2020年 アメリカのカリフォルニア州の
ピザ店に侵入した男が逮捕されました。
驚いたことに犯人の男が、
現金を物色中に店内のビールを飲み
ピザを焼いて食べようとした形跡が
店内に残されていました。
この窃盗犯の大胆過ぎる行動は、
窃盗馴れし過ぎて気が緩み過ぎていたのか、
お腹が減り過ぎてビールやビザに
目が眩んだんでしょうか。
ピザの調理を途中で終わらせて
その場所から逃走したのをみると
これはさすがに余裕こきすぎだと
思い直したのかも知れません。
日本での窃盗犯のデーターとしては、
留守宅へ侵入する空き巣が一番多く68%。
深夜に家人が寝ている時間帯に侵入が26%。
その他が6%とのことです。
上のアメリカの窃盗犯は、
営業時間が終わり店舗内に誰もいない時間帯に
侵入しているので68%の空き巣ですね。
多くの空き巣の窃盗犯は、
事前に侵入のしやすさ、目立たないかどうか、
逃走しやすさ等を下見をしてから
犯行を決行するターゲットや
時間帯を決めたりするようです。
日本の空き巣犯の多くは、侵入に時間を要したり
侵入先の滞在時間が長くなると
その分だけ犯行が発覚するリスクが高くなることを
知っているみたいで
侵入に5分以上かかると70%が諦め、
10分以上かかると90%が諦めるとのことですが
空き巣を試み続けるか、断念するのかの判断を
迫られるのが思った以上に短いものなんですね。
なのでビールを飲んで、ピザを調理して
美味しく食べて犯行現場を去るなんてのは
日本の窃盗犯としては有り得ない行動となります。
お店側には食材費だけでなく
鍵を壊されたりと店舗の被害も発生したと思われますが
補導されたことを逆手に取って
「時間も心もゆとりのない窃盗犯も
思わず食べたくなる我が社のピザ。」
なんて転んでもただでは起きずに宣伝をかければ、
損害分を取り戻すことが出来るかも知れません。