今回は、面白い記事を発見したので
ご紹介させて頂きます。
まず下の上下逆の女性の写真に注目。
この写真を見て、どのような印象を持たれたでしょうか。
魅力的な女性の写真だと感じた人もいると思いますが、
やっぱり逆向きは見辛いですよね。
見辛い？・見にくい？・醜い？
そこで写真を見やすいように上下を元に戻していきます。
ちょっと「ん？」と違和感を感じ出した人もいるかも。
素敵な女性だ。タイプだ。ストライクだ。
なんて思っていた人は、次でびっくりしますよ。
日本三景の一つの天橋立を股の間から逆さに見ると、
天空に登る龍の姿に見えたり、
天と地を結ぶ橋のように見えたりして
普通に見るのとは別の景観が現れる「股覗き」が有名ですが、
この写真でも全く別の女性が現れます。
写真を回転して上下を元に戻すと
物凄く違和感のある顔が現れます。
「私がさっき見ていた女性は、この女性じゃない。」って
言いたくなる人もいるかも知れませんが、
写真を回転させただけで写真は全く同じものなんですよね。
物凄い違和感の原因は、
上下逆さまの両目と口だと直ぐに分かると思いますが、
写真が逆さまだとそれに気が付く人は多くありません。
これだけ違和感のある顔であったのに
私達の眼と言うか脳は、
普段見慣れている違和感ない映像に自動的に変換する
補正能力が働くことで違和感を消し去っています。
この補正能力は、私達を助けてくれる能力でもあるのですが
諸刃の剣でもあって私達に痛みを与えることがあります。
ありのままを私達は見て、聞いて、感じて、
味わって、嗅いでいるとは限らないのです。
五感においてすらそうなのですから
人の心を想像したり、推察したり、解釈したり、
誰かから言われた単なる言葉だったり、
自分の恐れや不安といった感情もまた
事実や真実を表しているとは限らないことを
忘れないようにしておく必要があります。
