「自分が良ければそれで良い。」
悪びれたり、強がりではなく
心底からそう思っている人は
そう多くはないはずで、
少しでも関係がある人に対しては
尚更です。
その人は、
自分だけではなく
あなたにも楽しんでもらえるような
関係でありたいと思っているのです。
でも、でも、でも、
その人は、
常にあなたが喜んだり納得したり
心地良さを感じさせるだけの
言葉や行動を取るといったような
奇跡を起こせません。
だから、そんな時に
「それは嫌だ。」
「それについては話したくない。」
「もうそれはやめようよ。」
「今回だけにしたい。」
「それよりもこっちの方にしよう。」
とあなたの気持ちを隠したりしないで
伝えてあげて欲しいのです。
その人を助けてあげて欲しいのです。
何一つ助け舟をださないまま
「この人には奇跡の力はない。」
「この人は暴君だ。」
と断定して
その人から離れたり、大きな壁を造ったりするのは
あまりにも残念に思うのです。
その箱の中身が何であるのかは
蓋を開けなければ分からないのですから。
「あんなに迷惑をかけたのだから。。。」
「あんな酷いことをした私なんて。。。」
「私なんかといるよりも。。。」
「私さえいくなれば。。。」
その人を怒らせたのは事実かもしれません。
その人に迷惑をかけたことも事実かもしれません。
その人にとって自分が
世界で最高のパートナーでは
ないのかもしれません。
もうこれ以上あの人を
怒らせたくない。
もうこれ以上あの人に、
迷惑をかけたくない。
あの人の負担になりたくない。
あの人には笑顔でいてもらいたい。
例え、そのような気持ちからであっても
あの人から遠く離れてしまう前に
確かめてもらいたいのです。
その人は本当にそんなことを望んでいるでしょうか。
あなたが遠く離れてしまう事は、
もしかしたら
その人に
怒らせたこと以上に
迷惑をかけたこと以上に
笑顔を奪い、大きな悲しみを
もたらすことになるかもしれないのです。
その人のことを思ってであるなら
自分の気持ちだけで突っ走らずに
その人の気持ちを確かめ、
確かめたその人の気持ちを受け取ってあげて欲しいのです。
そして、
それが難しいと感じさせるものがあるとするなら、
何かに対する恐れの気持ちを
取り除いてしまう必要があるかもしれません。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計