心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

頂きもの

2018年04月06日 | ライフ

東京時代のクライアント様で、

今は友人として

お付き合いさせて頂いている方より、

株主優待券を頂きました。

 

すぐに何枚か使わせてもらったのですが、

使用時に物凄くお得感があるだけでなく、

その方の気持ちも感じられて、

変な話ですが使うのが勿体ない感じです。


写真の残り少なくなった優待券は、

有効期限に注意しながら

大切に使わせてもらおうと思っています。


ありがとうございました。

 

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ギャンブル依存症2

2018年04月04日 | 心理カウンセリング

ギャンブルも小遣いの範囲で楽しくやれれば

問題はないのですが、借金をしてまでとなると

話の土壌が全く違ってきます。


ちょっと付き合いでとか誘われてやったギャンブルで、

思いがけない大きな利益を出すことが多々あります。

(ビギナーズ・ラック)

この時、脳内から快感物質ドーパミンが大量に分泌され、

ドーパミンの虜になると依存症の危険ゾーン突入です。


ドーパミンには、

報酬を得た時にだけではなく、

報酬を予告を感じさせるもの自体にも

分泌されるようになっているらしく、

パチンコ屋、競馬、競輪、競艇等、

報酬を期待できる媒体に反応して

ドーパミンが大量に分泌されるようになります。

 そして、

「ギャンブル=私を喜ばせてくれるもの。」となって

勝ち負けは脳内の隅に追いやられます。

 

で、あったとしても、

これ以上の負けは許されない所まで来た時、

(家賃、光熱費、食費などが支払えない)

次に収入があるまで「止めよう。」「出来ない。」に

心の針が振れて行動にストップがかかる様なら、

まだ危険域に突入していないかと思います。


ですが、依存症状態になると、

ギャンブルを負けたまま止めることは、

馬鹿で駄目な行為をしたことを

認めることになるになるから

負けたままでやめることは出来ない。


負けが続いたのだから、

そろそろ勝てるはずだ。等、


自分のやめたい。やめなければの気持ちに

合理化で蓋をして、

貯蓄を崩してまで、借金をしてまで

あの興奮を、あの高揚感をと求めるようになります。


依存症状態になると、

10万円使っても1万円の当たりをと、

勝ち負けよりも興奮を求めるようになります。

 

骨身にしみる大きな痛手を被り

離れることが出来ればマシな方ですが、

それでも止められず破滅する人もいます。


この依存症の状態から脱却するには

自分の気持ちや意思と行動の関係に割って入る

「ギャンブル=ドーパミンがドバドバ。」(衝動)を

書き換える必要があります。

 

そうでなければ、

仮に強い意思でギャンブルを止めたとしても、

高揚感を得られる他の対象に

移行するだけになることも少なくありません。



その改善方法として、

万人に絶対的な方法とまで言えませんが、

試してみる価値ある方法はあります。

まずは、環境を変える方法で、

ギャンブルが出来ない環境に身を置くことです。


信頼できる人にお金やカード類の管理をしてもらう。

ギャンブルをする時間が取れないようにする。

(バイト・残業・講座・誰かと出かける約束等)


または、携帯のGPS機能を利用して

家族や奥さんが常に監視されている状態を作る。


入院でギャンブル施設から長期間遮断し、

治療を受けるのも

環境を変える最終手段。


見放されたくない人、見損なわれたくない人に

止めることを宣言することでブレーキを利かし、

さらに、

ドーパミン分泌の対象を、破壊的なものから

その人が心から喜んでくれたり、

認められること等の生産的なものに

変えることが出来ればより効果的になります。

 

ギャンブルの収支をつけて

如何に痛い目にあっているかを明確化して、

合理化を困難にする。


いきなり止めることが難しい場合、

掛け金のレートを少なくすることで

高揚感を少なくし、

徐々にドーパミンの分泌量を減らしていく

と同時に、

破滅的な損失を回避する。


等の方法があります。


また、ドーパミンを求める裏には、

苦しみや悲しみや怒り、虚無感や空虚感等を

誤魔化したり、埋めようとする

代替行為となっていることもあります。

 

なにはともあれ、

改善の一丁目一番地は、

本人がギャンブル依存症状態であることを自覚し、

心から治そうとする気持ちを持つことです。

 

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ギャンブル依存

2018年04月02日 | 心理カウンセリング

一度も読んだことが無くても

題名は聞いたことがある小説「罪と罰」の作者、

ドストエフスキーは、


とんでもないギャンブル好きで、

入って来るお金はもちろん、

家にある金目のものも全てをギャンブルに費やし、

出版社、知り合いに金を無心しまくり、

借金しまくったそうです。


海外の不倫旅行中に、

カジノで持ち金全部を使い果たし、

海外から出版社に泣きついて

お金を借りたエピソードのように、

不倫に借金のダブルあきまへんをやっちゃう。


負け続け生活に支障が出ようが、

借金を積み重ねようが、

ギャンブルを止めることが出来ない。

止めようとも思わない。

 

このような様子から思うに

ドストエフスキーは、

ただのギャンブル好きというより

ギャンブル依存症の疑いがあります。


依存症と言われる段階までになると、

勝ち負けではなく、儲けた損したではなく、

脳が高揚感を強烈、執拗に求めるようになります。


改善をするにしても

それ相当の覚悟と期間が必要となるのが普通で、

しかも、アルコール依存症や薬物依存と同様に、

全くそうでなかった以前のような状態に

戻れるというより、


ちょくちょく湧いてくる「またしたい。」の衝動を

自分がどうにか抑えられる状態になれれば

成功したと言える位にやっかいです。


油断すると再発する可能性があるので、

適度に楽しもうは非常に危険で、

一切関わらないことが求められます。

 

依存症の状態のままでいると

その行動は、自分だけでなく、

自分の周りの人にも迷惑をかけ、

周りからの信用を失い、

破滅的な未来へと確実に進んでいきます。

 

破滅への運命から脱するための第一歩は、

本人が自分が依存症であることを自覚し、

心から治そうとする気持ちを持つことになります。


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