心の扉 神戸カウンセリング花時計

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世界遺産 元離宮二条城

2018年10月16日 | 名所めぐり(京都)

神泉苑からドア・ツー・ドアで

北隣り(目の前)にある二条城へ向かいます。


世界遺産の二条城を訪れるのは、

私の記憶では今回で4回目となります。

 

今回の京都での友人の第一の目的は、

撮り切っていない二条城二乃丸庭園を

撮影するためとのことです。

 

私が過去に撮影した二条城の画像を調べてみると、

ガラケーで撮影した画質が良くないものだけだったので

二乃丸庭園どころか、二条城の全体の撮影に

友人以上に気合が入りました。

 

二条城 東南隅櫓【重要文化財】


東大手門【重要文化財】

二条城の東大手門は、何度見ても迫力満点で、

東大手門の白色と空の青色の組み合わせが良く、

空が借景としているかのようです。


二条城は、外国人観光客からの評判が良いだけあって

この日も大勢の観光客でにぎわっています。


そして、

67年ぶりの本格修理を終えた東大手門は、

門扉全体が黒く輝き、錺(かざり)金具も輝いていて

随分と綺麗になっていました。

 

東大手門の一羽の千鳥

東大手門の飾り金具の修理の際に発見された「一羽の千鳥」。

当時の職人が遊び心で入れたのか、

家康からの要望なのか。。。

 

二条城では、様々な鳥の絵や彫刻を見ることが出来るので

鳥の宮殿と呼ぶ人もいるようです。

 

唐門【重要文化財】

唐門と唐門の奥に見える二の丸御殿の車寄せの構図が好きです。

 

 

二の丸御殿 車寄と遠侍(くるまよせ・とおさむらい)【国宝】

二の丸御殿の前に友人と二人で立った時、

友人の観察眼が発揮されました。


友人「あれ?遠侍の屋根って、こんなんだったっけ。」

私「なんか、おかしいか。」

友人「なんか違う気がする。」

私「へえ。良く分からんなあ。」


帰宅してから以前の写真と比べてみたところ、

遠侍の屋根にあった菊の御紋の飾りが無くなっていました。

台風で被害を受けたのかもしれませんが、

よく気が付いたものだと友人の観察眼に感心します。


二条城を訪れたのなら

二の丸御殿内部の観覧は外せないのですが、

これまで3度観覧しているので

今回は、鶯の声を聴かずに

そのまま二乃丸庭園へと向かいます。

この角度からの二の丸御殿もお気に入りです。

 

二ノ丸庭園入り口前の釣り鐘

二乃丸庭園入り口に置かれている二つの釣り鐘は、

幕末の時期に連絡用として使用されていた

釣り鐘だそうです。


鳥羽伏見の戦いのような

何か大変なことが起きたことを

京都の住民に知らせるために使用されていたものだそうです。

 

二乃丸庭園【特別名勝】

全国に数多くのお城がありますが、

当時に造られた庭園が城内に残っているのは全国で4つ。

そして、城内に御殿がそのまま残っているのは、

ここ、二条城だけなんですよね。

 

大広間【重要文化財】

 

大広間(右)と黒書院(左)【重要文化財】

 

黒書院と二之丸庭園

二乃丸庭園は、庭園の裏の方へと延びる道があるのですが、

その道は、今回も閉鎖されていました。

庭園を裏側から観れるような

特別拝観のようなもの有るのか無いのか。。。

 

本丸櫓門【重要文化財】

 

本丸御殿【重要文化財】と本丸庭園

本丸庭園は、明治29年(1896年)に完成した洋風庭園で、

芝生と植樹を中心とした回遊式の庭園です。

 

 

天守台からの景観

伏見城の天守を、ここ本丸の南西隅に移築して建てられた

二条城の二代目の天守閣は、

寛延3年(1750年)に落雷により焼失して以降再建されずに

現在の天守台のみが残っています。


落雷で焼失する前の二代目天守閣

 

初代の天守閣は、現在の清流園の辺りに

楼閣のような五重五階の天守閣が建てられていたようです。


名古屋が現在の名古屋城を解体して

築城当時の木造の城を復元しようと計画する位ですから

京都府なら、この天守台の規模の天守を復元する

予算くらいは有ると思うのですが今だ復元ならず。


ただ思うのは、この天守が無い状態の天守台は、

高台から城内を見る場所として絶好なので

天守が復元されて高台として活用出来なくなるとしたら、

それもまた残念かなとも思います。


北中仕切り門と加茂七石

北中仕切り門では、有名な日本庭園で使われている

八瀬真黒石・鞍馬石・細石・糸掛石・

紅加茂石・紫貴船石・畚下石(ふぐろいし)の

銘石「加茂七石」が揃って見られます。

 

清流園・香雲亭

清流園は、北大手門付近に昭和40年(1965年)に

作庭された和洋折衷の庭園です。

初代の天守がこの辺りに建てられていました。


前回、訪問した時には閉鎖されていたので

庭園観賞が出来なかったのですが、

今回は、幸運なことに鑑賞が出来ました。


今年の7月1日から9月30日まで

「ティファニーで朝食を」ではなく

奥に見える「香雲亭で朝食を」の催しがありました。


その時の様子の画像を見ると、

清流園の庭園が一番美しく鑑賞できるのは、

どうやら香雲亭からのようですね。

 

二条城の広い敷地には、

大政奉還の現場となった二の丸御殿、

美しい3つの庭園、秋には紅葉、春には桜と見所満載です。


来年4月から料金が改定されて

二条城のメイン中のメインの二の丸御殿を観覧するには

入城料とは別に大人400円が必要となるようなので、

二条城へはお早めが宜しいかと思います。

 

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