
湖北の平地の桜は、近畿地方でも見頃の時期が遅いのが幸いしましたね。
野鳥を見る趣味のある方だと分かると思いますが、“何となくあの木は怪しいかも?”と野鳥の来そうな雰囲気を感じる時があります。
この桜の木も“場所といい、雰囲気といい、メジロが来そうや”と狙いを定めてみると、やはり数羽のメジロが来ておりました。

しかし、メジロの姿は見え隠れするものの、花が満開ゆえに中々全身を見せてくれない。
やっと体が見える花の隙間に出てくれたところをパチリ!


メジロが蜜を吸い始めると、ヒヨドリが邪魔をしにきてメジロが移動する。
枝の間でメジロがチラ見えしているが、よく動くのですぐに枝かぶりならぬ花かぶりになってしまう。
そんな風にあくせくとメジロの動きを追っているのも楽しい時間です。

ところで、少し前からシロバナタンポポも開花してきましたが、相変わらず不思議な感じを持ってしまいます。
地域によってはどこにでも咲いている野草ですが、湖北では咲いている場所はそれほど多くはないと思います。
子供の頃には白いタンポポがあるなんて知らなかったこともあって、毎年この時期になると不思議に思って見てしまうのですよ。
