
同僚の18歳の女性を殺害しました。
男の供述では、日頃から女性に
「デブ!」「スモウレスラー」等と
罵られていたようです。
2020年1月24日、
職場から女性が帰ってこなかったので
女性の家族が警察に相談。
捜査を開始した警察がジャワ島の農場で
女性の黒焦げの遺体を発見しました。
女性の身体は75%が焼かれていたらしく
かなりの怒りと言うか
恨みを持っていたことが伺えます。
虐めはいけない!なんて当たり前のことを
虐めの加害者に向かって言っても
虐めをするような加害者には
効果が少ないような気もします。
虐められている被害者は、
何の抵抗も出来ない無力で弱い人とは
限らないので強烈なしっぺ返しを
食らう可能性がありますよね。
上の様な悲惨な仕返しを被るだけでは無くて
法律に法った方法での反撃を食らった場合でも、
かなり自分の時間を取られることになるので
よく虐めの加害者になるよなと思うのです。
虐めの加害者が殺害された場合に
自業自得と言う人もいるかと思いますが、
虐めの被害者が違法な方法で
仕返しをした場合には、
本来は被害者である本人が
逮捕されることになり、
自分の人生に大きな損失が生じます。
自分の手で仕返しをの気持ちは理解できますが、
見方を変えれば自分の大切な人生の一部を
どうしようもない人間に捧げるようなものなので
それでは本当に意味で
虐めの被害者が報われるとは思えません。
捧げるのは愛する人のみに。
2017年のイギリスで52歳の男が
上司の46歳の女性を殺害しました。
被害者の女性のその額にはナイフで
「いじめの加害者」と刻まれていたそうです。
男は、1989年から
同州の大学の給与課で働いていて
女性は、2015年に男の上司として入社。
女性が入社して以降、
二人に多くの衝突があったようで
それに耐え切れず我慢しきれなくなった男は、
女性の家を訪れ刃渡り10㎝の狩猟用ナイフで
15回刺して殺害した後、
警察に通報してから自殺しようとしましたが
駆け付けた警察に逮捕されました。
毎日、悪口を言って育てた観葉植物と
毎日、愛情ある言葉をかけて育てた観葉植物を
観察すると一方は萎れて元気がなく、
一方は生き生きとして明かな違いが出ている映像を
見たことがあります。
個人差はあるものの人間の心には、
入ってくるストレスを昇華したり放出して
心を浄化する機能を備えていますが、
入るストレスの量が浄化できる量を超えると
身体や精神に異変をきたすことになります。
虐めのように繰り返し繰り返し
ストレスを与えられると
人の心は浄化することが追い付かなくなり、
我慢強い人は、自分の身体や精神に
大きなダメージを被りますし、
そうでない場合には、ストレス源に対して離れるか、
攻撃するかの何らかの行動を取ることになります。
騒音は悪口ではありませんが頻繁に継続的に
ストレス源を投げつけられている状態と同じです。
爆発する前にストレス源に冷静にアプローチをして
どうにかすることが出来れば良いのですが………。
また相手に深刻なダメージを与えるような攻撃は、
ある出来事に対して持つ真っ当な怒りではなく
自分の心の中の問題を
ターゲットにぶつけていることも多く、
真っ当な怒りや叱りであっても、
いや、それすらでなかったとしても
酷く傷つきやすく脆い
心の持ち主のであった場合には、
ビックリするような反撃を行う人もいます。
(逆切れや被害妄想)
部屋で友人と盛り上がって騒がしくなり、
周りに迷惑をかけることだってあるかも知れません。
誰かに不満を感じて攻撃的な言葉を向けることも
あるかも知れません。
自分が加害者になることを良しとしない人は、
振り返って強さと頻度が過剰になっていないかに
注意することが大事かなと思うのです。