心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

反り橋を訪ねて

2019年09月01日 | 名所巡り(大阪)

新世界から南海高野線で次の目的地の最寄り駅で下車。

もう目に見えている目的地に足を踏み入れる前に、

喫茶「ランバン」で水分とエネルギー補給。

 

喫茶「ランバン」

 

 

夏の熱さの峠は越えたとは思うのですが、

快晴のこの日は、なかなかの暑さで身体が涼と水分を求めます。

 

サンドイッチ、美味かったですねえ。

卵の感触が淡雪のようにふんわり。

最近は、コンビニとかスーパーで販売されているものしか

食べていなかった所為なのか、すこぶる旨いと感じました。

 

シャキっとしたキャベツに丁度良い酸味のドレッシング。

サラダも美味い。バケツ一杯分位は食べたくなる感じ。

 

住吉大社

ここ住吉大社は、全国に2300社ほどある住吉神社の本社で、

名所巡りなんて興味が全く無かった頃より

住吉大社の名前を知っていた位に有名かな。

 

西大鳥居(一の鳥居)

大阪は、万国博覧会が決定したり、仁徳天皇陵古墳が世界遺産に登録されたりと、

世界から注目を浴びていますが、私としては世界遺産の古墳群よりも

住吉大社の方が興味があった場所なんですよね。

 

 

石灯籠と絵馬所

住吉大社の境内には立派な石灯籠が600基もあるそうで、

その殆どが、江戸時代の廻船業関係者から奉納されたものだそうです。

 

反橋

住吉大社の象徴の反り橋

高さが4.4m、最大傾斜が48度。


周りの景観とマッチしていてすごく良い感じで、

この反橋を渡るだけで罪や穢れが清められると言われています。

この住吉大社の反り橋が凄くお気に入りで、

住吉大社を訪れる第一の目的が、この反り橋を実際の眼で見ることでした。

 

住吉大社には、海から生まれた神様をお祀りしていて、

海も見えず、潮の香も感じない陸地で「海の神を祀る?」とも思ったのですが、

かつては反橋の辺りまで海だったそうで、

地図で確認すると住吉大社から海まで割と近いんです。

 

反り橋からの景観

実際に目で見た反り橋は、思った通りに魅力的で、

この反り橋の上で家財道具一式を準備して生活をしてみたい位です。

 

反り橋と神門(幸寿門)

それまで反り橋によって見えていなかった神門が、

反り橋を登るごとに次第に見えてくるのが憎い演出です。

 

高さの4.4mと最大傾斜48度を感じるのは、反橋を下る際です。

私の手が横の欄干を自然と求めます。

「そろり~。そろり~。」

 

手水舎

反り橋を下ると手水舎があります。

住吉大社の手水舎には、一般的な龍や亀ではなく兎がいます。

このことは、第四本宮の御祭神「神功皇后」を

卯年の卯月の卯日に祀ったことによるものだそうです。

 

反り橋を渡り我が身を清め、手水舎でも我が身を清めたので

今の私の身体は、清流の如しのはずです。

 

神門(幸寿門)と角鳥居

神門の前にある鳥居は、柱が円形ではなく角がある珍しい形をしていて、

「住吉鳥居」とも呼ばれています。

 

横から観ると柱に角があるのが分かります。

住吉鳥居を潜り、神門を潜ると、

国宝に指定されている4つの本殿があります。

 

住吉大社 本殿【国宝】

住吉大社には、第一本宮から第四本宮の異なる4つの本殿があり、

本殿の建築様式は、「住吉造り」と言われ

日本最古の神社建築様式の一つだそうです。

 

本殿は全て西(大阪湾)に向いていて、

第一宮から第三宮までは直列に配置され、

第四宮は第三宮と並列に配置されています。

 

屋根の上にある交差している柱の先端が、

直列に並ぶ第一本宮から第三本宮は、地面に垂直の断面で、

第四本宮の断面だけが地面に水平になっていて、

それは女性の神様の印なのだそうです。

 

第三宮と第四宮の拝殿

 

 

第三宮と第四宮の本殿

住吉造りと呼ばれる直線的な屋根をした本殿。

 

第二本宮本殿

この空間にいると神話の世界にタイム・スリップした気になります。

 

第一本宮

第一本宮の敷地が一番広く設けられているようです。

 

第一本宮拝殿

 

第一本宮から第四本宮まで四つの本宮がありますが、

参拝の順序について特に決められてないようです。

 

石舞台【重要文化財】

この石舞台は、豊臣秀頼によって奉納されたもので、

「四天王寺の石舞台」と「厳島神社の板舞台」と並び、

日本三大舞台の一つと称されているのだそうです。

 

石舞台横の景観

 

五所御前(五大力)

この場所は、約1800年前の創祀ゆかりの地として伝わる神聖な場所のようで、

囲いの内にある多くの小石の中から

「五」と「大」と「力」と書かれている石を探し、

それぞれの石を柵の隙間から内に手を伸ばして合計三つの石を拾い、

授与所にある専用のお守り袋に入れて持つことで、

体力、智力、財力、福力、寿力の5つの力を授かることが出来るのだそうです。


御礼参りは、お守りとして持ち帰った3つの石と、

地元で拾った3つの石に「五」「大」「力」と書いた合計6個の石を

囲いの中に返すのだそうです。

 

 

夫婦楠

奥に見えるのが樹齢約八百年の御神木の夫婦楠。

 

反り橋

最初とは反対側からの反り橋の景観。

 

最後に反り橋の前で記念撮影。


住吉大社の境内は広くて見所も沢山あったのですが、

時間の関係上、全てを拝観して回ることが出来ませんでしたが、

次回の拝観の際の楽しみとしてあえて残したと考えることに。

 

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