心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

色の好みの違いで

2024年10月15日 | 雑感・愚見

 

2003年 ドイツのフランクフルトで

夫婦が修繕中のアパートの壁の色について口論を始め、

青を押す夫が黄色が良いという妻をナイフで刺してしまい

刺された妻は………

 

 

これ何としても自分好みの壁の色にしようとして

妻を刺した訳じゃなくて

なんやかんやと始まった言い争いの内容が最後の方は、

相手を罵倒するようなものになっていったと思うんですよね。

 

もしかすると壁の色で言い争う前から

二人の間には小さな火種が沢山あった可能性も。

 

 

人間関係を不味くする代表的なパターンの一つが

相手の行動に言及せずに相手の人間性について

否定的な物言いをすることです。

 

私達は、誰かに腹を立てたり不満を持つ時は、

その人の性格がどうであろうと

その人の行動に対して腹を立てるのであって

性格そのものに腹を立てることはありません。

 

腹を立てたり不満を持つ時は、

誰かが自分にとって嫌なことをしたからであって

あるいは、望むことをしなかった時になります。

 

であるにもかかわらず相手の行動に言及せずに

あなた(お前は)~だ!と言うように

相手の人間性を否定するのは

目的が相手の行動を修正して欲しいことから

非難することが目的になってしまっています。

 

また行動に言及したからといって

失敗したのはお前が能無し(馬鹿)だからだ!と言うように

わざわざ人間性を否定するようなことを付け加えて言うのも

相手の行動を改めて欲しいというより

単に攻撃しているだけになりかねません。

 

なので、そのように言われた方は、

自分と言う人間性を批判されたことで傷つき、

自分を守ろうとして相手に反撃をしたり、

相手の話を聞かなくなったりする可能性があります。

 

酷い場合は、本当の争点がどこかにいってしまい

転がる雪玉が大きくなるように

相手との激しい罵り合いに発展してしまいかねません。

 

特に潜在的に自分に自信が無い人や

自分を許容できていない人の場合は、反撃の激しさを増して

最終的に暴力をふるうまでいくことだってあります。

 

なので、「~されると、~の理由で困るから、次からは~して。」

という感じで具体的に行動に言及して、

相手に自分が何を望んでいるのかを示すことで

相手は人間性を否定されたと感じにくくなるので

酷い言い争いへと発展しにくくなります。

 

 

個人の色の好みですが、

その人の性質を好みの色から推察する考えがあるようで

万人には当てはまらないと思われるので

心理学と言うより占い的な感じがするのですが、

 

一応、それらによると青色を好む男性は、

真面目で真剣に取り組み、心を平静に保ち、

激情に流されることなく正しい道筋を探そうとするとのこと。

 

青色の壁を押した夫が妻を刺し………てんがな。

 

黄色を好み女性は、活動的で話題の中心にいたい傾向があり

自分が思う通りのイメージを実現したい性質とのこと。

 

その人が来ている洋服の色やデザインから

ある程度その人の性質を読み解くことも出来ると思われますが

その日に着たい洋服はその日の気分で変わるものですし、

その日、着たかった洋服がクリーニングに出していて

着れなかったなんてこともあるので

まあ絶対的なものではないかと思われます。

 

壁の色は、日替わりで塗り替えることって

まずやらないので好みの壁の色から

個人の主だった性質を洋服よりは読み解けるとは思うのですが、

 

人の性質って一つじゃないのでその時々によって、

その人に現れる性質が違ってくるものですし、

そうでなきゃ色々な状況に対処することが出来なくなりますしね。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。