心の扉 神戸カウンセリング花時計

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WBSSバンタム級決勝 井上尚弥VSドネア

2019年11月08日 | ライフ

11月7日(木)に行われたWBSSバンタム級トーナメント決勝で

井上尚弥選手がドネア選手に3-0の判定勝利をして優勝を果たしました。

 

いやあああああああ 凄い試合でした。

本当に素晴らしい試合でした。

やっぱりドネアは簡単じゃなかった。やっぱり強かった。


今回の試合で井上尚弥選手がドネア選手を

少しだけ上回ることが出来たのは、

パンチ力や防御力が優れていたというよりも

気持ちが少しだけ上回ったんじゃないかとさえ思えます。


これまでの井上尚弥選手は、対戦相手を圧倒して来たので

現時点の井上尚弥選手がどれだけの強さに到達しているのか

全く見当もつかない状態だったので

今回のドネア選手との試合が試金石となって

これまで謎に包まれていた井上尚弥選手の実力を

少しは掴み取れるのではないかと思っていました。


井上選手のフェザー級にも通用するパンチ力は、

今回の試合でも大活躍していましたが、

もう一つの重要な防御力は、ドネア選手クラスの攻撃力に対して

9割方は反応出来ていたように思えますが、

後の1割の隙間を破られたパンチによって

敗戦に繋がりそうになるのですから

ボクシングには過酷で非情な怖さがあります。


それとドネア選手との身体のサイズ違いによって起きたことなのか、

強烈なプレッシャーを受けたことによるものなのか、

主導権を握られていたことによるものなのか、

激しく高いレベルの攻防の繰り返しによるものか分かりませんが、

井上選手は、体力的に削られていたようにも感じます。


そのようなことから

井上選手よりも身体のサイズが大きいドネアほどの選手が

フェザー級で苦戦をしていたことを考えると、

今の井上選手は、まだフェザー級の戦いでは

無双できるだけのものを有していないようにも思えますし、


現在の井上選手は、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級と

駆け上がっていた頃の全盛期と言われるドネア選手のレベルには

まだ到達していないようにも思えます。


普通のチャンピオンとして期待するのなら

もう十二分にお釣りがある位の位置まで到達していますが、

井上尚弥選手は、もっと上まで行けることを期待させてくれる逸材なので

セルジオ越後さん的になってしまう点はお許しを。


今回の試合でドネア選手が置き土産として

井上選手に残してくれたものを糧として

さらなる高みへと上り詰めていってくれるものと確信しています。


なんであれ、どうであれ、

井上尚弥選手 WBSS決勝での勝利、

本当におめでとうございます。

そして、素晴らしい試合をありがとうございました。


それと拓真選手は、残念ながら敗戦となりましたが、

今までで一番強い拓真選手を観ることが出来たように思うので

まだまだ伸びしろがあると感じました。


試合の戦略は、カウンター狙い一本過ぎて、

カウンターの後の攻撃や主導権を持った攻撃があれば

十分に勝機があったようにも思えます。


身近に井上尚弥という途轍もない選手がいる所為なのか、

少しだけ自分を信じられていない部分が

今回の試合で出たのかも知れないと勝手に思ったりしています。

 

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