
田植えがピークになるのはゴールデンウィークの頃になると思いますが、季節が進んでいくのはホント早いですね。
田圃仕事とは無縁の当方も、水田チェックの方は熱心にやっております。
水田にはボチボチとシギやチドリの仲間が見られるようになってきていますが、まだ開幕前夜といったところでしょうか。

土曜の朝にはチュウシャクシギが2羽見られ、当方にとってこの春のシギチ第1号となりました。
シギの仲間に多い、長いクチバシの鳥は毎春見ているとはいえ、淡い感動を感じてしまいます。

ムナグロも膨大な数が入ってきていて、巨大グループと小グループのいる田圃がありました。
巨大グループの方は数の推定すらつかず、何か別のやつが混じっていないか探すだけで精一杯でしたが、ムナグロ以外は発見出来ず。

愛想のいいやつが何羽かいて、どんどん寄ってきたのが嬉しいところ。

田圃の奥の方で抱卵しているケリがいたけど、これは逆光のうえに距離がありすぎて何ともならず。
来週にはヒナが見られるかもしれませんね。

さて、桜の花が散って葉桜の時期になりましたが、葉桜の定番といえばコムクドリ。
桜の木陰でチョロチョロする鳥がいたので見てみると...残念ながらツグミでした。

全く人騒がせなやつです。
というかツグミさんはいつまでいるつもりなんでしょうね。

今の季節に田圃から聞こえてくるのは“無数のカエルの唄”と“ヒバリの囀り”。
少し違う声が聞こえてきたので探してみると、それは“ホオジロの囀り”。

気がついてみると、やや日陰の場所にはシャガの花が咲いている。
近くにある群生は今が見頃になってきています。

おまけで最近よく囀りが聞こえてくるイソヒヨドリをパチリ!
こいつはよく見かける♂や♀とは違う個体に見えます。
もしかすると若鳥?それとも新参者?
