
結果をいうと『ギフチョウがやって来るカタクリの群生は花期が終わってしまっていた』。
そのかわり『ギフチョウの来ないカタクリの群生は満開だった』ということです。
『ギフチョウがやって来るカタクリの群生』で近くにいた人に聞いてみると...
“今頃来たって遅すぎるわ。もう実が付いてるよ!”と一笑に付されてしまいました。
せめてギフチョウの姿だけでも!と探してかけると、ギフチョウはすぐに見つかったので一安心。

地面留まりばかりでしたが、数は3頭。
そのうちの2頭は繁殖行為をやりそうな雰囲気はあったものの、結局その姿は見られずです。

周辺を散策していると、テングチョウ・ルリタテハ・モンキチョウが舞っていましたから蝶の季節も開幕しているようですね。
今シーズンはぜひライファーの蝶に出会いたいな。

さて『ギフチョウの来ないカタクリの群生』はちょうど花が見頃でした。
それほど広い群生ではありませんが、どのカタクリも開花中でしたので地域によって開花時期に大きな差があるようです。

桜も満開でしたから、ここのカタクリは花期が遅いようです。
季節のものは時期を読むのが難しいですね。

余談になりますが、ギフチョウの場所には先客の方がおられて“2羽いて繁殖活動も見られるよ”と教えて下さいました。
でもこの方は本格的な猛禽仕様のカメラをお持ちでしたので“もしかして野鳥の話?”と会話に迷ってしまいました。
ギフチョウ撮影の方って、“ギフチョウが・・・”で始まる主語がないんですよね。
でも当方も後から来た人に“もうすぐ飛んできますよ!”と教える。これまた主語がない!