先日の明け方の雨から、大分秋らしさを感じるようになってきた。
残暑が厳しい(厳しすぎるのだが)とはいえ、朝夕は大分涼しくなったように感じるし、蝉の声から鈴虫などの「虫のこえ」が夜には聞かれるようになってきた。
昼間見上げる空も、夏雲から秋空へとゆっくりとではあるが、変わりつつある。
昼間の暑さを逃れて涼しいトコロへと移動を図るのだが、そのときの「お供」はやはり本だろう。
最近話題になっている「独身手当」 を早速購入し、読んでみた。
詳細については、実際に読んで頂くとして「羨ましいぞ!国家公務員・地方公務員」と言うのが、民間企業に勤める人間の言い分だろう。
私なんぞは、「この本のタイトルになっている「独身手当」なるモノが民間にあるとすれば、真っ先に支給されたであろう・・・(爆)」などと、思ってしまった。
この本を読み進めていくうちに分かってきたことは、「平等」と言うことだ。
いわゆる「出世コースに乗った人」と「それ以外の人」との賃金格差を「手当」で補い、「給与面での平等化を計っている」と言うのが、公務員の給与支給の基本的な考えなのだろう。
問題は、そのような発想が民間では通用しないと言うことと、結果民間企業と大きな賃金格差が生じていると言うことになるのだろう。
しかし、その「格差」も「民間VS公務員」と言う図式から、「民間VS地方公務員VS霞ヶ関公務員」になってきているらしい。
「霞ヶ関公務員=キャリア官僚」よりも、オイシイのが「特殊法人」と呼ばれる、「官公庁の関連団体・企業=キャリア官僚の天下り先」と言うことのようだ。
この本を読んでもう一つ感じたことは、「平等を求めすぎると、発想力・想像力が低下する」というコト。
例えば、今問題になっている「医療費」。
削減を図るためにお役人さん達が考えたのは、「一番医療費がかかっている、介護老人病床を減らす」ことだった。
本当の医療費増大の理由を分析するよりも先に、「とりあえず目に見えるモノ・コトから手っ取り早く」的発想のような気がなんとなくしてしまうのだ。
もちろん、イロイロなデータから分析をしているとは思うが、本当の現場に行って必要なモノ・コト(=医療サービス)を見てきていない、頭デッカチな印象を受けてしまうのだ。
今の「何でも平等」的学校教育の弊害と、共通しているのかも知れない。
そういえば・・・公務員さんの間に起きる「格差」は「机(=キャリア)>現場」らしく、そこには「ガラスの天井」以上の「壁や天井」が存在するようだ。
そんな狭いトコロにいるから、発想も創造性も低下して当然か?
残暑が厳しい(厳しすぎるのだが)とはいえ、朝夕は大分涼しくなったように感じるし、蝉の声から鈴虫などの「虫のこえ」が夜には聞かれるようになってきた。
昼間見上げる空も、夏雲から秋空へとゆっくりとではあるが、変わりつつある。
昼間の暑さを逃れて涼しいトコロへと移動を図るのだが、そのときの「お供」はやはり本だろう。
最近話題になっている「独身手当」 を早速購入し、読んでみた。
詳細については、実際に読んで頂くとして「羨ましいぞ!国家公務員・地方公務員」と言うのが、民間企業に勤める人間の言い分だろう。
私なんぞは、「この本のタイトルになっている「独身手当」なるモノが民間にあるとすれば、真っ先に支給されたであろう・・・(爆)」などと、思ってしまった。
この本を読み進めていくうちに分かってきたことは、「平等」と言うことだ。
いわゆる「出世コースに乗った人」と「それ以外の人」との賃金格差を「手当」で補い、「給与面での平等化を計っている」と言うのが、公務員の給与支給の基本的な考えなのだろう。
問題は、そのような発想が民間では通用しないと言うことと、結果民間企業と大きな賃金格差が生じていると言うことになるのだろう。
しかし、その「格差」も「民間VS公務員」と言う図式から、「民間VS地方公務員VS霞ヶ関公務員」になってきているらしい。
「霞ヶ関公務員=キャリア官僚」よりも、オイシイのが「特殊法人」と呼ばれる、「官公庁の関連団体・企業=キャリア官僚の天下り先」と言うことのようだ。
この本を読んでもう一つ感じたことは、「平等を求めすぎると、発想力・想像力が低下する」というコト。
例えば、今問題になっている「医療費」。
削減を図るためにお役人さん達が考えたのは、「一番医療費がかかっている、介護老人病床を減らす」ことだった。
本当の医療費増大の理由を分析するよりも先に、「とりあえず目に見えるモノ・コトから手っ取り早く」的発想のような気がなんとなくしてしまうのだ。
もちろん、イロイロなデータから分析をしているとは思うが、本当の現場に行って必要なモノ・コト(=医療サービス)を見てきていない、頭デッカチな印象を受けてしまうのだ。
今の「何でも平等」的学校教育の弊害と、共通しているのかも知れない。
そういえば・・・公務員さんの間に起きる「格差」は「机(=キャリア)>現場」らしく、そこには「ガラスの天井」以上の「壁や天井」が存在するようだ。
そんな狭いトコロにいるから、発想も創造性も低下して当然か?