心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

接吻

2017年07月28日 | 雑感・愚見

今回の記事は、

わりと信頼度の高い情報源から得たものなのですが、

同じ内容を発信している他の情報源を探しきれていないので

信憑性に少し陰りがあることを

理解して頂ければと思います。



その昔、

イタリアで接吻法という法律が施行されていたそうです。


その内容は、若い女性が独身の男性から

接吻されたことを証明できれば、

男性の死後、その男性の遺産を相続できるというものです。


この法律がいつ施行されて、

何年間生きていたのかは不明なのですが、

私の映画ランキングNO1のニュー・シネマ・パラダイスを見ると

第二次大戦の前後の法律かもと勝手に思っています。


この接吻法という法律、

私も男性だからなのでしょうか。

どうしても何か悪法の香りがして、

悪法も法なりとは言いますが。。。

う~ん。う~ん。


とにかく

この時代のイタリアの男性は、

恋をするのも命がけではなく

遺産がけと言うことになりますよね。


キスをすると子供が出来ると

信じていたとは思えないので、

キスによって

女性の純潔性を奪ったことへの責任を

男性が取るということなのでしょうか。


この考え方というかイメージは、

女性が被害者で男性が加害者?

女性が奪われる方で、男性が奪う方?


遺産相続の権利を有するのは、

男性一人に対して?複数でもOK?

複数でもOKは、いくら何でもそれはないとは思うのですが。


でもねえ。私が学生の時に

スナックで酔いつぶれた友人が

60歳はゆうに超えていると思われるお店の女性に

押し倒されて唇を奪われた衝撃のシーンを

見たことがある私としては、

そのような一面的な見方には

断固として意を唱え続ける所存です。


さてですが、

人は願望や欲望を抑圧すると

抑圧された力の分だけ

反発して外側に出ようとする力が働きます。


昔のことですが、

ストレス(問題)の原因があきらかに夫への不満から

だろうと思われる初老の女性がいまして、

しかしながら施療の中で初老の女性は、

夫が如何に良く出来た夫であるかを話します。


その女性が家の中でとっているスタンスを

施療の場でもそのまま取っていることになり、

そのままでは

ストレスの原因となる抑圧された気持ちについて

施療のテーブルに乗せることがないまま

表面をなぞるストレス発散的な施療となります。


ただ、自分の気持ちを押さえてきたことが

それまでの夫婦関係を維持してきた可能性もあり、

その女性が要所要所で

自分の気持ちを素直に伝える人に変わるとき、

夫婦の間に喧嘩が増えて

別の問題が発生する可能性もあります。


しかしながら、

今まで通りに我慢することを選び、

定期的にストレスを軽減していくのも良し。


自分の気持ちを素直に伝えることを選び、

新しい関係をスタートするのも良し。


どちらでも本人が自由に選べる状態の方が

本来は、より健康的であるはずなのです。


まずは、女性が話す夫の素晴らしさについて

少し盛って共感を続けていると、

やがて「そうなんです。でもね。」と

次第に夫への不満を話し始めて、


一旦タガが外れると

前半の話は一体何だったんだろうと思えるくらい

後半の内容は、夫への不満と怒りが中心となりました。


やがて、女性は夫に自分の気持ちを伝えるようになり、

夫は、もっと早く言って欲しいと女性を思いやり、

より一層夫婦関係が良くなったとの報告を頂きました。


女性を見たら

まずは口説くと言われている

現代の情熱にあふれるイタリア男性の様子は、

もしかしたら過去の接吻法などによる

長く抑圧された時代背景によるものなのかもしれないと

何の調べもないまま適当に思ったりするのです。



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (柴田沙織)
2017-07-29 08:46:10
自分の中に欠乏感が主にあって、
それで色恋となると
やっぱり引き寄せる現実というものは、
欠乏のような気がします。
その中で許せば許すほどに
相手は欲しいものを言葉巧みに奪っていきます。本当にそんな経験ばかり。痛いっ。

戦争をしていた前後の時代だとしたら、
そんな法律が生まれる背景があったとしても、自然かなぁって思いました。

話は変わって、今日ね夢を見ながら笑ってしまいました。
で、目が覚めたのですが、
どんな夢だったかというと、

今は中学二年生の娘が、五歳くらいに戻っていて、
助走をつけて飛び込みジャンプー!
がいいー!
って私のところに飛び込みジャンプしてきて、私は、授乳させていました。
娘が愛しくて可愛くて可愛くて、
笑ってしまったという😊

キスって簡単に出来ますが
優しいキスが良いですね。
キスってあなたが大好き、
あなたを大切に思ってるよ
っていう
特別な行為だと思うから。

強がって特別な行為って言いながら、
そう信じたいけれど、
文末の動画を見て、
怖いって思ってしまった自分に
先程ショックでした笑。
自分のことなのに、自分ってなかなか わからないです。
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柴田沙織さんへ (神戸花時計)
2017-07-30 00:41:39
最後の動画は、私の映画ランキングNO1に長く君臨し続けている「ニュー・シネマ・パラダイス」のラスト・シーンです。このラストシーンが本当に秀逸で完全にやられてしまいました。

動画を見て怖いと思ったのは何ででしょうかねえ。色々なことが考えられますが、大一感としてはキスは心理的融合欲求を満たすための行為で、そのために心理的な壁を取り払ってしまいそうになることへの怖れかもしれないと思いました。

恋愛行為は、絶大な幸福感を得られますが同時に儚い脆さも持っていると思います。美しい自然も歴史的建造物も芸術的な文化財も、みな儚く脆さをもっていて、だからこそ、その一瞬一瞬を愛おしみ大切に出来ることもあるかと思うのです。

その儚さや脆さゆえに、それが変化したり終わりを迎えることがあるかもしれませんが、その時に感じるのは分離の時の痛みであり喪失への悲しみであって、自分自身が壊れたり価値が破壊されたことによるものでは決してないと思うのです。

分離後の自分自身は、壊れるどころか素晴らしい瞬間を持ったことによって輝きが一層増しているはずだと思うのです。

目に入れても痛くないなんて言葉があるように自分の子供って本当に可愛いですよね。

ですが、子供を産み育てることは本当に大変で、自分の多くの時間、物心を無償で与えなくてはならず生半可では出来ないことです。中2となった娘さんに笑顔が多く見られ、目が輝いていたなら尚更、柴田さんは途轍もなく素晴らしいことをやり遂げていることの証であり十分に自分を誇って良いのではないかと思うのです。

中2となるとそろそろ反抗期(自立心)を迎えて、また関係性の新たなご苦労があるかと思われますが勝手ながら応援させてもらいます。
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어른들에 (Unknown)
2017-07-30 00:53:28
kiss를 법률로 정하고 원하지 않는
返信する
Unknown (柴田沙織)
2017-07-30 02:38:04
ありがとうございます。

娘たちとは、普段は離れて暮らしてるんですよ、8月初めの1週間は、兄妹四人が揃って私の元で過ごしてくれるので、
少しは母親らしいことしてあげれるかなって、思っています。


そうですね、藤野先生のおっしゃる通りかもしれません。

断ることがとても苦手だったんです。
相手に合わせてしまう
だけど合わせるというより、言いなりに近いかもしれない。
それなのに、
安心して自分を委ねれた経験ってないかもしれない。
恋愛貧乏だったんです。
唯一の愛が欲しいがあまりに
欠乏感が幼い頃から強くて、
欲しいと相手に求められたら
なかなか断れない、
恋愛による、色んな貧乏。
間違ってました。

小林先生のカウンセリングのおかげで、
男性嫌いにならずにいられたのかな
って今、思いました。

 私の周りには、幸せな結婚生活を継続出来てる方が沢山いて、みなさん、指が太って結婚指輪が外れないって言うのよね。微笑ましくて、いーなー💓って憧れます。安心してパートナーに委ねることができてる姿に。
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어른들에さんへ (神戸花時計)
2017-07-30 06:36:12
「キスを法律で定めて欲しくない。」は、私も同感ですね。

確か孔子でしたか「男女7歳にして席を同じゅうせず。」の教えが、少し前の日本にも倫理観として広くボンヤリと浸透していたように思います。

さすがに現代の日本ではこのような倫理観を原理主義的に叫ぶ人は少ないと思いますが、現在では未成年(18歳未満)との性的な行為について条件付きで条例で禁止されてもいて違反者は逮捕されます。

この件について正直、少し思うところもありますので近い内に書いてみようかとも思っています。
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柴田沙織さんへ (神戸花時計)
2017-07-30 07:53:15
色々な事情があって今は離れて暮らしているんですね。そして、8月に一週間兄弟4人が訪ねてくれて一緒に過ごせるんですか。それは楽しみですね。楽しい時間となるに違いありませんね。

子供たちにとっての母親は柴田さん一人で、他の誰かでは務まりません。柴田さんの何気ない言葉や行為も子供たちに母親から与えられる恵となるように思うのです。

ですから肩肘張らず、気張り過ぎず、一緒にいる時間を自然に楽しむことが一番のような気がします。これは、ただ存在してくれているだけでありがたく感じる私の意見でしかありませんが。。。

そして、NOはYESよりも言う時にエネルギーがいるように思います。しかし、柴田さんの場合はもしかすると喪失や分離の怖さが強かったのかもしれませんね。

唯一の愛、真実の愛とは何か、そして、それを求める気持ちを定義することは難しいですが、嘘偽り、飾り気のないそのままの自分に寄り添い続けてくれる存在。見方であり続けてくれる存在を求める気持ちとすると、

分離や喪失を恐れるあまりに自分の素直な気持ちを隠し、気持ちに過度な無理をさせる自分で接している内は、役を演じる女優と女優を愛する男性の関係が続くように思えるのです。

男性は最後までそれに気が付かなければ、真実と変わりはありませんが、演じる女優はいつまでも心の渇きを十分に潤すことが出来ないように思います。

ジグソーパズルのピースのように、ピタッと嵌るパートナーが世界のどこかにいるとは思いますが、人は自分のピースの形を柔軟に変化させることが出来るので、思いを寄せる相手に対して自分がそうである必要はないように思うのです。

私は、振った振られたは、選択肢があるからであって、無人島に二人で流れついたら二人はそういう関係になる確率は99%だと思っていて、このことは一人一人には、もうすでに異性から求められるものは備わっていると考えることが出来ます。

女性タレントに催眠をかけて、全く興味がないお笑い芸人を好きになるってやったら、芸人にもうメロメロになってしまうのを見たりしているので余計にそう思います。

しかし、自分の顔を直接に自分で見ることが出来ないように、自然の自分の良さは自分では分からないのだそうです。ですから、つい人の態度や反応を鏡にして自分を観ようとすることが多くありますが、その鏡は、結構なバイアスがかかっていて正確な自分を映し出してくれません。

だから、今は霞がかかって見えないとしても、それは存在すると思うことが出来るかどうかだと思うのです。するとその暖かな陽によって芽は育ち、少々の霞でも見失うことがなくなります。

長くなりましたが、これも最初の自分はOKに繋がるように思います。
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Unknown (Unknown)
2017-08-02 00:05:44
接吻と云う言い方はイヤラシイと思います。
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接吻 (神戸花時計)
2017-08-02 07:16:22
「接吻」「口吸い」「口づけ」「チュウ」他にもあったかな?そして、「キス」も今や日本語になっているかもしれません。

確かに、接吻よりキスの方が何かライトな感じ。スタイリッシュな感じ。さわやかな感じがするように思います。

日本には挨拶の行為としてのキスの習慣が無かったので、日本語には性行為のイメージが付いて回るような気もします。

私も普段言葉で使用するのは「キス」で、「接吻」はまず使わないですね。そして、キスの言葉が持つイメージに近いのが「口づけ」でしょうか。

では何故、接吻という言葉を使用したのか、情報源に接吻法とあったのと、ひと昔前の時代感を表すのに「キス法」「口づけ法」よりも良いかなと思ったからと、

それと、あの法律は「キス」の持つ軽い感じのキスでも適用されるとは思えず、性行為的勢いがある「キス」の場合に適用されたと思いたいので、「接吻」の方がイメージにより近くなると思って使用してみました。
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