心の扉 神戸カウンセリング花時計

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京都 真正極楽寺『真如堂』Ⅰ

2021年12月15日 | 名所めぐり(京都)

 

金戒光明寺の拝観を終えて次に向かったのは

金戒光明寺に隣接する真正極楽寺です。

 

京都紅葉の名所寺院の一つの真正極楽寺は、

何年も前から拝観リストにあげていた寺院で、

初拝観は、紅葉シーズンにと決めていました。

 

 

 

京都大学医学部納骨墓地

 

その道中に発見した広い敷地に立派な構造物は、

京都大学医学部納骨墓地

献体の方々を慰霊する場所のようです。

 

献体の方々ってどこから………

献体の方々の葬式は………解剖前?解剖後?

解剖後は………

 

生きている人達を救うために

多大な貢献をしてくれている献体について

知らないことが多いなあ。

 

 

 

真正極楽寺 法伝寺

 

なんやかんやで目的の真正極楽寺に到着。

真正極楽寺の参道横に吒枳尼天(だきにてん)と表記された

巨大な石標を発見したので

真正極楽寺の前に立ち寄ってみました。

 

 

 

 

ここ法伝寺は、真正極楽寺の塔頭の一つのようで

元々は、真正極楽寺の鎮守社の稲荷堂で

吒枳尼天(だきにてん)をお祀りしているようです。

 

 

 

 

これ良い狛犬だなあ。

商品パンフレットに載せられている中から

選んだような狛犬とは違って

魂が宿っている感じがあるんですよね。

 

 

 

拝殿

 

吒枳尼天は、

狐の精で白狐に乗る天女の姿で表される

仏教における天部の神様。

 

 

 

 

元々は、鎮守社の稲荷堂なので

鳥居が有るわ。舞殿のような建物は有るわ。

本堂の造りは、拝殿・本殿のような造りだわ。

狛犬が有るわ。神馬の社のようなものも有るわで

とても寺院とは思えない雰囲気なのが面白い。

 

 

 

青面金剛尊

 

立派な狛犬が印象的だった法伝寺の拝観を終えて

真正極楽寺の拝観へと向かいます。

 

 

 

真正極楽寺 総門京都府指定文化財】

 

この総門だけを観て真正極楽寺を後にしたとしても

ニコニコ顔で帰れそうな位に

私のお気に入りの門なんですよね。

 

真正極楽寺は、比叡山延暦寺を本山とする

天台宗のお寺で御本尊は、阿弥陀如来。

 

総門(赤門)の前の大きな石碑にも

真如堂と表記されているように

正式名称の真正極楽寺と呼ばれるよりも

別称の真如堂で呼ばれているようです。

 

 

 

 

真如堂での楽しみは、境内の紅葉はもちろんのこと

特別拝観で特別公開される二つの庭。

 

 

 

真如堂 境内

 

真如堂の最高潮の紅葉の時期は、

少し過ぎているとは思うのですが

境内は、まだまだ立派に紅葉色に染まっています。

 

 

 

真如堂 三重塔【京都府指定文化財】

 

 

真如堂の三重塔の高さは約30m。

文化14年(1817年)の江戸時代に再建。

 

1817年には、イギリス船が浦賀に来航。

1821年には、 伊能忠敬の日本全図が完成。

 

 

 

   

 

 

 

手水舎

 

金戒光明寺程ではありませんが

真如堂の手水舎も花手水となっていました。

 

 

 

手水舎と三重塔

 

 

 

真如堂(本堂)【国重要文化財】

 

真正極楽寺の本堂の名称が真如堂

1717年(享保2年)に再建されたもの。

 

 

 

 

特別拝観の受付は、本堂内にあって

希望者が多くなった場合には、

予約申し込みとすることもあるようです。

 

 

 

真如堂 境内

 

ただ今の時刻は、午後3時半を過ぎた

本堂外廊下からの境内の様子。

 

いくらなんでも早すぎるように思うのですが、

何となく日が暮れ始めている感じが………

 

 

 

 

 

 

真如堂(本堂) 渡り廊下

 

本堂から渡されている廻廊を通って

特別拝観の庭園が観賞できる書院へ。

 

 

 

真如堂 書院(左)宗恭殿(右)

 

 

 

真如堂 涅槃の庭 勅使門

 

真如堂 涅槃の庭は、

天竜寺や東福寺等の庭園管理を手掛けてきた

曽根三郎氏が1988年に作庭した枯山水庭園。

 

この書院南側の庭園の白砂が

涅槃の庭のメインの東側まで続いているので

ここから涅槃の庭だとさせて頂きましたが

もしかしたら書院南前庭園かもです。

 

 

 

 

 

 

真如堂 涅槃の庭 燈明寺灯籠

 

1985年に三井家経由で寄進された燈明寺灯籠は、

その名の通りに京都府木津川市で

興廃を繰り返した燈明寺にあった石灯籠の形が

燈明寺形として流行したそうですが

この石灯籠が燈明寺形のオリジナルとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

ここが涅槃の庭のメインの場所で

並べられた4つの大きな石が、

頭を北に向けて西向に横たわるお釈迦様の入滅の姿を表し、

その周りに置かれた石は、

お釈迦様を取り囲む弟子や生き物を表しています。

 

白砂が現わしているのは、ガンジス川の流れ。

生垣の向こうには、

比叡山と大文字山と東山三十六峰が見えます。

 

 

 

 

こちらの庭石で表現された涅槃の姿は、

しっかりと北方向に頭、右脇を下にした姿となっています。

 

 

 

 

浄土宗の大雲院と金戒光明寺、

天台宗の真如堂と立て続けに涅槃像が続いていて

3寺院に何か共通するものがあるのだろうか。

 

書院庭園には、他にも随縁の庭、露地があるので

それらの観賞に向かいます。

 

 

 

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