一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

最近見た夢(2025-01-06、12、15、16、18)

2025-01-18 22:24:44 | 
最近見た夢を記しておこう。
まず、初夢は見たのだが、イメージっぽいもので、内容は忘れてしまった。
初めてストーリーっぽかったのが6日に見た夢で、私たちは2台のクルマに分かれて旅行をしていた。
いくつもの丘を越えて、私たちは休憩する。有吉弘行と菅田将暉が私に、「そこにいるカラスを、10分以内で手なずけてほしい」と課題を出された。
私は1分ほどかけたが、そこでアラームに叩き起こされた。
実は今年から目覚ましを1分早くセットしたのだが、それがアダとなった。あと1分遅くセットしていたら、どんな展開になっていたか。

続いて12日に見た夢。
この日は、私が職場を変える遠因となった、ヤツが出てきた。顔がそっくりなチョコプラ松尾ではなかったと思うが、なぜにヤツが出てきたのか、はっきりしない。

続いて15日に見た夢。
私はある祭りに参加していた。そこは山の斜面を利用していて、参加者が個々にテーブルを持ち寄り、料理を作っていた。
LPSAもいて、船戸陽子女流三段の姿を確認できた。LPSAから私に、小諸そば4人前をもらった。
小諸そばは1人前ごとに小分けにされていて、私は自分のテーブルに戻ると、小諸そばをゆで始めた。いっぺんにゆでるともったいないので、とりあえず1人前である。
そこに若い女性が来て、物欲しげだったので、小諸そばを1人前頒けてあげた。

続いて16日に見た夢。
私は6日間の予定で旅行をしていた。ある温泉に行こうと思ったのだが、見つからない。
1日をかけてその周辺をぐるっと回り、やっと温泉地を見つけた。だがそれは、最初に迷った場所と目の鼻の先だった。
温泉地に入ると、大きな建物の廊下に多くの男性客が浴衣姿で行き来していた。
だが私は石鹸を忘れてしまい、入ることができなかった。
でも隣接している山の斜面にも温泉場があり、多くの長テーブルとイスがあった。そこには浴衣姿の男性客がすわっており、横にはホステスが座っていた。温泉に入る前に、ホステスが男性客の話し相手になってくれるらしかった。
私もイスに座ると、北川景子が来てくれた。北川景子はとても綺麗で、ふたりで何てことのない話を15分くらいした。
そのうち北川景子に指名が入り、彼女は行ってしまった。
すると私の左にいた男性客が私のテーブルに来て、ラーメンを食べ始めた。

続いて18日に見た夢。
私は、たぶん家族で旅行をしていた。でも、その家族は私の知らない人たちだった。
その家族で豪華列車の旅行をすることになった。その豪華列車に乗る際、乗るドアを間違えてしまった。でも、目的の車両には行けた。
場面変わって、私は青年と旅行バッグを制作していた。それは昨年も作ったもので、制作にあたっては、コーチがついてくれた。
だが今年作ったバッグは、うっかりしてショルダーストラップを作り忘れてしまった。このコーチは、なんでそれを指摘してくれなかったのか。
私たちはショルダーストラップをあらためて作り、完成となった。
私たちは、中身がパンパンに詰まったバッグをふたりして持ち、台車に移し替えた。バッグは破れなかったが、ちょっと生地が薄い気がした。

このあたりで、今年1発目の夢物語をアップしておこう。
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谷川十七世名人、1400勝達成

2025-01-17 00:48:20 | 将棋雑記
きょう1月17日は、阪神淡路大震災30年。30年前のあの朝は号外が出た。それには「南近畿大地震」の見出しがあった。
あれから30年とは、時の経つのは早い。私も歳を取るわけだ。

   ◇

15日に行われた第83期順位戦B級2組8回戦で、谷川浩司十七世名人が郷田真隆九段に勝ち、公式戦通算1400勝を達成した。大山康晴十五世名人、羽生善治九段に次いで3人目の快挙だ。
2019年8月17日に谷川十七世名人が通算1324勝を達成し、加藤一二三九段に並んだとき、当ブログでは同年8月25日に、「谷川九段は、通算勝利数を2位にできるか」という記事を書いている。ちょっと、再録してみよう。


この17日に谷川浩司九段が公式戦通算1324勝を達成し、3位の加藤一二三九段に並んだ。
3位とは若干中途半端だが、新聞ではしっかり記事になっていた。11日の日本シリーズで藤井聡太七段が和服を着たことが新聞記事になったのも驚いたが、将棋もメジャーになったものだ。
ではここで、通算勝利10傑を記しておこう。

1位 羽生善治九段 1439勝594敗2持 0.7078
2位 大山康晴十五世名人 1433勝781敗2持 0.6472
3位 加藤一二三九段 1324勝1180敗1持 0.5288
3位 谷川浩司九段 1324勝852敗3持 0.6084
5位 中原誠十六世名人 1308勝782敗3持 0.6258
6位 内藤國雄九段 1132勝1000敗 0.5310
7位 米長邦雄永世棋聖 1103勝800敗1持 0.5796
8位 有吉道夫九段 1088勝1002敗 0.5206
9位 佐藤康光九段 1035勝631敗 0.6212
10位 桐山清澄九段 993勝939敗 0.5139
(2019年8月24日現在)

谷川九段は1977年2月の初対局から、42年6ヶ月での達成。年平均31勝だが、2010年度から負け越し数が多くなる。

2009年度 21勝16敗
2010年度 11勝18敗
2011年度 10勝17敗
2012年度 11勝15敗
2013年度 14勝22敗
2014年度 12勝20敗
2015年度 11勝17敗
2016年度 12勝18敗
2017年度 17勝14敗
2018年度 28勝19敗
2019年度 9勝11敗

谷川九段は2009年4月から2011年3月まで日本将棋連盟棋士会会長。同年5月から2012年12月まで専務理事。同年12月、米長邦雄会長(永世棋聖)の逝去に伴い、会長就任。以降、2017年1月まで務めた。
この間は成績が低迷し大きく負け越したが、会長辞任のあとは、激務から解放されたのがよかったのか、2017年度は8年振りの勝ち越しを決めた。そして2018年度は28勝を挙げ、2003年度・38勝以来の勝ち星となった。
大山十五世名人のように、多忙をエネルギーに変える人もいるが、このケースは稀。谷川九段のような棋士には、対局に専念させてあげなければいけないと思う。
では、谷川九段が通算勝利2位の1433勝を達成することはできるか。残り109勝だが、年度15勝すれば、あと7年半で抜ける計算だ。
これは谷川九段が還暦以後も健康に留意すれば、達成できる。
問題は、谷川九段が突発的な不調に陥って、順位戦をB級2組に降級してしまった場合だ。
何しろ、永世名人がB級2組で指したケースはない。谷川九段も、そこまで落ちて指したくはないだろう。
谷川九段の将棋は格調が高く、熱狂的なファンも多い。それだけに、自己の進退にも厳しくあると思われる。
いずれにしても私は、今後の戦いに注目している。


上の記事では、通算勝利1433勝に達するには、年度15勝をキープすれば、7年半で達成可能、と推察している。
しかしその間、順位戦でB級2組に降級しから現役を引退してしまうのではないか、とも書いている。
実際谷川十七世名人は2019年度、B級2組に降級してしまう。でも幸いなことに、谷川十七世名人は、現役を続けた。
ではここで、2019年度からの成績を書いておこう。

2019年度 18勝26敗
2020年度 13勝16敗
2021年度 15勝16敗
2022年度 15勝16敗
2023年度 15勝15敗
2024年度 9勝15敗

勝ち越しの年こそないものの、2019年度から2023年度まで、5年間で76勝。年平均15.2勝で、まさに私の読み通りの勝数である。
そしてここまでくれば、あとは健康に留意すれば、34勝(単独2位)は可能だろう。それがいつになるかだが、現在の年15勝ペースはやや鈍るとして、2027年7月ごろだろうか。
あぁ、2年半後のことなんか、考えたくもない。
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増田裕司七段の順位戦復帰の目を考える(4)

2025-01-16 13:10:58 | 目を考える
きのう15日、増田裕司七段の対局があった。では今年度の成績も含めて、確認しよう。

5月16日 第96期棋聖戦一次予選1回戦 ●長岡裕也六段
6月4日 第37期竜王戦6組昇級者決定戦1回戦 ○神崎健二八段
6月26日 第37期竜王戦6組昇級者決定戦2回戦 ○長岡裕也六段
7月2日 第18回朝日杯一次予選1回戦 ●長沼洋八段
7月17日 第10期叡王戦七段戦1回戦 ●矢倉規広七段
7月29日 第37期竜王戦6組昇級者決定戦3回戦 ○浦野真彦八段
8月13日 第66期王位戦予選1回戦 ○齊藤裕也四段
第33期銀河戦予選1回戦 ○脇謙二九段
第33期銀河戦予選決勝 ●村山慈明八段
9月5日 第37期竜王戦6組昇級者決定戦4回戦 ○黒田尭之五段
9月12日 第73期王座戦 一次予選1回戦  ○島本亮六段
9月19日 第37期竜王戦6組昇級者決定戦5回戦 ●山本博志五段
9月25日 第2回達人戦予選1回戦 ○畠山成幸八段
9月25日 第2回達人戦予選2回戦 ○阿部隆九段
10月3日 第66期王位戦予選2回戦 ●狩山幹生四段
10月16日 第73期王座戦一次予選2回戦 ○冨田誠也五段
10月22日 第2回達人戦予選3回戦 ○今泉健司五段
10月22日 第2回達人戦予選決勝 ○藤原直哉七段
11月6日 第73期王座戦一次予選3回戦 ●横山友紀四段
12月3日 第2回達人戦本戦1回戦 ●丸山忠久九段
12月25日 第38期竜王戦ランキング戦6組1回戦 ●島本亮六段
1月15日 第51期棋王戦予選1回戦 ○脇謙二九段
(13勝9敗)

第33期銀河戦の予選結果が発表され、増田七段は1勝1敗だった。昨年12月の達人戦公開対局で、増田七段のコメントが現役を諦めたふうだったが、やはり銀河戦は敗退していた。でも1勝したからよしとしよう。
第51期棋王戦は脇九段に勝利し、やっと連敗脱出。
順位戦復帰の条件「年度19勝12敗」には、残り「6勝3敗」が必要である。残る棋戦は4つで、以下の通り。

第38期竜王戦6組昇級者決定戦
第75期王将戦一次予選1回戦 山本真也六段
第51期棋王戦2回戦 上野裕寿四段
第75回NHK杯

対局は順繰りに進行していくものだから、NHK杯は別にして、ひとつの棋戦でそんなに多くは指せない。だから、満遍なく勝っていくことが大切である。
棋王戦の上野四段はちょっとキツイが、勝つしかない。
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第47期女流王将戦予選の枠抜け予想

2025-01-15 23:04:44 | 勝敗予想
8日から、第47期女流王将戦が始まった。
では、今期も予選の枠抜け予想をしてみよう。

【1枠】
室谷由紀女流三段VS(清水市代女流七段VS脇田菜々子女流初段)
鈴木環那女流三段VS(貞升南女流二段VS相川春香女流初段)

室谷女流三段と鈴木女流三段が勝ち上がると思う。室谷女流三段の振り飛車に鈴木女流三段の居飛車穴熊になると思われるが、予選の持ち時間は25分と短い。そうなると、自玉を見なくて済む穴熊は強い。鈴木女流三段が勝つと思う。

【2枠】
岩根忍女流三段VS(長沢千和子女流五段VS渡辺弥生女流二段)
中井広恵女流六段*VS(竹内優月女流2級VS佐原志依アマ)

中井女流六段がキャリアの差で勝つと思う。

【3枠】
山口恵梨子女流三段VS(上川香織女流二段※VS塚田恵梨花女流二段)
山根ことみ女流三段VS(中倉宏美女流二段※VS宮宗紫野女流二段)

最近、私の山根評は高くなっている。山根女流三段が抜けると思う。

【4枠】
和田あき女流二段VS(伊奈川愛菓女流二段VS武富礼衣女流初段)
野原未蘭女流二段VS(岩崎夏子女流2級VS井澤早紀アマ)

和田女流二段と野原女流二段が勝ち上がると思う。この戦いの予想は難しいが、最近女流二段に昇段して意気上がる野原女流二段の勝ちとしようか。

【5枠】
磯谷祐維女流初段※VS(石高澄恵女流二段VS高浜愛子女流初段)
加藤圭女流二段VS(田中沙紀女流1級※VS横村日和アマ)

磯谷女流初段と加藤女流二段が勝ち上がると思うが、磯谷女流初段が勝ちそう。何となくだが、最近加藤女流二段は自信を失っているような気がする。

【6枠】
内山あや女流初段VS(竹部さゆり女流四段VS堀彩乃女流初段※)
小髙佐季子女流初段VS(山田久美女流四段VS頼本奈菜女流初段)

女流名人リーグで安定した成績を残す、内山女流初段が抜けると思う。

【7枠】
(梅津美琴女流1級VS砂原奏女流2級)VS(島井咲緒里女流二段※VS伊藤真央女流2級)
上田初美女流四段VS(礒谷真帆女流初段※VS鎌田美礼女流2級)

根性の女流棋士・上田女流四段が頭ひとつ抜けてる感じ。枠抜けすると思う。

【8枠】
(矢内理絵子女流五段VS本田小百合女流三段)VS(崎原知宙女流1級VS岩佐美帆子女流1級)
千葉涼子女流四段VS(中村真梨花女流四段VS大城千花アマ)

本田女流三段と千葉女流四段の枠抜け戦になると思う。この予想も難しいが、本田女流三段としておこうか。

【9枠】
(斎田晴子女流五段VS宮澤紗希女流1級)VS(藤田綾女流二段VS和田はな女流1級)
加藤結李愛女流二段VS(○川又咲紀女流初段VS●藤井奈々女流初段)

なかなか難しいが、努力の人・加藤女流二段の枠抜けと予想する。

【10枠】
加藤桃子女流四段VS(長谷川優貴女流二段VS久保翔子女流1級)
大島綾華女流二段VS(木村朱里女流初段VS山口稀良莉女流1級)

加藤女流四段と大島女流二段の決戦となるだろう。最近売り出し中の大島女流二段もいいが、加藤女流四段の「奨励会女流初段・タイトル8期」の実績は捨てがたい。加藤女流四段の勝ち抜けとしておく。

【11枠】
今井絢女流初段VS(村田智穂女流三段VS森本理子女流2級)
石本さくら女流二段VS(松下舞琳女流初段VS華房永茉アマ)

今井女流初段はもうちょっと活躍してもいいと思うが、意外と静かだ。ただまあここは、今井女流初段の勝ち抜けで。

【12枠】
(中澤沙耶女流二段VS佐々木海法女流初段)VS(中七海女流三段VS榊菜吟女流2級)
室田伊緒女流三段VS(北村桂香女流二段VS山口仁子梨女流1級)

中女流三段の一択。

以上12予想で、どうだろう、8コは当てたい。
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振り飛車の神様

2025-01-14 23:41:18 | 男性棋士
きょう1月14日は、振り飛車の神様・大野源一九段の命日である。1979年の没だから、もう46年も経ってしまった。
大野九段は1911年生まれ。木見金治郎九段門下で、弟弟子に升田幸三実力制第四代名人、大山康晴十五世名人がいる。戦後から振り飛車を採用するようになり、その芸術的な捌きは、多くの棋士に影響を与えた。
大山九段(当時)が升田名人(当時)にタイトルを全部取られたころ、疲労困憊だった大山九段に、大野九段が振り飛車を勧めたのは有名な話である。

図は1962年9月3日に指された、第1期十段戦挑戦者決定リーグ・大山名人戦(主催:日本将棋連盟、読売新聞社)。
大野九段は三間飛車が得意で、左銀を4六に出る手を好んで指した(歩は4七が定型。以下の指し手も記したいのだが、長くなるので省略する)。
1969年度のB級1組順位戦は好調で、最終局を前に9勝3敗。もちろん自力だったが、最終戦に米長邦雄七段(当時)に敗れ、大魚を逸した。なおこのときの一戦は、のちに米長永世棋聖の脚色によって、「米長哲学」として、広く知られることになった。
1973年には、当時一般棋戦だった王座戦で、62歳にして挑戦権を獲得した。結果は中原誠王座に2連敗したが、その奮闘は当時大きな話題になった。
晩年はC級1組まで落ちたが、まだまだ腕に歳は取らせない、というところで、1979年1月14日、列車待ちのとき、踏切を無理に渡ろうとして、事故死。衝撃的な最期だった。
余談だが、この年から私は十段戦の観戦記をスクラップしはじめたのだが、陣太鼓氏(山本武雄九段)がこの訃報を伝えていたのを思い出す。
さらに余談だが、「大野の振り飛車」(弘文社、1971年)の古本を持っていたが、2017年の例の大掃除で、上のスクラップともども、(たぶん)棄ててしまった。まったく、あのときの私はどうかしていた。
それはともかくAI全盛の今、大野九段の捌きを彷彿とさせる若手棋士は、もう現れないだろう。
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