明日は、クリスマス・イブ。
家族で過ごす人にも、恋人と過ごす人にも、
友人と過ごす人にも、愛するペットと過ごす人にも
１人で過ごす人にも、
厳かに過ごす人にも、お祭り気分で過ごす人にも
普段の同じ日と変わらずに過ごす人にも
メリー・クリスマス
皆さんにとって素晴らしい日となりますように
アメリカでは、クリスマス・シーズンの挨拶として、
メリークリスマスよりもハッピー・ホリディと
挨拶をかわす方が多いとのことです。
アメリカは、他民族国家なので
キリスト教徒の人もいれば、ユダヤ教徒の人もいれば
イスラム教の人もいることになります。
クリスマスは、キリスト生誕を祝うキリスト教の行事で、
メリー・クリスマスは、そのクリスマスの挨拶なので
キリスト教以外の教徒以外の方に使うことは、
無神経な振舞いだと考えられるようになりました。
そこでメリークリスマスに代わる挨拶として
ハッピー・ホリディが、
多く使われるようになったとのことです。
フレンドリーな人達が多い国では、
たまたまバスに乗り合わせた見ず知らずの他人同士が
和気藹々と会話が弾むこともあるようです。
そんなフレンドリーな人々が、見ず知らずの他人に
クリスマスの高揚した気分を発する前に
相手にどのような宗教を信仰しているのかを
確認する必要がないハッピー・ホリディの方が
挨拶として使いやすいと思うのは、
自然な事のようにも思えます。
ただ他人を思い遣ることは良だとしても
キリスト教以外の人に向けて、
メリー・クリスマスを嫌がらせでいう人は、
まずいないと思うんですよね。
なのでワールドカップで勝利した国のサポーター達が
スタジアムや街中で喜びを爆発させている気持ちを
他の国のサポーター達が、理解し許容しているのと
同じような気持ちで優しく受け入れられる気もするし、
相手がそのような心の持ち主だと
信じても良いように思ったりもするんですよね。
事情を詳しく知らない私なので、
他人に気遣うことは善しとしても
気を遣い過ぎなんじゃないかと思う気持ちは
間違っているかもしれません。
人それぞれではありますが、
暖かな気遣いを通り越した他人への熱すぎる気遣いが、
他人同士がフレンドリーに交流する部分に
知らず知らずの内に築かれた冷たい壁の存在を
私の内でちらほらと感じたり消えたり。
何はともあれ
メリー・クリスマス
神のみ子は 今宵しも
